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搬送棺の焼き入れについて
2023/10/18 16:43
- 搬送棺の焼き入れについて質問します。材質と熱処理の詳細について教えてください。
- 搬送棺の熱処理可能な会社や炉の有無について教えてください。
- 搬送棺の熱処理後の加工方法について教えてください。
搬送棺の焼き入れについて
2011/04/26 00:15
パレット搬送機設計中の設計初心者です
表記の件について質問します
搬送棺には焼き入れが必要と聞いたのですが
今のところ50*100*L6000になりました
Q1
材質は何を使用するのですか?
また熱処理「硬度」「深さ」はどの程度を狙うのですか?
Q2
L6000を熱処理できる炉(会社)があるのですか?
Q3
熱歪を加味し熱処理後、孔仕上げ/平研するのですか
ご存知の方がみえましたらご教授下さい
回答 (4件中 1~4件目)
質問者は、第2回目の質問で、前回はイケールの焼き入れに関してでした。
さて、
> 搬送桿には焼き入れが必要と聞いたのですが、…
であるなら、その時に何故“焼き入れ”が必要なのか聞くべきでした。
理由は、貴殿の質問内容から
? 焼き入れ目的が強度アップ。
どの内容がどれ位強度不足かが解れば、焼き入れ内容も具体的にアドバイスできます。
尚、特殊な場合を除いてですが、硬度と強度は比例関係にあり、“硬度換算表”で
簡易的に硬度⇒強度が算出できます。(URLを添付しておきます)
? 焼き入れ目的が耐摩耗性向上。
搬送桿のガイド部分の耐摩耗性向上であるなら、例えばカムフォロアが接触する
部分を硬度アップして摩耗を抑制する場合は、直接 搬送棹に焼き入れしません。
一般的には、焼き入れプレートを搬送桿にねじ止めします。
すると、搬送桿全体を炉に入れる必要もなく、焼き入れプレートを分割しねじ止め
仕様にすると、もっと楽に焼き入れが可能になります。
また、精度確保も容易になり、搬送桿と焼き入れプレートの間にシムを入れた
寸法設定で可能です。
そして、摩耗したら焼き入れプレートのみを交換し対応する事や、応急的には
シム調整で摩耗隙間を是正する事も可能です。
のアドバイスが可能だからです。
?の強度アップ目的も、ねじ止めで補強を取付ける/焼き入れプレートを取付ける
ようにして、大きい物はシンプルな形状や仕様にする設計がベターです。
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>パレット搬送機設計中の設計初心者です
>表記の件について質問します
>搬送棺には焼き入れが必要と聞いたのですが
>今のところ50*100*L6000になりました
>Q1 材質は何を使用するのですか?また熱処理「硬度」「深さ」は
> どの程度を狙うのですか?
>Q2 L6000を熱処理できる炉(会社)があるのですか?
>Q3 熱歪を加味し熱処理後、孔仕上げ/平研するのですか
イケールについて質問された方ですね
初心者の前提は理解できますが お一人で設計してる訳では無いですよね
御社の設計標準・過去設計例・生き字引の方・etc の どれもが存在
しないのですか この 設問ですと このサイトに 外注設計を
依頼してる様なものですよ
A1:基本的な材料の知識はお持ちですか 市場性・入手性・再現性の良い
焼き入れ材を選択捨てください SC材が一番安いかな 硬度は相手材に
より自ずと決まります どちらの 部材が消耗部材になりますか
消耗側を若干硬度を落とす そして メンテナンスの時に交換し易い
ですか
硬度はHRC50~HRC55位が可能です(S50C) 深さはズブ焼きならば
ジョミニ曲線で概略の特性は推測出来ます 詳細・方法論はA2で答え
ます
A2:方法論によります回答子は全体加熱炉の焼き入れを想定された答えの
様ですが高周波焼き入れ漸進法を使えばかなりの長さまでは
(当然制限は有りますが)可能です 焼き入れ判定硬度をHRC45として
焼き入れ深さは5~6までは焼きが入ります
A3:焼き入れをする訳ですから最低800度Cを超える温度となるので若干の歪は
生じますが6mの研磨はナンセンスです焼き入れ前に全加工して
プレス矯正の方が容易です
搬送棺→搬送棹 では無いですか ハンソウカン 同じ読みです
状況理解しました
外注設計受注します
楽しんで下さい
お礼
2011/04/26 19:54
早速の回答有難うございます
他の回答者さまのにある焼き入れプレート締め付け、分割等
検討しようと思います
ちなみに一人で設計しています
自動車部品号口メーカーに勤務しており設備設計経験者は
ホトンドいません
数名、以前に設備設計していたものも居るのですが人によって
言うことが異なりまた十分なアドバイスを得られず
正解が解らず迷いながら進めています
(この人達にパレット搬送機構をそれとなく聞きました)
私は数年前から大手自動車メーカーの機能品設計に
出向しており絵を描くことは多少できます
しかし、号口品(量産品)と設備設計では材料/要件…等
全く異なり困惑しております
でここで相談している次第です
簡単なアーク溶接治具/スピンカシメ治具等は最近描いてみて
いい感じに出来たのですがパレット搬送機となると…
計画図は大体出来ておりコレから3Dを描き出すのですが
市場性・入手性・再現性をリサーチしてから進めようと思います
暫くはトライ・アンド・エラーが続くでしょうが、それも楽しんで
外注設計と言われることが無いように進めようと思います
実際の経験者ではありませんが、
寸法からしてパレットを搬送する際のガイドか何かだと推測しますが
その部品は分割できないのでしょうか?
L6000は材料の入手も怪しいですし、熱処理となるともっと怪しいです。
焼きいれも均一に加熱、冷却はできないでしょうから材料のの歪みも出ます。
1000×6ヶや600×10ヶの方がコスト的なメリットがあると思います。
分割できない場合はいっそのことリボン鋼などを貼り付けてはどうでしょう。
お礼
2011/04/26 19:59
ありがとうございます
分割案検討してみます
お問い合わせの主旨と異なると思いますが、「搬送棺」という表記がこの森
とは異質な印象を受けます。
おそらくは、「棺」ではないと思うのですが、如何でしょうか。
お礼
2011/04/26 19:55
おっしゃるとおりです
ありがとうございました
お礼
2011/04/26 20:10
早速の回答ありがとうございます
硬度と引張り強度が比例してることは理解しております
おっしゃるとおり焼き入れの必要性を聞くべきでした
というか聞いたのですが、その方が「以前、勤めていた会社では
焼き入れしてた」と言うだけで十分なアドバイスを頂けず…
焼き入れプレートも聞いたのでが「ダメ」としか言われませんで
した(涙
“ねじ止めで補強を取付ける/焼き入れプレートを取付ける”が
聞けたので検討がスムーズに進みます
シムも使える、納得です!