子供嫌い。

子育てが贅沢になってしまったことも１つあるかもしれませんね。

昭和時代は三世代で暮らしていたりと子供がどこの家庭にもいるという感じでした。
お互い様のイメージでしたね。
みんな心に余裕があったのかな・・・

晩婚化で不妊の人や孫を望んでいるのに子供が結婚しないなど、他人を妬ましく思う人も多いと思います。

公園でも大きな声は出さない、ボール遊びはしないなど遊ぶ所もありません。
いるのはゲートボールしているお年寄りだけです。

子供を産めという割には世の中子育てに不向きになる一方ですね。

私見ですが、子供嫌いが増えたというよりも昔よりも社会全体が慢性的なストレスに陥っているためだと思います。よって、子供の泣く音にも過敏に反応してしまうのではないでしょうか？
更には一人で行える仕事や遊びが増えたことによるコミュニケーション不足も一因だと思います

子供嫌いというより、お互いさまとか思いやりの気持ちがなくまた隣近所との付き合いも希薄になってしまっているのも原因にあると思いますよ。
知り合いの子供がやっていることは気にならなくても、知らない子供が同じことをしているときになる。その延長戦ではないでしょうか。

昭和の子供は近所のおじちゃんおばちゃんが自分の子供のように叱ってくれるし遊んでくれるしおやつをくれたり心配してくれたりとしていました。
また子供たちも様々な年齢が集まって上の子は下の子を労り遊び方を教えたり人とのかかわり方を教えたりもしていました。
大人たちも近所づきあいを大切にし、お互いに助け合って生活していました。

今は隣家の住民がどんな人かも知らないという事がよくあるような時代です。
よその子をしかれば余計なことするなと怒鳴られ、年の離れたこと遊ぼうとすると犯罪者扱い、近所に住んでいるはずなのにどこの誰だかわからない人だったり。
実際凶悪な犯罪も多いので警戒するのはとても大切なんですけどね。でも近所づきあいがありどこの子供か誰でもわかるような環境だったら怪しい人物を見たら警戒しあい子供を守る事も出来たんですよね。

自分さえよければいい。根本にはこの精神が大きいと思います。子供嫌いではなくこの希薄な人間関係が元なのではないでしょうか。

Q、なぜここまで子供嫌いが多くなってしまったのでしょう？
A、コミュニティの崩壊、人間関係の希薄化が根本原因。

隣人との交流が途絶えると・・・

引っ込むもの＝お互い様って考え
出て来るもの＝自己の利益最優先

いわば、隣人に我慢するってことが出来なくなってきたんですよ。そうなると、別に交流もなき隣人の子供は可愛くなくなるものです。しょっちゅう行き来して挨拶していれば、隣家の犬が夜中にワンワン、キャンキャン騒いでも気にならないものです。そうではなくて、普段の交流がなければ目立つは嫌なことばかり。そういう隣人の犬が夜中に泣いたら木刀をひさげて殴り込みたくなるでしょう。そんなものじゃーないですかね。