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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:2度焼入れのときの2回目の浸炭温度について)

2度焼入れの再処理時の浸炭温度について

2023/10/18 15:31

このQ&Aのポイント
  • 鋼材(SCM420)の浸炭焼入れ焼戻しで有効硬化層深さが規格下限を割ってしまった場合、再処理時の浸炭温度は必ず1回目より10℃下げる。
  • 同じ温度で再処理を行うと結晶粒が粗大化してしまうため、浸炭温度を下げることで結晶粒を小さくすることができる。
  • 一度浸炭焼入れ焼戻しを行った鋼材の金属組織が異なるため、再処理時の浸炭温度を下げる必要がある。
※ 以下は、質問の原文です

2度焼入れのときの2回目の浸炭温度について

2011/06/13 21:52

現在、標記の件について調査している者です。

ある鋼材(材質:SCM420)を浸炭焼入れ焼戻しをしたところ、有効硬化層深さが製品規格下限を割ってしまいました。

この鋼材をもう一度浸炭焼入れ焼戻し(再処理)を行い、有効硬化層深さを規格内に入れてみようと考えています。

そこで、過去の実績(小生が所属いしている部門の)を確認したところ、上記のような場合、再処理時の浸炭温度は必ず1回目のときより10℃下げて行っていました。

いろいろ情報を集めてみると、「同じ温度で再処理を行うと、結晶粒が粗大化してしまうこと」が理由であることが分かりました。

ここまでは何となく分かりましたが、なぜ粗大化するという所が良く分かりません。同じ温度であるならば、結晶粒は同じ大きさになると思うのですが。

浸炭温度を下げると、結晶粒は小さくなることは、文献・本などで書かれてたので、理解できました。また、温度を上げると、粗大化することも理解できます。同じ温度で処理することが、粗大化につながることが、理解できません。

一度浸炭焼入れ焼戻しを行った鋼材の金属組織が、そうでない鋼材と比べて
異なる(マルテンサイト組織になっている?)ことが関連しているのでしょうか。

以上、ご回答いただける方助けてください。。。

回答 (1件中 1~1件目)

2011/06/14 15:51
回答No.1

結晶粒の粗大化に影響するのは、温度と、その温度での保持時間です。
一定温度で一定の結晶粒度になるわけではなく、その温度で保持する時間が長くなるにつれ、結晶同士がくっ付いて大きくなるようなイメージです。
したがって2度焼きいれということは高温にさらされているトータル時間が長くなり結晶粒が成長してしまうので、それを少しでも防ぐため温度を下げ定理のではないかと思います。

お礼

2011/06/14 20:01

ご回答ありがとうございます。
なるほど。時間も関係するということですね。大変参考になりました。
論文や本などになかなか載っていなかったので。
ありがとうございました。

ご回答ありがとうございます。
なるほど。時間も関係するということですね。大変参考になりました。
論文や本などになかなか載っていなかったので。
ありがとうございました。

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