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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:薄板のねじ締結による曲げ応力と変位量)

薄板のねじ締結による曲げ応力と変位量

2023/10/18 08:44

このQ&Aのポイント
  • 薄板のねじ締結による曲げモーメントが発生し、薄板下端が変形し折れる可能性がある。
  • 薄板下端の応力と変位量の計算方法が知りたい。
  • 上記条件で問題が生じないかを教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

薄板のねじ締結による曲げ応力と変位量

2010/02/27 09:32

薄板の下端は固定、上端を相手方部品にボルトで固定した時に、ボルトの締め付けトルクにより薄板に曲げモーメントが発生し、薄板下端が変形し折れてしまう事を心配しています。

ボルト:M6(フランジ付き)
ボルト等価座面直径dw:9.8mm
締め付けトルク:6Nm
薄板:幅14mm、厚み0.8mm、長さ50mm(材質C1100)

上記条件で薄板下端の応力と変位量の計算方法と上記条件で問題が生じないかをご教授下さい(上記条件以外に必要な条件がありましたらご指摘して頂き、その場合は何か値を仮定した場合の計算例を記載頂ければ幸いです)。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2010/03/01 10:02
回答No.3

問題は2点あると思います。?フランジ付ボルト締付時のモーメントによる
上端部の変形?固定下端と締付の上端に変位の生じる可能性がありますから,
これに起因する下端の曲げ応力。
?については,基本的には回答(2)さんが述べられているとおりです。実際に
はt0.8の薄板なので,はりとして剛性を保つとは思えませんので,はりの計算
での検討だけでは疑問です。たとえば座面直径の1.5倍の円盤として捉えた場
合,円周方向の引張応力はσ=μ(T/dw)/{(1.5dw-d)・t}
=0.5×(6×1000/9.8)/{1.5×(9.8-6)×0.8}=67.1 N/?^2
<0.6×245=147(許容応力)なので,すぐにしわが発生するレベルではないよ
うに思います。ただしボルト座面の摩擦がμ>1.1になると塑性変形の可能性
が生じます。
次に?については締付けで生じるたわみ変位δがδ=PL^3/(3EI),曲げ応力σは
σ=PL/Z ですから σ=3Eδt/(2L^2)<(許容応力) を確認下さい。

補足

2010/03/02 22:30

ご回答ありがとうございます。
色々な意見が出てくるので、参考になります。

?の計算式ですが、回答(2)さんの計算式はσ=M/Z(ボルトトルク6000Nmmという事でMには薄板の長さLの概念含まず)、回答(3)さんの式はσ=3Eδt/(2L^2)という事でLを含みます。

M=L*P, Z=bh^2/6, σ=M/Z, δ=PL^3/(3EI), I=bh^3/12

どちらも上記式から算出されたものですが、どちらが正しいのでしょうか?
(ボルトトルクと薄板への力の伝達の考え方について悩んでいます)

質問者

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その他の回答 (5件中 1~5件目)

2010/03/03 09:32
回答No.5

どちらも正しいと言えます。ただし曲げモーメントの方向が違うので,たわ
み方向も違ってきます。(2)さんの提示は締付のモーメント(ボルト軸線周
り)が加わったとき,板断面に作用する曲げ応力であり,曲げの軸線は
幅14の中心線,最大応力は幅14の端面で生じることになります。
一方当方の(2)の提示では曲げモーメントは薄板幅方向の軸線=ボルト軸線に
対し直角方向 周りであり,曲げの軸線は厚み0.8の中心線,最大応力は
厚み方向の端面に生じることです。ある程度の幅を持つ板であれば一般的に
は(2)の条件のほうが厳しいと思われます。

回答(3)に追記するつもりでしたが,別欄記載となりました。

(2)の検討ではσ==3*117600*0.24*0.8/(2*50^2)=13.5N/?^2⇒OKになる
と思います。たわみδは10mm程度許容できることになります。

計算式に問題はありません。

補足

2010/03/03 23:35

ご丁寧な回答、ありがとうございます。

やっと理解できました。

まとめると、下記となるかと思います。

(1)ボルト軸線周り
σ=μ(T/dw)/{(1.5dw-d)・t}
=0.5×(6×1000/9.8)/{1.5×(9.8-6)×0.8}=67.1 N/?^2
<0.6×245=147(許容応力) ⇒OK

(2)薄板厚み中心軸周り
σ=3Eδt/(2L^2)
 =3*117600[N/mm2]*0.24[mm]*14[mm]/(2*50[mm]^2)=234
>0.6×245=147(許容応力) ⇒NG

ご指摘の通り、(1)より(2)の方が厳しく、(2)ではNGですので、薄板の幅、厚みを変更する必要があるとの結論になります。

以上、このような解釈で良いでしょうか?

