このQ&Aは役に立ちましたか?
熱伝達率についての疑問
2023/10/17 17:23
- 物体の放熱面積1?について、温度差1℃あたり約12Wの熱伝達ができることがわかりました。しかし、この12Wは無風状態の空気の値なのか疑問です。
- 熱伝達率は物体の温度と周囲温度によって変化することがわかりました。鉄の融点1535℃と周囲温度25℃の場合、熱伝達率は370W/?・K程度になると言われていますが、その根拠が分かりません。
- ネットでの調査をしても、熱伝達率についての情報は複雑であまり見つかりません。疑問が解消せず、困っています。教えていただけると助かります。
熱伝達率について
2009/04/20 12:27
放熱面積1?について物体と周囲温度の温度差1℃あたり約12Wの熱伝達(≒放熱)ができるとのことですが、この12Wは無風状態の空気の値でよろしいでしょうか?
また、熱伝達率なる係数は定数ではなく、物体の温度が鉄の融点1535℃とし
周囲温度を25℃とした場合の熱伝達率は370W/?・K程度の値になるそうなのですが、370W/?・Kの値の根拠がどうしてもわかりません。
ネットなどにて調査しているのですが、かなり複雑なようで、なかなかHITしない状態です。お恥ずかしいかぎりですが、ご教示願います。
質問者が選んだベストアンサー
ご質問の12もしくは370W/?・Kは先達が苦労して実験して求めた値だと思います。
そして、参考書の値からすると、12W/?・Kという値は無風もしくはそれに近い状態だと思います。
さて、原理原則から申しますと、熱伝達率(もしくは熱伝達係数)は2つの物体の接触面しか問題にしてません。
ご質問のような風のある・なしなどは空気層での「熱伝導」の話で、熱伝達率の話ではありません。
ただし、上記のことはあくまで理論上の話で、実際はこの値は空気層の流れも含めた実験条件で1~2桁も変わってしまいます。
熱伝導の教科書にも範囲をもたせた値がのってます。
これは結局、理論的に出せる値でなく、実験で出すしかないせいだと思います。
境界層や鉄の面性状など影響因子は多くあるので、理論的に出す意味が実用上ないとまで言っても過言ではないと個人的には思ってます。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
お礼
2009/04/20 17:42
お忙しい折、大変ありがとうございました。ぼやけていた輪郭が見えてきた感覚です。今後とも宜しくお願い致します。