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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:セラミック製の熱処理炉用バスケットを製作したい)

セラミック製の熱処理炉用バスケットを製作するための推奨メーカーを教えてください

2023/10/19 08:26

このQ&Aのポイント
  • バッチ式の真空炉に使用するバスケットの割れや変形の問題を解消するために、セラミック材のバスケットの製作を検討しています。
  • 現在の熱処理炉では、加熱温度1050℃と850℃の2種類の処理が行われており、同じ材質のバスケットが使用されています。
  • 推奨メーカーの情報をお教えいただけると幸いです。
※ 以下は、質問の原文です

セラミック製の熱処理炉用バスケットを製作したい

2014/09/10 16:58

現在はバッチ式の真空炉に使用している製品を入れるバスケットの割れや変形による消耗が多いので変形のないセラミック材のバスケットを検討しています。どこか相談できる推奨メーカーをお教え下さい。
現在の熱処理炉の処理温度は加熱温度(1050℃)ー>ガス冷却、及び加熱温度(850℃)ー>油冷の2種類の処理に同じ材質(SCH-22)のバスケットを使用しています。

回答 (1件中 1~1件目)

2014/09/19 17:14
回答No.1

小生も真空熱処理(ガス冷)を使っていました。
確かに耐熱鋼バスケットでは変形が起こり、もっと耐熱性の高い材質がほしいと感じました。
セラミックスならば変形しにくいことが十分期待できます。
しかし大きな問題点が二つあります。
1 靱性が低く衝撃に弱い。バスケットに熱処理品がぶつかった時に破損する可能性が高い。
2 急冷熱衝撃に弱い。ガス冷ならば割れる心配はありませんが(ガス冷炉の場合、バスケットが乗っている治具はアルミナ製です)、油冷式の場合にはバスケットごと油槽に入るので、セラミックスでは割れる可能性が高い。
このためセラミックスの使用はお勧めできません。
耐熱鋼製バスケットの変形を抑制するならば、太さ・肉厚を大きくすることをお勧めします。

よく調べておられますね。実は小生もCCコンポジットも考えました。
その場合、二つの点が問題になると予想されます。
1 炭素が鋼部品と接触すると鋼に浸炭します。ヒーターも炭素だと思いますが、ヒーターの場合はバスケットよりも高温になるので、鋼部品が接触すると浸炭して融点が下がり溶融が起こってヒーターも部品も損傷します。バスケットの場合は溶融は起こらないでしょうが、部品表層は変質して使い物にならなくなります。
2 CCコンポジットには多少空隙があると推定します。油冷によりその空隙に油が入ると、次の真空加熱時に分解炭化して真空度を落としたり真空系を汚染する恐れがあります。
それを防ぐには、CCコンポジットの表面を緻密なセラミック(例えば炭化ケイ素)にしてしまうのが良いと考えましたが、それが可能なのかどうかまでは調べませんでした。
うまくいけば画期的な方法になります。但し価格は鋳鋼品よりも著しく高くなります。

お礼

2014/09/22 08:28

仰る通りです。現在炭素複合材料で検討中です。

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