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汎用旋盤でのテーパ加工について
2023/10/20 02:39
- 汎用旋盤でのテーパ加工について疑問があります。
- 外・内径バイトの高さが違うと、嵌め合い時のあたりが出ない理由について知りたいです。
- 汎用旋盤でのテーパ加工について詳しく教えてください。
汎用旋盤でのテーパ加工について
2019/06/18 13:33
汎用旋盤でテーパ加工をする時、外・内径バイトの高さが違うと、嵌め合い時のあたりが出ないと聞いたことがあるのですが、何故でしょうか?
分かりにくい文章で申し訳ございません。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
芯高と寸法の関係を芯押し台側からワークを見て考えてみます。
バイト芯高0でΦ20を削るとします。
この時ワーク中心からバイト刃先まで10mmです。
仮にこのバイトをこのまま芯高だけを1mm低くしたとします。
ワーク中心から刃先までの距離は10.05mmになります。
(底辺10、高さ1、斜辺10.05)
ワークはΦ20.1に削れることになります。
刃物台を10mm手前に動かしたとします。
ワーク中心から刃先までの距離は20.025mmになります。
(底辺20、高さ1、斜辺20.025)
ワークはΦ40.05に削れることになります。
この例の場合では芯高の影響の差が直径で0.05mmになります。
仮にΦ40から刃物台を10mm追い込んでもΦ20.05になります。
テーパー加工すると考えると片方がΦ40でももう片方がΦ20.05になります。
厳密に言うと刃物台の角度が正確でも芯高が0でなければ正しいテーパーにはなりません。
芯高の影響は径が小さいほど、径の差(テーパー角)が大きいほど、大きくなります。
参考になれば幸いです。
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お礼
2019/06/21 08:50
ありがとうございます!!
皆さん丁寧に解説してくださってありがとうございました!!
おかげですっきりできました!!