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PPS樹脂切削における表面光沢の改善方法
2023/10/16 08:28
- PPS樹脂を成形後切削加工する際、表面光沢を得ることができていません。
- 現在の切削条件では、成形時と同等の表面粗さであるRa0.5を達成することができません。
- 切削の回転数、送り、切削油を調整することで、表面光沢を向上させる方法を知りたいです。
樹脂切削
2008/06/03 21:30
PPS樹脂を成形後切削加工しています(仕上げ公差が0.03の為、成形のみでは公差確保出来ない為)PPS樹脂ガラス繊維30%入っています NC旋盤などで切削しているのですが表面光沢がでません、成形時と同等の表面粗さを求めています Ra0.5程度 現状ではRa1が限界です 製品の外形はΦ20です 切削の回転数、送り、または切削油で精度向上できる方法ご存知の方ご教授願います、
回答 (4件中 1~4件目)
→アフターユーさん
PPSは耐熱性が良好な樹脂ですが、GF強化グレードであっても最高使用温度は、280℃何秒というレベルであると認識してます。ナチュラルならもっと下。
他方、ガラス透明化に要する温度がその程度なのでしょうか?
2.での私の回答のごとく、削ってみてイマイチの結果しか得られず、限界だと諦めてました。実例等があれば参考にしたいです。
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ガラス加工のサイトを検索しますと、解決方法が見出せます。
ガラスを加工しますと、すりガラスになり、熱処理で表面の改質をして
透明にします。
当然、PPSに追加工し、熱処理等をすると、公差が変化します。
それが、加工のノウハウです。
購入予定のPPS材料メーカーに、相談しても、アドバイスを貰えると
思います。
PPS樹脂ガラス繊維30% → 現状ではRa1
これだけよく出せるモノだと感心します。
表面はどうなのでしょう? ガラス繊維が邪魔して面を荒らすような気がしますが。。。
ダイヤバイトを使って切削油(差障りは?)をかけて無理なら限界のように感じます。なお試すとしたら研削とかでしょうか?
素人回答で申し訳ありませんが,ガラス繊維入り樹脂を切削加工して光沢面を得ることは難しいと思います。光沢面とするには,樹脂とガラス繊維の混在する切削面を光の波長(数100nm)程度以下の凹凸で仕上げる必要があると思いますが,硬度差があるので凹凸は避けられないのではないでしょうか。
加工面が樹脂のみであれば,ダイヤモンドバイトで適切に条件を出せば光沢面が得られると思います。切削加工範囲の表面部のみ,ガラス繊維なしの樹脂でくるむ(ある種のインサートモールド)などできないでしょうか。