定規のようなものを仮定し、薄手方向から押して曲げようとするのを想像しています。

M=L*P, Z=bh^2/6, σ=M/Z, δ=PL^3/(3EI), I=bh^3/12
b:薄板厚み、h:薄板幅

ですので、上式を変形すると、σ=3Eδh/(2L^2)となり、h=14mmを代入すると考えていますが、何か勘違いしていますでしょうか?

質問者
2010/03/01 18:47
回答No.4

もう少し簡単に考えましょう。
相手方部品(M6の雌ねじ加工)⇔ C1100銅板 ⇔ M6フランジ付きボルト
の組み合わせで、摩擦係数を
相手方部品 ⇔ 銅板 > 銅板 ⇔ M6ボルト にすれば、
相手方部品 ⇔ 銅板が止まり側になり、銅板 ⇔ M6ボルトが滑り側になります。
例えば、相手方部品にアヤメのローレット模様を加工すると共に、銅板のボルト側を磨き仕様
にし、M6フランジ付きボルトの座面がメッキ等ですべすべであれば、
ボルトの締め付けトルクにより薄板に曲げモーメントが発生し、薄板下端が変形し折れて
しまう事を心配はしなくて良いです。
薄板が、幅14mm、厚み0.8mm、長さ50mmで材質C1100なら、特に厚み0.8mmなら前述のような
設計配慮をすべきです。

C1100の厚みが0.8mmなので、ボルトの締め付けトルクにより薄板に曲げモーメントが発生し
ない工夫をする事が一番設計に大切です。

2010/02/28 18:23
回答No.2

絵があると非常に便利
http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100228180903.jpg
座面に引っ張られ
薄板に力が加わるのですが
薄板の厚みが0.8ということなので

赤いところ変形します

C1100の材質が使ったことないので持つかどうか不明ですが

単純に計算するなら
曲げ応力
τ=M/Z・・・(1) M:モーメント Z:断面係数 
  Z=L*P L:長さ P:力
これでいい

ただトルクが100%伝わったときです

軸力は使わない
ボルト軸力W=5kN、薄板との摩擦係数μ=0.2と仮定すると、・・・x

締め付けた時点のトルクが100%ダイレクトに伝わると仮定すると

締め付けトルク:6Nm
なので
6000N・mm

ダイレクトに伝わった場合
接合部にかかる 力は

6000N・mm

ストレスは
6000/(0.8*14^2/6)=229.6N・mm3

銅の引張り強さは215000N/mm2 ・・・x
C1100 の 引っ張り強さは  245 N/mm2
http://www.zairyo-ya.com/info/zaisen_tebiki_2.html

ダイレクトに伝わると 微妙

0.2× なら 45.9
安全率
245/62.72 = 5.3

ただ薄いのでひねる可能性もあるので
bとhをひっくり返して
6000/(14*0.8^2/6)=4017.85N・mm3

話にならない

感覚的に話すと
6000N・mm = 600gを 10cm にかけた と同等
14幅のt0.8 の銅を その力で ひねったら 薄手方向に曲がる


http://mcnc.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20100227150343.jpg
の構造ではひねりにくいかも知れないが
ひねる可能性もあるので 破断しないとは言い切れない
また
締切れば トルクはダイレクトに 伝わると思われるので その場合も微妙
また軸力に圧縮で座面が潰れるので
その検討もしないと

補足

2010/02/28 18:51

ご回答ありがとうございます。
このような事がシミュレーションで再現できるとは驚きです!!

