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センタレス研削ワークの芯高と真円度について
2023/10/17 21:37
- センタレス研削盤で硬質クロムメッキ後に軸軽φ16に研削加工(停止研削)を行っていますが、真円度が悪くなります。
- 研削砥石と調整車の芯高とワークの芯高が影響しているように思います。
- 芯高が低い場合、芯高が高い場合の真円度にどのような影響が出るのか、適正なワークの芯高の決め方を教えてください。
センタレス研削のワークの芯高について
2009/01/26 22:22
センタレス研削盤で硬質クロムメッキ後に軸軽φ16に研削加工(停止研削)を行ってますが、真円度が悪くなります。(3点マイクロで測定して5ミクロンですが、リングゲージに入れると通らない)研削砥石と調整車の芯高とワークの芯高が影響しているように思いますが、芯高の影響を教えて頂けないでしょうか。芯高が低い場合、芯高が高い場合の真円度にどの様な影響がでるのか、また、適正なワークの芯高の決め方をご教示お願いします。研削盤の砥石径は405mm、調整車は250mm位です。現在職人が2名おりますが芯高についての知識が殆ど無いために困っております。宜しくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
質問の回答から外れるかもしれませんが、センタレス加工の場合、芯高の設定も重要な要素ですが、砥石の切れ味も重要です。切れ味が悪いとびびり振動によって真円度が悪くなります。メッキ加工無しの場合とメッキ加工後の砥石は同一の物をお使いですか?一度砥石メーカーに使用条件など確認して見ると良いかもしれません。メッキは硬度が高いと思いますので、砥石の仕様を変える必要があるかもしれません。メッキ加工後のブランクの研削代はどれくらいなのでしょうか?あまり研削代が少ないとワークの真円が出る前に研削を終了してしまうことになります。真円度が出ない要因として研削代の少なさも考えられますので検討してみてください。
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機械の状態が不明だが
基本的に2μ程度は問題ないはず。
下記URL(芯高角)を参考にして下さい。
あたり前の話ですが、スルーフィードの場合調整車に僅かながら傾きを持たせて
ワークが進むように設定します。
この傾きがある以上完全な真円になることは無いと考えます。(違う意見の人もいますが)
現実的には先に述べたように2μ以下は十分に可能です。
真円度が良いワークでも悪くなる事は無い。
下手な円筒研削よりも遥かに信頼性があります。
セッティングを決めるのに砥石の切れ味やフレードの状態なども関係してくることがあり
あまり簡単では無いように思いますが
ベアリングみたいに同じものを大量に加工するのなら あまり苦労はしないでしょうね。
ごめんなさい。
停止研削でしたね。
スパークアウトの時間を長めに取るぐらいしか思い浮かばないですね。
お礼
2009/01/27 22:04
URL大変参考になりました。芯高角を計算し、適正芯高を9mmにて設定することにしました。その前に現状の芯高がどれくらいになっているか測定するために芯高測定治具を製作し、計った結果マイナス6~7mmで低いことが判明しました。メッキの膜厚のバラツキにより歪みが有るところに芯高が低いために歪みが修正されにくいということでしょうか?
真円度が良いワークを研削する場合は真円度が悪くならないのでしょうか?
(芯高が低くても)というのはメッキ無しのワークでは真円度の崩れによる問題発生が有りませんでした。(実際には有ったのかもしれませんが気がつかなかっただけかも)
お礼
2009/01/28 22:23
アドバイス有り難うございます。砥石はメッキ有り、無し同じ砥石を使用しております。メッキ品の研削の割合が低いものですから、砥石を交換する手間を考えると対応出来ておりません。砥石の切れは悪く無くてびびりは発生していない様に思います。
研削代はメッキの付き具合が軸端に偏る為に少ないところで0.06~多いところで0.15位の研削代となっております。メッキ厚を増やして研削代を稼ぐことになると軸端に近い部分に軸サークリップ溝が有るのでこの溝のメッキ前寸法を見直すことになりますが、研削品質を上げる為に設定し直さないといけないですね。