C2700（黄銅）ピンの錫メッキに半田が流れない

＞メッキから時間（１年位）経過
すずめっきは、時間とともに劣化します。１年は、すずめっきにとって
長すぎる保管期間のように思います。
不具合発生により再メッキ等の必要が生じて余分のコストがかかることを
考慮すれば、多少単価は高くなっても、1回の生産数を減らして、短い期間
に使い切ることをご検討になった方が賢明なように思います。

１年を超す長期の保管が不可避であれば、めっきの種類を変更することを
ご検討になっては如何でしょうか。Niめっきのようにピンホールが少なく
バリア性の高い中間めっきを施した上で、はんだ付け性の良好な仕上げ
めっきの材質を選定することが考えられると思います。

バリア層としてのNiめっきは、回答(2)さんがご指摘でした。
後出しで失礼いたしました。

お礼

2015/10/08 10:26

ありがとうございます。
実は、２年程度は保管になる物があります。
完全に長すぎですね。
電子部品などの錫メッキ端子は、長期保管を気にしていなかったので・・・・・
メッキの見直し　保管期間の見直しを検討してみます。

質問者

常温でも金属間化合物は成長するので、すでに表面部分までSn-Cu合金層が出てきてしまっているのだと思います。
この場合はんだは濡れないと思います。
かなり厚めのメッキをしてできるだけ早い目に使用することです。
あるいはNiメッキしてからSnメッキするとバリア層ができて、Sn-Cu合金層の成長が遅くなると思いますが。。。

お礼

2015/10/08 10:23

連絡が遅くなり申し訳ありません。
Sn-Cuの合金ができるのですね。
今、Cuの下地メッキを検討していましたが、Niメッキを再検討してみます。
ありがとうございました。

質問者

錫メッキからの時間経過で半田濡れ性が低下するなら
まずは錫メッキの厚さが足りてるかを疑った方がいいかと。

お礼

2015/10/07 17:13

早速のアドバイスありがとうございます。
厚さに関しては、メーカ確認中です。

質問者