材料が持つかどうか、曲げ応力を計算してみました。
(正しいかどうか自信がないですが)

断面係数Z=bh^2/6=0.8*14^2/6=26.1mm3

ボルト軸力W=5kN、薄板との摩擦係数μ=0.2と仮定すると、
P=μW=1kN M=L*P=50*1000=50000Nmm

よって、τ=M/Z=50000/26.1=1913N/mm2
銅の引張り強さは215000N/mm2より、せん断強さを0.6倍としても129000N/mm2となり、τの70倍程度となり問題なし。

上記計算方法で間違いないでしょうか?

質問者
2010/02/27 11:13
回答No.1

図を描いて構造を説明してもらえると助かります。

参考URLに画像をアップできる掲示板を紹介しておきます。

構造を見せてもらってから回答すべきとは思いますが・・・・
塑性変形が起こる可能性はありそうですが、だからといって延性の高い銅
材料が折れてしまう可能性は少ないでしょう。振動などがあって、繰り返し
応力がかかるようであれば話は別です。

固定側の部材と相手方部品がどのような関係にあるかがキーポイントと
思います。?固定側の部材に対してお問い合わせの薄板で相手方部品を支持
するような構造の場合、?固定側の部材と相手方部品は別の手段で剛的に
結合されていて、相互の位置関係が変化しないと考えられる場合、?固定側
の部材に対して相手方部品が動くような構造の場合では、全く結果が異なる
でしょう。

構造図アップ有難うございました。

上側の部品は銅の薄板で空間に支持されていると理解していいのでしょうか?

仮にそのような構造であれば、ボルトの締め付けトルク云々以前に、構造設
計として成り立たないでしょう。

おそらくは、下側の剛体と上側の部品は、銅薄板以外の構造で相対的な関係
が決定されているように想像します。

お問い合わせのような銅の薄板をボルトで締める構造は、分電盤における
バスバーでの接続などでよく見かけます。前にも書きましたが、銅板が塑性
変形する可能性はありますが、繰り返し応力がかからなければ、折れること
はないと思います。

ボルトを回転させることで、銅の薄板にはトルクがかかり、トルクによって
板の断面には剪断力が発生します。剪断力はトルク発生原点からの
の半径に反比例しますから、剪断力が大きいのは下端の剛体側ではなく
ボルトに近い側です。
下端側について言えば、締め付けトルクによる応力は上記の通りであって
問題視する必要ありません。

下端の取付部については、
銅薄板上端の穴位置と上端側部品の穴位置にずれがあったり、高さが違って
いた場合には、組み付け・ボルト締め付けの際に銅薄板に変形が生じるでし
ょう。弾性限度を応力がかかれば塑性変形を起こすでしょうが、塑性変形
することでそれ以上の応力は働かないので、折れることはないでしょう。

説明の仕方を間違えて、余計な心配を掛けているのではありませんか?

補足

2010/02/27 15:08

早速の回答ありがとうございます。
ご指摘の通り、どのような構造かをご指示のURLに図示しました。

img20100227150343.jpg

よろしくお願いします。

説明不足で申し訳ございません。

上側の部品は別の剛体で支持されており、薄板で支持はしておりません。
(上側剛体部品のめねじにボルト締結で連結されるイメージです)

分電盤でよく見かける構造という事で少し安心しましたが、定量的に証明したいと考えています。

上記構造で何か一般的な計算式がございましたらご教授頂ければと思います。
(ウェブで少し探して見ましたが、見つかりませんでした)

お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。

薄板にトルクがかかる場合、曲げとねじり応力がかかると考えています。
教科書には下記記載があります。

曲げ応力
τ=M/Z・・・(1) M:モーメント Z:断面係数 
  Z=L*P L:長さ P:力

ねじり応力
τ=T/Z・・・(2) T:トルク Z:断面係数
  Z=PI*d^3/16 d:円形直径(中実の場合)

上式によるとねじりはご指摘の通り半径の3乗に反比例しますのでボルトから離れればせん断力は小さくなりますが、曲げの場合長さに比例しますので薄板下端がせん断力が大きくなるような気がします。

今回の事例の場合、応力に対してどのように考えれば良いのでしょうか?

ご指導よろしくお願いします。

質問者

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