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センタードリル折れ
2023/10/19 01:45
- NC旋盤でセンタードリルを加工している際に、先端の2mmの部分が折れてしまう問題が発生しています。
- 加工数は約250個程度で、現在の条件や対策では改善が見られません。
- センターのシャンク部分の芯ズレは0.01程度で、まずまずの状態ですが、他に何かアドバイスがあれば助かります。
センタードリルの折れ
2012/02/27 15:36
先日からNC旋盤にてセンタードリルの加工をしているのですが、加工数が250個程度で先端の2mmの所が折れてしまいます。いろいろ条件を探しながら加工しているのですが、なかなか変化がありません。何か良いアドバイスがありましたらお願いします。条件等を下記に記します。
加工ワーク:SCM415H
Φ20×100の丸棒(引き抜き材を60mmの高爪でクランプ
しています。)
中実チャックの為、奥に入りません。爪端面よりワークが
60mm程度でています。振れは先端で0.01~0.03程度です。
120°の面取り径がΦ8.63になります。
使用センター:オカベ JIS 2形(材質ハイス、先端2mmで60°,120°と広がっているセンターです。シャンク径はΦ10)
上記センターをBIGのニューベビーチャックのストレートシャンクΦ32を
NC旋盤ホルダーに取り付け。
プログラムは
S1590
G0 Z1.0
G1Z-3.0F0.03
G0Z-2.5S920
G1Z-5.5F0.05
G0Z-5.0
G1Z-6.22F0.03
Φ2、60°、120°の三段階で条件変えています。
最初は加工の最大径のΦ8.63で回転数740でZ-6.22まで一気に加工していましたが、100ワーク程度で折れてしまい、その後いろいろやって現在は上記にようになっています。
よろしくお願いします。
芯ズレはダイヤルでセンターのシャンク部分をひろって径で0.01程度なので
そこそこだと思っています。
回答 (8件中 6~8件目)
固定サイクルを使わない穴明けですか?
>最初は加工の最大径のΦ8.63で回転数740でZ-6.22まで一気に加工して、、100ワーク程度で折れ
G1Z-3.0F0.03
G1Z-5.5F0.05
G1Z-6.22F0.03 ← F下げが必要か??
そこから↑にして250個程度と少し改善できたので、目指す方向は合っている。更にインチングを増やすべきです。
とくに最後、切り粉の詰まりが起きやすい。マシニングセンタなら切込みステップ Q:0.5かそれ以下位で様子見るかをやります。
>(ワーク)振れは先端で0.01~0.03程度
>芯ズレはダイヤルでセンターのシャンク部分をひろって径で0.01程度
を先に知ったなら、実習未了者以外は問題にしない。
センタードリル折れはマシニングでも、たまに出会します。特にアルミなどの軟質材。
肩の面取までと深さを欲張ると、暫くは大丈夫でも摩耗が限度に達するとポッキリ。
センタードリルは普通のドリルに比較すると、ねじれ角が小さく切粉の排出が悪い。
ヤマワは強ねじれと称するものを出してるが、それでも通常ドリルより刃は立ち加減。
その宣伝文句は
比較的粘い材料、特に柔らかい材料にご使用下さい、、、切り屑の排出がよく、切り屑詰まり
による破損を少なくします
>センターをチャッキングしているコレットの割れ目に切粉が挟まっている事が結構あるので
それも邪魔しているのかと
挟まったものが邪魔するか不明ながら、長くなっており、インチングが効果ありそうとの言葉です。
それと、旋盤センター穴だから、底に達しそのまま引き上げると、切れ目が残るのはマズイのでは?
G1Z-6.22F0.03
G4X0.1 ←停止時間0.1秒。浚えが完了しビビリも出ないよう調整。
補足
2012/03/01 08:03
申し訳ありません。ドゥエルは記入漏れで当初より行っています。
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畑違いの分野の者ですが、やはり芯ズレが原因と思います。
SCM415Hは、少し硬めの材料なので、ドリルへの負荷は大き目となるので、充分気を付けて
確認下さい。
> 芯ズレはダイヤルでセンターのシャンク部分をひろって径で0.01程度なので
そこそこ
だと思っています。
ですが、実際にドリルをチャックした時のドリルの先と根元の差は???
また、加工ワークをチャックした時の先と根元の差は???
素人的な記述で申し訳ない。
加工機のローダー&アンローダーを設計時に、加工機の改造も同時にやっていた時の
注意事項でした。
お礼
2012/02/28 10:56
回答ありがとうございます。センターをチャッキングして先端と根元の差は0.005以下くらいです。
ワークの差も同程度です。
芯が合っていないのでは? と推察します。
旋盤だと X-Z の調整は簡単だが Y方向(上下)や軸線の不一致が問題
外径ホルダーに25mm(バイトシャンクと同じ)の材料を固定して
チャックにドリル(φ10)を掴み
ボール盤で加工するように外径ホルダーに固定した材料に穴あけ
リーマなどで穴を仕上て側面に固定用のネジ加工
以上でZ軸と同軸の専用ホルダーが出来上がり
見た目は悪いかもしれないが 機械をぶつけたりしない限りは そのまま使い続けられる。
お礼
2012/02/27 17:23
回答ありがとうございます。
芯ズレですが、ダイヤルでひろって0.01程度なのでそこそこにでていると
思っています。
専用ホルダー製作は思ってもみませんでした。
お礼
2012/02/28 11:00
回答ありがとうございます。送りを下げたのは120°であたる時の負荷が大きいと思いさげました。インチング回数検討してみます。
切粉ですが、私も気になってました。センターをチャッキングしているコレットの割れ目に切粉が挟まっている事が結構あるのでそれも邪魔しているのかと
思っています。コレットはキャップを購入しようかと考えています。
回答ありがとうございます。
インチング回数増やしてテストしてみます。
昨日商社にヤマワの強ネジレのセンター発注しました。