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締切済み
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:最大実体公差方式)

最大実体公差方式とは?マルRの意味を教えてください。

2023/10/18 01:52

このQ&Aのポイント
  • 最大実体公差方式についての図面を入手しました。図面には同軸度の最大実体公差とマルRの記載があります。マルRの意味を知っている方は教えてください。
  • 最大実体公差方式とは何か、また図面に記載されているマルRの意味を教えてください。
  • 顧客の図面に最大実体公差方式とマルRの記載があります。マルRの意味について知っている人は教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

最大実体公差方式

2010/09/06 10:28

顧客の図面に同軸度の最大実体公差のマルMの横にマルRの
記載がある図面を入手しました。
何方かマルRの意味をご存知の方はご教示願います。

回答 (2件中 1~2件目)

2010/09/09 09:54
回答No.2

マルRはreciprocity requirement(RPR)と言い,「ISO 2692-2006」に記載されています。
対応するJISは「JIS B 0023」になりますが,まだ改正されていないため詳細を知るにはISOを買って読むしかありません。

絵を使わないで説明するのは難しいのですが,以下に少し書いてみます。

簡単に言うと,マルMは幾何公差を緩めることを意味しますが,マルRは許容限界寸法を緩めることを意味します。

同軸度ということなので,穴の場合と軸の場合の2パターンで説明します。

<軸の場合>
仮に,軸の直径:φ10±0.1,同軸度:φ0.1 とします。

マルMの意味は,軸の直径がMMC(φ10.1)であれば同軸度はφ0.1で管理しなければなりませんが,軸の直径がLMC(φ9.9)であれば同軸度φ0.3で管理することが許されます。

マルRの意味は,例えば実際の部品の同軸度がφ0.04だった場合,基となる同軸度φ0.1との差0.06を許容限界寸法に加える(軸を大きくする)ことが許されます。つまり,軸の直径は9.9~10.1とされていたものが,9.9~10.16までOKとなります。完全に同軸に出来ていたら,軸の直径は9.9~10.2までOKとなります。

<穴の場合>
仮に, 穴の直径:φ10.4±0.1,同軸度:φ0.1 とします。

マルMの意味は,穴の直径がMMC(φ10.3)であれば同軸度はφ0.1で管理しなければなりませんが,穴の直径がLMC(φ10.5)であれば同軸度φ0.3で管理することが許されます。

マルRの意味は,例えば実際の部品の同軸度がφ0.03だった場合,基となる同軸度φ0.1との差0.07を許容限界寸法に加える(穴を小さくする)ことが許されます。つまり,穴の直径は10.3~10.5とされていたものが,10.23~10.5までOKとなります。完全に同軸に出来ていたら,穴の直径は10.2~10.5までOKとなります。

お礼

2010/09/09 11:13

がるで様
ISO規格であることまた内容についても具体的に説明して頂き
大変参考になりました。
ありがとうございました。

質問者

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質問する
2010/09/07 16:14
回答No.1

JIS B0021 製品の幾何特性仕様(GPS)
-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式
を参照下さい。マルP:突出公差域、マルM:最大実体公差方式、マルL:最小
実体公差方式、マルF:自由状態、マルE:包絡の条件 などが紹介されてい
ます。マルRは一般的ではないようですが、マルMの補足で実測外形(実体)を
意味するように思います。

お礼

2010/09/09 11:08

要素奇知様
連絡が遅れて大変申し訳ありませんでした。
ISOの規格であることが分かりました。
ありがとうございました。

質問者

お礼をおくりました

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