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転位とかみあいピッチ円直径の関係についての疑問
2023/10/18 04:40
- 転位しているのにかみあいピッチ円直径が基準円直径と同じとなるということに疑問を感じています。
- かみ合いピッチ円直径は歯直角転位係数の和が0になるため、同じになるのですが、転位の符号によって大きさが異なるのではないかと考えています。
- プラス転位は転位分が大きくなり、マイナス転位は小さくなる傾向があるため、かみあいピッチ円直径も異なると思われます。
転位 と かみあいピッチ円直径
2010/06/14 17:06
正面モジュール 40
正面圧力角 20° 0’ 0”
小歯車 歯数 15 歯直角転位係数 0.2
大歯車 歯数 79 歯直角転位係数 -0.2
歯直角転位係数の和 0
正面かみ合い圧力角 20° 0’ 0”
中心距離修整係数 0
中心距離 1880
基準円直径 600 3160
かみ合いピッチ円直径 600 3160
上記の仕様について、計算式でも算出でき、あっていると思うのですが、
転位しているのにかみあいピッチ円直径が基準円直径と同じとなるというのが
納得できません。
かみあいピッチ円直径は歯直角転位係数の和が 0になるので同じになるのですが、プラス転位は転位分大きくなり、マイナス転位は小さくなるような気がしてなりません。
どうか、わかりやすく説明していただける方、ご教授のほどよろしくお願いいたします。
回答 (2件中 1~2件目)
詳細確認をしたわけではありませんが、
>小歯車 歯数 15 歯直角転位係数 0.2
>大歯車 歯数 79 歯直角転位係数 -0.2
で、小歯車がプラスの転位係数となっている事と、モジュール40と大きくて小歯車の
歯数が15Tと少なめなので、モジュール40の最低歯数が15T前後だから、プラス転位
係数としているのかな。
又は、類似内容の加工の面で。
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転位してもピッチ円直径が基準円直径と同じになります。ここでは小歯車と
大歯車の転位係数の和が0なので、中心間距離も同じです。転位によって異な
るのは歯のたけであり、歯先円と歯底円の寸法が違ってきます。
それぞれのかみあいピッチ円直径は 基礎円直径/cos(かみ合い圧力角)で
計算できます。転位によりかみ合い接触点がずれるので、かみ合い圧力角は
工具圧力角20°からずれるため、かみあいピッチ円直径はもともとのピッチ
円直径からずれます。
補足
2010/06/15 17:45
中心間距離も同じということは理解できるのですが、大小それぞれのかみあいピッチ円直径は基準円直径とおなじということで良いのでしょうか?
転位しても基準円直径(歯数×モジュール)上で歯車同士が噛み合うという理解で良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。