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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:S45Cの熱処理と金属疲労について)

S45Cの熱処理と金属疲労について

2023/10/19 00:21

このQ&Aのポイント
  • S45Cの加工部品の割れ破損で困っています
  • 製作の状況から硬度が高すぎることや熱処理時の応力残留が原因と予想されます
  • 金属加工に詳しい方、業者の方のアドバイスをお願いします
※ 以下は、質問の原文です

S45Cの熱処理と金属疲労について

2012/05/31 19:24

S45Cの加工部品の割れ破損で困っています。

因みに部品はオートバイ用のスプロケットで、ショップオリジナル品を販売するため試作を行っていますが、実使用において極短時間で割れが発生してしまいます。

製作工程
?板材料を切り出し※材料に歪み有り
?NC加工
?HRC38程度に熱処理※同時に平面に矯正
?細部をNC加工

A)この用途において硬度が高すぎる。
B)熱処理時に矯正することで応力が残ってしまう。

製作の状況からA,Bのような原因を予想していますが、定かでは無くどのような対策を行えば良いのか分かりません。

金属加工に詳しい方、業者の方のアドバイスをお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2012/06/01 16:07
回答No.5

再出です。

自動車や電気製品でも、よくやっていますが、競合他社製品を購入し分解して部品や製作方法
を調査することはしないのでしょうか?

オートバイ用のスプロケットの各部署の硬度確認や寸法チェック、表面粗さ確認、
最終的には材質確認までです。
金属素材の粒子流れを確認したりすれば、例えば冷間鍛造品を使用しているかもしれませんよ。

> 割れは歯の凹んだR部分(最も肉薄となる部分)より部品中心に向かって発生しており、
> 破断している箇所もあります。
の記述ですが、特にその部分とその周辺の硬度確認や寸法チェック(Rや肉厚等)、表面粗さ
確認(R加工面や肉厚の側面部等)をです。
また、R部分の金属素材粒子がRに沿っているなら、冷間鍛造品を使用している可能性が
大ですし、R部分の強度もより強くなります。

確認は、色々な知識を保有している都道府県の工業試験場の方と一緒に、設備を借りて
行なうとよいのではないでしょうか?
何だか、その方法と手法が貴殿には早道と考えます。

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その他の回答 (7件中 1~5件目)

2012/06/01 18:49
回答No.7

回答(6)のiwanaiの勝手な解釈は記述無用。

多方面からのアドバイスは有用。

2012/06/01 17:18
回答No.6

製法については質問にあるし、その意味も経験者語るの回答(4)が登場されており、議論できるところまでは出たと思う。

回答(1)のかたも関係者と思しき。
しかし、工程詳細を明らかにできるはずもなく、結局は私の指摘したようにブツの硬さ分析から進むしかない無いと思う。

なのに
>冷間鍛造品を使用しているかもしれませんよ

無理矢理横道へ逸らす意図が測りかねる。

2012/06/01 13:00
回答No.4

元バイクメーカーの設計者です。
エンジン設計でしたが、
車体部品との接点でもあるスプロケットについては、製法に知見があります。

ほかの方が回答しておられる事項を守れば、解決すると考えます。
が、
> 中国製です。
> 詳細は不明なのですがプレスしているようです。
> 材料手配から加工全て中国にて行っております。
上記の記述から、ノウハウの中国流出に反対する立場から、
詳しいアドバイスは控えます。
(なら、わざわざ出て来るなよと言わないで下さい。)

「プレス・クエンチ」について調べると、勉強になるでしょう。

ショップオリジナル品を作るなら、
自社で作れる能力・技術があって、コストダウンで中国で作るなら、分かる。
それが無くて、いきなり丸投げ中国製で商売。
私なら買わない。

素敵なデザインが出来たなら、国内専門メーカーに持ち込めば?
バイク雑誌を眺めれば、メーカー名は判明するでしょ?

少し上から目線の言い方をして、申し訳ないかなと反省していたら、
丁寧な御礼で、かえって恐縮。

貴方に言っても仕方がないのだろうけれど、
中国での生産は考え直してほしい・・切に思う。

ドライブ側のスプロケットは、
ファインブランキングの他、鍛造品も有り。

ドリブン側は、鉄系なら、殆どがプレス品。
アルミなら鍛造品も有り。

今回の件は、原因が中国製の材料に行き着くような気がします。

お礼

2012/06/01 14:27

もっともなご意見だと思います。

この場でも度々問題視される中国生産ですが、現在今後の方針など見直しを検討中です。

バイク設計経験者様とのことでとても参考になります。ありがとうございました。

質問者
2012/05/31 23:59
回答No.3

> 実使用において極短時間で割れが発生してしまいます。
実際にどの部分でしょうか?

スプロケット周辺の摩耗対策は、高周波焼入れ(殆ど焼入れのみ)で行なう。
そして、応力集中を軽減させるために、Rを大きく取り、仕上げ加工も▽▽くらいにします。
(研磨、研削、等々で)

ボス周辺や穴、キー溝が割れ破損であるなら、ボス径や形状の見直しも必要です。

金属疲労や硬度に関しては、URLを参考にして考察してみてください。

補足

2012/06/01 12:46

割れは歯の凹んだR部分(最も肉薄となる部分)より部品中心に向かって発生しており、破断している箇所もあります。

追加でアドバイス頂ければ幸いです。

質問者
2012/05/31 20:13
回答No.2

>>> A)この用途において硬度が高すぎる。

普通は歯部のみの高周波焼入れ。これは摩耗対策です。

歯からボスに至るまで強度を要するなら二段焼入れ、材質を選ぶなど焼入れも少し難しくなる。

バイク用の規格は未調査ながら、自転車用はあります。
  http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/sprocket.html

  歯の硬さの規格(JIS D9418、自転車-フリーホイール及び小ギヤ)
  スプロケット歯の硬さ
  歯数 硬さ[HRA] [HRC]
  16以下 70以上     40
  16を超えるもの 65以上     30
  (材質は指定無)

最低値なのでシマノの高級品では歯はもっと硬いとか、全体もナマではないとかがあるようです。

>B)熱処理時に矯正することで応力が残ってしまう。
この程度の硬さで緩やかな矯正では影響ないと思います。
歯だけの高周波焼入れなら歪みが少なく必要ないでしょう。

特許文献
  http://www.patentjp.com/09/L/L100364/DA10006.html
  S20C程度を用いて歯部のみを急冷し限界まで焼入するが、それ以外はナマな例

>?HRC38程度に熱処理※同時に平面に矯正

ダイクエンチ(プレス焼入れ)?

見たことも無いので、工程にどういう問題があるのかは・・・・

結果の評価について為すべき事項は、やはり硬さ分布と折れ箇所との対比でしょう。

>「プレス・クエンチ」= ダイクエンチ = プレス焼入れ

やっぱり・・・・

>現状の工程を詳細まで確認する必要がありそうです。

それは望ましいにしろ、まず技術的判断に不可欠なのは上述のとおり硬さの詳細です。

  http://xlr250-wr400.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-e3f4.html
こんな複雑な形状なら難しさがランクアップするでしょうねぇ

お礼

2012/06/01 13:03

現状の工程を詳細まで確認する必要がありそうです。

とても参考になりました、ありがとうございました。

質問者

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