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平面研削盤で材料が飛ぶ場合の原因と対策
2023/10/18 15:26
- 平面研削盤で材料が飛ぶ場合、主な原因は小さいワーク面積による磁石へのひっつく力の低下と砥石の回転力による材料の押し出しです。
- 小さいワークでも切り込みが適正であれば、電磁石がオンであっても材料は飛ばない可能性があります。
- 材料が飛ぶ場合には、切り込みの適正な設定や適切な砥石の使用、材料の固定方法などの対策が必要です。
平面研削盤で材料が飛ぶ場合
2011/06/17 19:34
平面研削盤で 電磁石ベッドをオンにしていても
材料が飛んだ場合は、
小さい材料の場合 ワーク面積が小さいから 磁石によりひっつく力も
ちいさくなり、 砥石の 回転する力に負けて飛ぶのが主なのか?
それとも 小さいワークでも 切り込みが適正であれば、
電磁石がオンであれば、 とんだりしないものでしょうか?
原因としてはやはり切り込みの方でしょうか?
回答 (4件中 1~4件目)
これは研削作業の重要なテク。
小さいワークでも 切り込みが適正であれば、
電磁石がオンであれば、 とんだりしないものでしょうか?
そのような公式は無いです。
材料によっても異なり合金鋼は付きにくい。
小さいワークの保持力上げるには細ピッチの磁石<回答(2)>
磁力が働く部分を拡大するため、僅か薄いブロック、板で周囲を囲うのも策だし、瞬間接着剤を垂らして助けたり、
そのような場合には切込みを減らしておっとり刀で加工。飛ぶのを覚悟することもある<身の危険を避けること第一で、ワークがオシャカにならないかも判断要>
また、磁力は保持出来ることが必須条件だが、薄い板で強すぎるなら平面度修正が出来ない。弱くするためと、元の窪みを保つために紙を挟むこともある。
教科書に書きにくいテクがあるのが研削で、どこで勉強しろとも言いにくい。
機械メーカの講習会? 型屋に弟子入りするか・・・・昔はあった専業外注も、もう滅びたように思う。
ありますね。
しかし紙というのは使う厚みでも枚数でも可変出来るので、局所的に対応可。全体でしか調整できない以上の使い方ができます。
補足
2011/06/23 01:46
>弱くするためと、元の窪みを保つために紙を挟むこともある。
紙を挟み 磁力を弱めるということでしょうか?
平面研削盤には磁力を調整ダイヤルのようなものがある
やつもあるのですか?
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質問を再読していて
>小さいワークでも 切り込みが適正であれば、
電磁石がオンであれば、 とんだりしないものでしょうか?
「何が適正か」と禅問答みたいになる。
加工に問題の無い切込みが適正
回答 1)さんの「保持力」という言葉の使い方が誤解を招く事もある
>* 磁石へのワーク接地面積が同じでも、加工負荷が掛かる高さが高いと保持力は弱くなる
梃の原理で、同じ加工負荷でも保持力は変わる
保持力は変わらず「てこの原理」で倒れやすくなる。
形成される磁界の問題
セパレーターのピッチが大きな電磁チャックなら
着磁力は強いが磁界のピッチも大きい
適正な使い方としてはセパレーター2ピッチ挟んだ着磁とする
当然 小さなワークにはセパレーターピッチの小さい電磁チャックを使用するる。
磁力と加工負荷(力)の関係は、
* 磁石へのワーク接地面積が小さいと保持力は弱くなる
* 磁石へのワーク接地面積が同じでも、加工負荷が掛かる高さが高いと保持力は弱くなる
梃の原理で、同じ加工負荷でも保持力は変わる
その場合は、高さが若干低いサポートブロックをセットし、実質接地面積を上げる
* 切り込みを軽減すると、加工負荷が軽減され、保持力も小さくてすむ
です。
検討(確認)してみて下さい。
mytec さん、補足ありがとう。
お礼
2011/07/27 21:19
なるほど。 ありがとうございます。