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超硬?ハイス?ダイス鋼?適切な切削加工材料選びについて
2023/10/16 10:30
- パンチで三角状の溝を入れたい場合、ハイスはパンチの寿命が短いため適していません。
- 一方、ダイス鋼は破損はありませんが、凹みや変形が起こる可能性があります。
- 超硬は対象の溝を入れるためには最適な材料であり、RT52、RT53、V4の試験を行いましたが、寿命を延ばすためにはまだ改善の余地があります。
超硬?ハイス?ダイス鋼?
2008/04/24 16:26
こんにちは。
SUS301の8Φ棒に溝を入れたいのです。
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こんな感じです。切削加工は工程の都合上選択肢にありません。
パンチで三角状に凹ませる(深さ3-3.5mm)ことになりました。
ハイスはパンチ20個トライで最大300回(平均100回)で破損。
ダイス鋼はパンチ15個トライで破損無し、
全て200回持たずに凹みや変形。
超硬はパンチ30個トライで最大1100回(平均400回)で破損。
テストした結果では超硬が有力候補に挙がったのですが
ランニングコストから考えて平均1000回までなんとか
寿命を延ばしたいのです。
超硬はRT52・RT53・V4を試してみました。
本来の用途とは違うので難しいことだとは思いますが
この系統の超硬を試してみたら?というようなものを
ご存じでしたら教えていただけないでしょうか?
回答 (3件中 1~3件目)
熱処理&材質&硬度の資料を以下に示します。
材質選定時に、参考にして下さい。
http://www.misumi.co.jp/assy/tech/book_197.htm
http://www.misumi.co.jp/assy/tech/book_196.htm
http://www.coguchi.com/data_s/tokusyu/tokusyu1/
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さて、鉄系は、硬度を上げると、
* 耐磨耗性も良くなり、変形や凹みにも強くなります
* しかし、カミソリの刃の如く、、脆くなります(破損/折れ易くなる)
ので注意が必要です。
ですから、材質は、外周が超硬と同等の硬度で、内部は靭性(少し軟らかい)
物が良く、先端がヘタってきたら、修正&熱処理でリフレッシュができる構造で。
そして、凹みや変形が多いのは、加工スピードが早過ぎるので、時間当たりの
負荷を軽減させるべきです。
また、破損/折れは、構造自体に問題があるので、先端加工形状は同じでも、
根元を太くすれば、破損はなくなります。
<機械工学的に、破損しない形状にして、凹ます(Vに塑性変形させる)>
一度、考えてみて下さい。
シルバーロイは試されました?超硬でもいろいろ違うらしいですよ。ちなみに回し者ではありませんが。