このQ&Aは役に立ちましたか?
エアシリンダの内径15mmと16mmについて
2023/10/17 15:47
- エアシリンダの内径が最近15mmから16mmに変更されていることが多いです。
- 15mmを使っている人が同じものを取り寄せようとすると、16mmしか取り寄せられないことがほとんどです。
- 15mmから16mmに変更された理由や互換性、エア流量の変化など、メーカーのモデルチェンジについて疑問があります。
エアシリンダの内径15mmと16mmについて。
2009/05/29 13:42
教えて下さい。
エアシリンダの内径ですが、以前15mmだったのが、最近16mmに変わって
しまっているのが、多く見受けられます。
15mmのを使っていて同じ物を取り寄せようとしても、16mmのしか取り寄せ
られない事が殆どです。
この点に付きまして、2点教えて頂きたい事がございます。
?15mm→16mmに変わってしまった理由は?
?設計者ではないので良く分からないのですが、
取り付け寸法が同じならば、15mm→16mmに変わってしまっても
互換性はあるのでしょうか?
?使い方にもよるでしょうが、エア流量が変わってしまい使えないことが
あると思うのですが、メーカーは何故こんなモデルチェンジをしたので
しょうか?
質問者が選んだベストアンサー
以前はミリ表示で、日本人的感覚で、φ5mm、φ10mm、φ15mm、φ20mm
のようでした。
最近は、JISからISOへ、インチへも対応する系列
1/16インチ;1.59mm、 2/16インチ;3.18mm、 3/16インチ;4.76mm
4/16インチ;6.35mm、 5/16インチ;7.94mm、 6/16インチ;9.53mm
7/16インチ;11.11mm、 8/16インチ;12.7mm、 9/16インチ;14.29mm
10/16インチ;15.88mm、11/16インチ;17.46mm、 12/16インチ;19.05mm
13/16インチ;20.64mm、14/16インチ;22.23mm、 15/16インチ;23.81mm
16/16インチ;25.4mm
で、15mmより16mm(約10/16インチ)を製作するメーカーが増えました。
そして、できるだけ互換性を考慮して、変更をしていました。
また、ボアサイズアップは、大は小を兼ねるにて、出力は問題なしです。
レギュレター圧を少し下げれば、同等の出力にもなります。
最後に、圧縮性があるエアの流量がφ15mm⇒φ16mm(13.8%アップ)に
増えても余裕率の範囲で、さほど問題にはなりません。
機械強度が持つや持たないの見地からは、出力も13.8%アップですが、
持つと思います。設計時に安全率を視ているが理由です。
しかし、圧力等での使用では、問題が生じると思います。
さて、シリンダのボア径をφ15mm ⇒φ16mmにサイズ変更する部分のみ
専用にレギュレターを取付て、圧力を13.8%ダウンさせる設計を行えば
問題はないと考えます。
但し、専用レギュレターを取付けるスペースが必要ですが。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2009/05/29 16:13
早々のご回答ありがとうございます。
なるほど、やはりここでもISOへの統合が影響してくる訳ですね。
古い機種で社内に実機がなくテストが出来ないので、
ボアアップでの出力増加が、どの様な影響がでるかが把握できない。
と、言う理由で、設計部門に変更を拒まれてしまって困っています。
実機に付けて試運転してみないと、やはり心配なものですか?