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G4103に記載されていた引張り強さについて
2023/10/20 23:35
- SNCMの降伏・引張強さを調べていたとき、G4103に記載があったため参考にしようとしたのですが、だいぶ前にG4053に統合されていました。
- 統合されたG4053に降伏・引張り強さの記載がなくなってしまっていました。
- 調べていたSNCMの特性は別のところでわかったため問題ないのですが、なぜG4053に記載がされなくなったのか教えて頂けないでしょうか?
G4103に記載されていた引張り強さについて
2022/03/17 15:56
SNCMの降伏・引張強さを調べていたとき、G4103に記載があったため参考にしようとしたのですが、だいぶ前にG4053に統合されていました。そこでそちらを参照したのですが、こちらには降伏・引張り強さなどの記載がなくなってしまっていました。
調べていたSNCMの特性は別のところでわかったため問題ないのですが、統合されたG4053に記載がたくなってしまった(?)のはなぜでしょうか?
記載が別のところにあるのでしたら、単純に私の調査が下手くそなだけなのですが、そうでないのでしたらどういった理由で記載がされなくなったのか教えて頂けないでしょうか
質問者が選んだベストアンサー
機械的性質が無くなった理由は、統合したJIS G4053(2003)の解説に記載されているはずですが、見つかりません。
代わりに、同様に機械的性質の記載が無くなった機械構造用炭素鋼鋼材の規格JIS 4051(2005)の解説を含めた全文が下記にありました。
http://106.38.59.21:8080/userfiles/ea71c98b898e4c40af3eb9129bd3f6f8/files/teckSolution/2019/10/JIS%20G%204051-2005.pdf
この解説「5.規定項目の内容 5.10旧規格の規定内容 9検査(2)機械的性質」に機械的性質の記載が無くなった理由が述べられています。
要点は、鋼材の熱処理後の特性は、JIS G0404「鋼材の一般受け渡し条件」(旧JIS G3030「鋼材の試験通則」)に基づき、25mm丸材を熱処理して評価することが定められているのですが、これが徹底されず、どんな寸法でも規定された機械的性質が得られると勘違いされる例が多いので、規定そのものを止めたわけです。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
細かい事情は分かりませんが、JIS B 8265:2017(圧力容器の構造-一般事項)の表B.1には数値が記載されています。ご質問者さんと同様に、この数値を利用したい方が沢山いることを裏付けているように思います。
推測ですが、JIS G 4053は、ISO 683-1,ISO 683-2,ISO 683-3,ISO 683-5を基として作成されているので、ISOの規定内容に従って、強度に関する規定を切り捨てたのだと思います。
お礼
2022/03/17 23:24
そちらに記載があるとは考えもしませんでした...
正規のJISから引用できる方が説得力もありますので、ありがたーく参考にさせて頂きます。
とても助かりました...
仰るように、利用したい方はたくさんおられると思いますよね
お礼
2022/03/17 23:37
運用上の問題があったのですね。正しい機械的特性が伝わらないのは恐怖でしかないので、記載がなくなるのも仕方のないことなのかもしれません。
類似材料としてAISI4340を調べた際、熱処理や寸法等が細かく(私目線ですが)分けられて機械的特性も合わせて分かれていたのに、G4053ではゴッソリ記載がないのが不思議に思って質問させて頂きました。
詳細を教えて頂きありがとうございました。