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バフ焼け
2020/11/09 18:45
A5052材のバフ仕上げ品があります。バフ仕上げ後は非常に綺麗だったのですが、アルマイトをするとバフ方向に沿った模様というかもやもやというか、そういったものが目視確認できます。
バフ焼けか?という指摘もあったのですが、そもそもバフ焼けとはどういった現象でしょうか?材料の成分とOが結びついて酸化物が発生したことが原因?組織成分が偏析したりする?ご教授の程宜しくお願い致します。
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回答(1)追加です。
光学顕微鏡では筋の確認は難しいかもしれません。
SEMなら見えるはずですが、浅い筋の場合は試料を傾けて観察することをお勧めします。
傾けると質問にある「もやもや」の正体が分かるかもしれません。
筋ではなく「もやもや」だとするとバフ焼け(薄い酸化膜)の影響の可能性も考えられますが、酸化膜は陽極酸化前のエッチング処理で除去できていると思います。
回答(1)です。失礼しました。私の早とちりでした。
素材の研磨筋がそのまま陽極酸化膜に筋模様になることは、私も調べた経験があります。
バフ研磨後、目視で綺麗な光沢が得られた場合でも、必ずしも前工程の研磨筋が完全に取れていない場合が多々あります。表面100%が反射面になっていなくて、深い研磨筋が残っている状態でも光沢が得られるからです。
今回もまだ研磨筋が残っていて、それが陽極酸化膜表面に反映している可能性が考えられます。バフ研磨面を金属顕微鏡で観察し、研磨筋が残っていないかどうか確認するとよいと思います。
お礼
2020/11/11 06:57
ご回答ありがとうございます!
今はアルマイト処理済品しか手元にないので、そのサンプルで光学顕微鏡で確認してみたいと思います。SEMでも確認する予定ですが、それならばアルマイトがあっても凹凸はわかるかもです。アルマイトは1μm程度なので。
お礼
2020/11/12 18:03
ご回答ありがとうございます!
SEM-EDSによる観察も実施し、マッピングでも確認してみたいと思います。
アルマイト断面を見てみる価値はあると思われますか?
ちなみにもしバフ焼けを起こしていてもアルマイト前処理で除去される可能性があるということですよね?