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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値を…)

ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値は何ですか?

2023/10/18 14:43

このQ&Aのポイント
  • SUS403の焼入れ焼き戻し状態の機械的性質はJISG4303-2005ではシャルピー衝撃値147J/cm^2と規定されています。
  • 古いJISの、JISG4303-1998の表10では、ノッチ深さ2mmでシャルピー規定値は147J/cm^2であり、ノッチ深さが5mmと2mmと異なるため、同じ衝撃値はありえないと考えられます。
  • 質問の解決方法としては、以下の選択肢が考えられます: 1.JISが間違っているため、衝撃値の値を変更すべきである。 2.新JISの試験片の形状指定が間違っているため、ノッチ深さ2mmの試験片を指定すべきである。 3.新JISの試験片の記載形状が間違っている。 4.中国の国家標準であるGBでは、衝撃値を118Jと規定しています。
※ 以下は、質問の原文です

ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値を…

2011/07/07 14:08

ステンレスSUS403焼入れ焼き戻し材の衝撃値を教えてください

SUS403の焼入れ焼き戻し状態の機械的性質はJISG4303-2005ではシャルピー衝撃値147J/cm^2と規定され、試験片形状については規定がない。JISZ2242-2005の規定では、6.2.2項に「特に指定がない限り、ノッチ深さ5mm・・・」となっている。
ところが、古いJISの、JISG4303-1998の表10では、「シャルピー衝撃値はJISZ2202の3号試験片が採取できる・・・」とあり、JISZ2202-1980の3号試験片はノッチ深さ2mmでJISG4303-1998の表10のシャルピー規定値は147J/cm^2である。
ノッチ深さが、5mmと2mmと全く異なるのに、同じ衝撃値はありえないと考えるが、どのように考えたらよいか、教えてください。現在次のどれかに迷っています。
1.JISが間違っている。(ISO規格を取り入れる時点で、衝撃試験片が変更になっているのに前のままの試験片の値を記載した)試験片が変更になっているので衝撃値の値を変更すべきである。
2.新JISの試験片形状指定の間違いである。ノッチ深さ2mmのUノッチ試験片を指定すべきである。
3.新JISの試験片の記載形状が間違っている。
4.中国の国家標準であるGBはGB/T 1220-2007の表9で118Jと規定している。
これが正しい値である。もし、これであれば、この118Jの正しい根拠もあわせて教えてください。
なお、このようなJISの内容に関する質問はどこにすればよいか教えてください、同じ質問をJISG4303の素案作成者であるステンレス協会に質問しても返事がありません。

回答 (3件中 1~3件目)

2011/07/08 08:16
回答No.3

私も、回答(1)のように考えることが適切と思います。

その上で、質問者さんの疑問を理解することができます。

考え方は、次のように整理することが、JISの解釈として適切と思います。
    JIS Z 2242は、試験規格です。
 一方、JIS G 4303は、製品規格です。

両方ともJIS規格ですが、同格ではなく、異種の規格です。
試験規格は一般規格、製品規格は個別規格です。一般規格と個別規格が規定
されている場合は、個別規格が優先するのが、規格解釈の原則です。

ということで、試験片の(ノッチの)形状は、JIS G 4303の方をみてくださ
い。ということになります。


突っ込みどころとしては、2mm Uノッチ試験片の記述は、表10の「備考」に
書いてあるので、「決まり事」ではなく「参考情報」のように読めてしまう
ことですね。

5.4 a) ・・・・・ 又はJIS G 0404のB類による。 の後に、
なお、“シャルピー衝撃値に対する試験片は、JIS Z 2242の2mm Uノッチ試験
片による。ただし2mmUノッチ試験片が採取できない場合は・・・・”のように
規定の本文に書いてもらえば、明確になりますね。

原案作成団体に、意見を送っておけば、次の改正時期に反映してくれるかも
しれません。 

お礼

2011/07/11 14:07

回答1,2,3の皆様に御礼申し上げます。
要は、どこが間違っているかを特定することは、止めておけ、
何が正しいか、衝撃値はいくつかを詮索するのはナンセンス、
というアドバイスと受け取りました。
貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

質問者

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質問する
2011/07/07 16:24
回答No.2

回答(1)に尽きるが、その余の蛇足。

ISOが前面に出るべきが、まだAMSIとか各国バラバラ。とはいえ403についてはデータシートを揃えているサイトが殆ど無く、この程度
  Izod Impact 102J  75.2ft-lb  tempered
  http://www.matweb.com/search/DataSheet.aspx?MatGUID=aaf6b28690ed434eb81b98fc693004c5

その出処を明記しており  
  Engineering Properties of Steels
  Metals Handbook
などは他サイトで有料で閲覧出来るみたい。


>質問を  ステンレス協会に質問しても返事がありません
電話応対は複数団体まとめたような女性が出て、事務局長らしき人物に取次がれるが、専門家ではない。下っ端役人の天下り指定席???
こんなカンジでは・・・まぁ既に技術大国は滅んだことを実感します。

回答(1)へのアクションについて

  備考2.シャルピー衝撃値は、JISZ2242の2mmUノッチ試験片が採取出来る寸法の棒に適用する。
  2mmUノッチ試験片が採取出来ない場合は、適用する試験片及び衝撃値については、
  受渡当事者間の協定による。

これが【指定】であり優先すると解釈すべきで、2mmUノッチと決定できる。

JISZ2242 6.2.2 Uノッチ「特に指定がない限りノッチ深さ5mm・・・」を適用すべきではない。

「但し受渡当事者間の協定によって、ノッチ深さ2mm・・・としてもよい」
ここはスカッとした文ではないが、優劣判断はハッキリしてます。

2011/07/07 14:58
回答No.1

>ノッチ深さが、5mmと2mmと全く異なるのに、同じ衝撃値はありえないと考えるが

確かにありえない。

しかし

JIS G4303を確認すると表 10 備考 2 に

「JIS Z2242の 2mm Uノッチ試験片が採取できる寸法の棒に適用する」とある。

確かに突っ込みを入れたくなる気持ちは良くわかります。

でも 所詮お役所仕事

次の改定までは変更はなさそうな文言

私も 誰が見ても明瞭にすべく意識してほしいと思います。

お礼

2011/07/07 16:09

早速の回答まことにありがとうございます。
ご指摘のように、JIS G4303を確認すると表 10 備考 2 に
「JIS Z2242の 2mm Uノッチ試験片が採取できる寸法の棒に適用する」とありますが、
JIS Z2242を見ますと、6.2.2項に、「特に指定がない限り、ノッチ深さ5mm及びノッチ底半径1mmとする。」とあります。
「2mm Uノッチ試験片が採取できる」の意味は、ノッチ深さ5mmの試験片に対して記述しているものと理解せざるをえません。従って、「ノッチ深さが、5mmと2mmと全く異なるのに、同じ衝撃値はありえない」との質問になっております。よろしくお願いします。

質問者

お礼をおくりました

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