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三角形・半円の断面係数とは?
2023/10/18 16:19
- 三角形の断面係数は b*h^2/12 または b*h^2/24 の2種類あります。
- 半円の断面係数は 0.2587r^3 または 0.1908r^3 の2種類あります。
- Z1とZ2はそれぞれの断面係数の使い分けを示しています。
三角形,半円の断面係数
2011/05/23 16:36
機械工学便覧を見ると、
・三角形断面の断面係数は
(Z1) b*h^2/12 (Z2) b*h^2/24 の2種類、
・半円の断面係数は
(Z1) 0.2587r^3 (Z2) 0.1908r^3 の2種類、
記載されています。
このZ1,Z2 はどの様に使い分ければ良いのでしょうか?
回答 (3件中 1~3件目)
他の回答者さんの内容を確認して、以下のURLを参照してみて下さい。
解り易いと思います。
それと、以下の内容を、10番から順に。
http://jikosoft.com/cae/engineering/strmat10.html
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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
Zは安定方向においた場合の図心を通る水平線(中立軸)に関する二次モーメ
ントIを中立軸からの端点までの距離(y1とy2の2通り)で割った値です。
たとえば三角形の断面二次モーメントはI=b*h^3/36 ですから、y1=h/3
またはy2=2h/3で割って、それぞれZ1=b*h^2/12,Z2=b*h^2/24と求まり
ます。一般にはZは曲げが作用する方向で選びますが、Z1>Z2であり、強度面
ではZ2で検討したほうが安全です。
通常では、断面係数Zは断面2次モーメントIを中立面からの最大距離cで割って求めます。つまりZ=I/Zです。
ところが例えば三角形の場合には、中立面は三角形の図芯(つまり重心)を通る面ですから頂点までの距離はc1=(2/3)h、底辺までの距離はc2=(1/3)hの二つありますので断面係数も2つあります。
二つの断面係数のどちらを使うかは下に例をあげましたが、何を求めるかによって決まります。
使用例
底辺b、高さh、の三角形の棒を下に曲げた場合には底辺bから(1/3)bの高さにある図芯を通る面の伸び縮みはなくて、それより上側は伸び、下側は圧縮されます。
上側の伸びの最大は、図芯からc1=(2/3)hの距離にある三角形の頂点です。下側の圧縮の最大は、図芯からc2=(1/3)hの距離にある三角形の底辺です。
この場合のように三角棒を曲げた場合には、引張応力の最大値に関心がありますので、曲げモーメントをMとすれば、最大引張応力σ=M/Z1、Z1=I/c1を計算することになります。
最大圧縮応力も知る必要があれば、最大引張応力は底辺に発生しますのでσ=M/Z2、Z2=I/c2を計算することになります。
お礼
2011/05/25 09:18
ありがとうございました。図芯の影響である事が理解できました。
お礼
2011/05/25 09:20
ありがとうございました