ダメ親父を見て育った息子

家庭環境は人格形成にかなり影響します。多分８割位が家庭環境と遺伝で決まるので
その後本人が相当努力をしても難しい気がします。

これが前提。

ただ、この８割というのは逆の意味も含まれています
つまり

父親がひどかったから、それを見て息子は絶対に父親みたいになりたくない！
と考えて努力を惜しまず　という意味での８割もあるんです。

悪い８割だけではなく
良い８割にもなります。　反面教師っていうやつですね。

でも本質的には親子はかなりそっくりになります。なにがそっくりかというと
根本的に大切にしている価値観が似るんです。

甲斐性なしの父親が全て悪かというとそういうわけではありません。
人に対して攻撃的な人は、もともとが臆病な性格だったりします
臆病な人って実はひとに優しかったりします。

もともとひとに優しく、弱い人を助けるようなひとだった。
しかし周りとうまくやれず、いじめや仲間はずれにあい性格が歪んで行ってしまったひとも居ます。

息子はその父親の優しさの部分をちゃんと引き継いでいるので、あとは臆病さえ克服できれば、器の大きい人の気持ちに寄り添える男性にもなれます。

そういう男性は、コンサルタント等の仕事で成功することもできます。
そして最後は、運によって大きく人生は左右されていきます