圧縮空気を使った配管冷却の方法とは？

配電盤に収納してある機器の発熱量を合計します。
この発生熱量から必要な換気量を計算し、その計算結果を満足
する換気扇を盤上部に取り付けます。
同時に盤前面に給気口を設けます。なお、給気口には防塵対策
のフィルターを設けます。
防塵フィルターの抵抗分を考慮して給気口の面積を計算します。
これらの詳細は「日本配電盤システム工業会」の技術資料として
販売されていますので、購入することをお勧めします。
なお、下のURLをクリックして参考にすると良いでしょう。

1.技術資料・出版物／日本配電盤システム工業会
http://www.jsia.or.jp/other_g/

2.資料名
規格番号：JSIA-T1016
資料名称：配電盤類の換気計算

気体というのは圧縮すると熱くなります。(断熱圧縮における温度上昇)。
そして膨張すると冷えます(逆の現象が起こる)。
冷える方だけを使うことはできません。必ずセットで起こる、物理的現象です。

そうすると、圧縮して熱くなった空気を機器に送り、放出すると、膨張して冷えます。
冷えると言っても、温まっていたものが元の温度になるだけで、系内のエネルギーは変わらず、機器が冷えることもありません。

この方法を用いて機器を冷やしたいならば、圧縮後に、圧縮した空気を冷却する装置が必要です。
そうして冷やした空気を、機器のところで膨張させれば、冷えることになるかもしれません。
でもそれは冷風を当てることとどれほどの違いがあるでしょうか?

わざわざ気体を使わずとも、普通に水冷システムでも付けた方が良いんじゃないでしょうか?

圧縮空気を断熱膨張させれば温度が下がりますので、それを利用することは可能かもしれませんが、質問者様にその設計ができるのか、文面を拝見する限りでは不安が残ります。