プリント基板のRoHS対応について教えてください

ハロゲン（ＴＢＢＡ）は臭素系（Ｂｒ）の化合物ですがＲｏＨＳで規制されているのはＰＢＢとＰＢＤＥの二種類のみで厳密には規制に含まれません。
但し多くの企業が自主規制物質に指定しています（インテルも最近始めた）ので相手先に確認が必要です。
完全成るハロゲンフリー化にはフラックスもハロゲンフリーを指定する必要が有ります。

Rohs対応に関しては、殆どの材料は問題ありません。というか、問題になる材料を現時点で耳にしたことがありません。
また、ハロゲンフリー対応に関しては、通常難燃剤としてハロゲン化合物を含みますが、ハロゲンフリー材（と言っても若干含有するものもあり。ローハロゲン材とも言えると思います。）も各社用意されています。
海外メーカーでもごく普通に取り扱っていますが、価格アップは現状では避けられません。

ハロゲンフリー材はやはり少々割高です。
それでも世間の波は，ハロゲンフリー材へと移行していくでしょう。
ハロゲンフリー材で検索してみると，いろいろなメーカーから出て
います。
松下さんや日立さんなどいろいろと当たってみてください。
外材（南亜さん）などはどの様になっているかはわかりませんが。

樹脂（基板、はんだレジスト）の難燃性を上げるためのリン化合物、ハロゲン化合物が該当しますが、殆ど対策が完了してると聞きます。