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PET真空成型トレーの削れ対策のアイデア
2023/10/19 03:39
- 重量1kgの金属部品をPET真空成型トレーで長距離輸送している際に削れが発生する問題に対して、過去には2箇所から3箇所への製品保持箇所の増加やトレーの形状修正を行ったが、削れの解消には至っていない。
- 現在考えている対策は、トレーと金属部品の間にある2mm程度の遊びをなくすことである。
- しかし、試行錯誤の結果が出ておらず、他のアイデアを求めている。
PET真空成型トレーの削れ対策のアイデアあれば教…
2013/10/12 13:37
PET真空成型トレーの削れ対策のアイデアあれば教えてください
重量1kgの金属部品をPET真空成型トレーで長距離輸送しており、目的地到着時に僅かにトレーに削れが発生しています。
過去に対策として実施したのは
?静止荷重分散のため、製品保持箇所を2箇所→3箇所
?トレーの削れた部分を逃がした形状にトレーを修正
これにより削れは少なくなりましたが、トレーの別な場所が削れて完全には直りません。
今後、対策しようとしているのは、トレーと金属部品に2mm程度の遊びがあるので遊びを無くす事を考えていますが、これ以外になにか良い対策は無いでしょうか?
もう数カ月程度試行錯誤しているので、私のアイデアも尽きてきて、ご経験者の方のアドバイスよろしくお願いします。
回答 (1件中 1~1件目)
簡単に言えば、部品がトレイと擦れるから削れるんだと思います。
対策としては
(1)遊びを徹底的に省いて製品がトレイ内で移動しないようにする。
(2)あえてトレイを変形させて、製品との接触面では擦れないようにする。
トレイを2重構造にして、中間にスプリングやスポンジを挟んで
内側トレイに伝わる振動加速度が
内側トレイと製品の静止摩擦係数以下となるようにすれば
トレイと製品間での擦れは発生しないはずですよ。
一体成型ならこんな感じで、一部に柔軟性を持たせます。
製品
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お礼
2013/10/12 14:45
アドバイスありがとうございました。
現在、ダンボール箱にトレーを直接入れていますが、
トレーの下にエアキャップを敷いて振動加速度低減も効果ありそうです。
来週ランダム振動試験で試してみます。ありがとうございました。
振動試験実施しました。
・改造して遊びを無くしたトレーは削れが大幅に低減しました。
・トレーの下のエアキャップの有無は差がありませんでした。
(振動テストの加速度2Gでは逆にバウンドしてしまうのかも知れません)
さらに安全をみた改善として、製品保持箇所も3箇所→4箇所にして静止荷重を分散させるのと同時に、振動中のワークの姿勢変化も少なくします。
これで一度トレー試作して再び振動試験実施します。
アドバイスありがとうございました。