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2008/02/04 15:27
初めまして、お世話になります。
油配管加工で、溶接完了後に配管内部を塩酸により酸洗をするのですが、具体的な工程を教えてください。
濃度は何%か、何分漬けるのか、管理方法はどうするのか、などです。
作業手順書も必要なので、いい参考文献があるのかといったところも教えてください。
よろしくお願いします。
弊社で行っている酸洗を参考までに書いてみます。
工程としては、
脱脂→水洗(冬季は湯洗)→酸洗→水洗→中和→防錆
となります。
塩酸濃度は15%程度です。
脱脂にはアルカリ性の脱脂液を使っています。
脱脂をしっかりしないと酸洗時に落ちにくくなります。
又、酸洗をするパイプですがたまにニスのような防錆が
しているものがあり、これは酸洗では落ちないです。
中和、防錆は酸処理後錆びやすくなっているので
錆びにくくする処理です。
弊社ではディップ槽(ドボツケ)で行っていますが、
環境の関係で言うと特定施設になる為、監督署への届出が
必要な設備となります。
参考になれば幸いです。
脱脂は油脂類が取れれば問題ありませんのでシンナー洗浄でも大丈夫だと思います。Kwazさんの方法ですと使い捨ての方がよさそうなので・・・
中和ですが、これは酸洗後の水洗で落ちきらない微細な塩酸を化学反応で
中和するものだと聞いています。
ですから、アルカリ性を示すものです。
これについては、薬品会社に成分を任せてありますので・・・
はっきり言うとよく分かりません。スイマセン・・・
処理方法ですが、塩酸も脱脂薬品も中和薬品もすべて専門の業者に
引き取ってもらいます。
交換時期ですが専用のポイント管理方法があり(かなりややこしい)
それに沿っております。
御社の取引先に聞くのであれば、塗装の前処理を行っている業者さんなどに聞くと色々と教えてもらえるでしょう。
簡単なポイントですが、塩酸は温度が高いほど落ちやすくなります。
但し、35度以上(位だったかな?)にすると塩素ガスが発生するので、注意してください。
又、濃度が高いほど落ちやすいですがこれも高すぎると塩素ガスが出ます。
ヘタをすると死にますので気をつけてください。
あまり、参考にならなかったらすいません・・・
仕事人間さん、ありがとうございます。
やはり、脱脂、中和は必要なのでしょうか。
ちなみに、当社では配管にめくらをして酸を入れているので、同じやり方で脱脂・中和をしなければなりません。
脱脂・中和に何を使用するのか、またこれらの処理方法・交換時期など更に教えていただければありがたいです。
2008/02/05 13:42
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