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ゴムのばね定数とは?
2023/10/17 16:46
- ゴムのばね定数とは、円筒状のゴムを両端面で加圧した際の変位と荷重の関係の傾きを示す指標です。計測方法や必要な仮押しの回数についても解説します。
- ゴムのばね定数の計測には、一般に仮押しを複数回行い、その後のデータを使って算出します。なぜ仮押しが必要なのか、なぜ仮押し回数が決まっているのかについても説明します。
- ゴムの性質にはヒステリシスがあり、1回目の加圧時と減圧時で変位と荷重の関係が異なります。仮押しを繰り返すことで、2回目以降はより精度の高いデータを得ることができます。このような理由から、仮押しはゴムのばね定数の計測において必要な工程となります。
ゴムのばね定数
2009/04/30 21:18
お世話になります。
素人です・・・。
標記の件について御教示頂きたく。
例えば円筒状のゴムを両端面で加圧、変位と荷重の関係における傾き(ばね定数)を求めたい。(算出する変位の範囲は実使用領域で決まってる)
?2回仮押ししてから3回目のDataで算出するのですが、一般に何回か仮押しして測定するものでしょうか?
?1回目と2回目、2回目と3回目である程度時間をあける必要があるのでしょうか?時間をあけるくらいなら仮押しの必要など無いような気がするのですが・・・。
?仮押しが必要な理由って何でしょうか?
ゴムはヒステリシスをもつので1回目の加圧時と減圧時で変位と荷重の関係において同じ線をたどらない。2回目加圧時は1回目減圧時と同じ線をたどり、減圧時も1回目よりも加圧線に近づく。3回目くらいでそれが安定してくるので3回目を測定、こんな感じの理解で良いのでしょうか?
以上、ちょっとうまく説明できなかったのですが
宜しくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
金属のバネの様に、ハッキリとした繰り返し数値がでません。
ゴムの材質名で、物性を確認して、計測値との整合性を確認すると、
より確かになります。
ゴムの一般的内容を記したURLを添付しておきます。
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JIS-K-6254に次の記載があります。
試験片に25%の歪みを4回連続して与え、(2回目以降は1回目の25%に相当す
る歪み)圧縮力と歪みとの関係を記録する。この曲線から4回目圧縮時の曲線
で曲線の立ち上がる点からの歪み が10%、または20%のときの圧縮力を求める。
やはりゴムの圧縮特性はヒステリシスをもつので,何回か仮押しして測定す
ると思われます。参考となりそうなサイトを紹介しておきます。