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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:海外学会での発表について)

海外学会での発表のメリットとデメリット

2023/10/12 12:21

このQ&Aのポイント
  • 将来的に研究者を目指している場合に、修士課程のうちから海外の(それなりに名の通った)海外学会で発表することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?また、逆にデメリットはあるのでしょうか?
  • 海外学会での発表は、国際的な研究コミュニティで自分の研究成果を発表する機会となります。また、他の研究者との交流やネットワーキングの機会も得られます。一方で、海外学会への参加費や旅費がかかることや、英語での発表や質疑応答に苦労することがデメリットとして考えられます。
  • 海外学会での発表は、自分の研究成果を広く世界に発信するための最適な手段です。国際的な評価を受けることができるため、研究者としてのキャリアアップにつながる可能性があります。また、最新の研究トレンドや技術動向を知ることができるため、自身の研究にもプラスになります。一方で、英語が苦手な場合や海外での人間関係構築が難しいと感じる場合はデメリットとなるかもしれません。
※ 以下は、質問の原文です

海外学会での発表について

2008/09/19 05:28

いつもお世話になっております。

将来的に研究者を目指している場合に、
修士課程のうちから海外の(それなりに名の通った)海外学会で発表することには、
どのようなメリットがあるのでしょうか?
また、逆にデメリットはあるのでしょうか?

ご教示のほど、宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2008/09/21 13:22
回答No.5

再び、こんにちは。No.3でございます。
文系でしたか。当たってちょっと嬉しいw
今までの回答者の方は、みんな理系だと思いますよ。文系の研究者の方の回答が欲しいところなんですが、絶対数が少ないので難しいかも。以下に述べることは、あくまで私が学生の頃のバイト仲間の院生から聞いたり(昔の情報だな・・・)、最近飲み会で文系の大学職員(教授)から聞いて感じたことです。よって、「怪しい」参考意見程度に留めてくださいw

理系は、論文本数と掲載査読誌のインパクトファクターとで業績を見かけ上数値化できるんですね(もちろん人の能力を単純に数値化できないように数値を信頼できるわけではないし、異なる分野間では比較が難しい)。ところが、文系の研究者の場合、論文数が極端に少なく(そもそも世の中に存在する査読誌がめちゃくちゃ少ない)、客観的な比較が困難なケースが多いのではないかと。そういうわけで、研究者間の繋がり及び出身大学等(指導教授?)の影響がかなり大きいかもしれません。

文系の博士号取得については、博士論文が学内の審査で通るとOKというのが普通に思います。なんせ、つい最近まで文系の博士号は、その道を極めた人にのみ与えられるものでしたからね。博士号を持っていない教授も珍しくないはず。人文系の公募等をちょっと見てみると、博士号を要求していないケースが多いようです(修士卒か、博士課程満期修了程度)。ただ、数年前から国策で文系の博士号を増やしているので、これからの状況は変わるかも。

理系は、かなり普遍的な学問を対象にしているため、国際的に競争しています。そこで、ホットな話題を知って自分の研究のベクトルを修正したり、自分の研究の意義を考え直したりする機会として国際会議等を利用します。また、理系は、博士号取得後に海外の大学でポスドクとして数年働くケースが選択肢の一つとして普通です。そのために、国内のみならず海外にも名前を売る機会として利用するんですね。一方、分野によると思いますが、文系の研究者は内向き傾向にあると感じます。海外でほとんど発表したことのない教授もいるんじゃないかな?文系は国内での知名度が重要だとは思うんですが、狭い視点に基づいて自分の研究に閉じこもることは理系からするとちょっと考えられないんです。よってban-sさんの環境は非常に恵まれているのでは?

英会話能力の向上は、やっぱり使用する機会の頻度に依存します。理系の研究室だと、外国人研究者及び留学生に対して英語を使う機会が多いのですが・・・。そういう環境に無ければ、学内の外国人と交流するサークルみたいなものに、時間作って参加してもいいかも。とりあえず、英語の文法を気にせずに、どんどん会話することを強く薦めます。相手の言っていることを理解できる、自分が伝えたいことを表現できることを目的に絞るべきかと。もちろん、正しい文法で会話できる方がベターでしょうが、「今そこにある危機」に対処できるようにすることが先決ですからねw 白熱すると、かなり酷い文法で喋っている日本人研究者もいますが、それでも、ちゃんと通じているので少なくとも目的を果たすだけのスキルは持っているわけです。

お礼

2008/09/21 15:08

再度、誠に丁寧にご回答くださいまして、ありがとうございます。

>今までの回答者の方は、みんな理系だと思いますよ。
この質問内容の場合には、あまり文理の区分は関係ないと思っていたのですが、残念ながらそうでもないみたいですね。

>数年前から国策で文系の博士号を増やしているので、これからの状況は変わるかも。
現在、文系の博士号は大量産出の状況のようです。
年配の先生方は、博士論文の審査が通るだけで学位をもらった若輩者が大勢いて、
研究のレベルが低下していることを危惧しているとも聞きます。

>ホットな話題を知って自分の研究のベクトルを修正したり、自分の研究の意義を考え直したりする機会として国際会議等を利用します。
この点に関しては、自身の国際学会への臨み方次第では、文系においても学会を極めて有効に利用できそうですね。

>分野によると思いますが、文系の研究者は内向き傾向にあると感じます。
>海外でほとんど発表したことのない教授もいるんじゃないかな?
おそらく文系の場合、とくに社会科学になると法的制度や経済的基盤が各国により異なるために、
どうしても国際的に普遍性のある研究を行いにくいということがあると思います。
そのために、あくまでも推測ですが、国内指向になり、結果として国内知名度を重要視するのではないでしょうか?

>外国人研究者及び留学生に対して英語を使う機会が多いのですが・・・。
>とりあえず、英語の文法を気にせずに、どんどん会話することを強く薦めます。
私の所属している研究室では、日本人と留学生の比率がほぼ半々なので、
他の研究室の方よりも日常的に英語でコミュニケーションをとっている方であると思います。
ただ、今はある程度には文法を気にして話していますが、文法や適切な英単語がわからない場合には、
結局、その話題を話さずにいることが多いので、こらからは臆せずに話すことにチャレンジしてみますね。
アドバイスくださいましてありがとうございます。

>「今そこにある危機」
そのようなタイトルの映画ありましたね。
「レッド・オクトーバーを追え!」は観たのですが、こちらはまだです。
研究がひと段落したら観てみようと思います(笑)


ご回答くださいましたこと、重ねて御礼申し上げます。
今後とも、ご厚誼のほどよろしくお願いいたします。

質問者

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質問する

その他の回答 (5件中 1~5件目)

2008/09/20 04:26
回答No.4

>博士号を取得する際に、何かしら業績が必要なのでしょうか?
大学によりますが、東大でフルペーパー二報以上、京大で同五報以上が標準です。(私はコミュニケーションしかなかった、汗、恥)大学により数が違うのは研究体制がまるで違うからです。
>指導教官には私の分野で2番目に大きな学会に提出するように言われているので…
うーん、素晴らしい、先生に嘱目されていますね。発表頑張って下さい。通常は博士課程後期の学生でも先生に許されること少ないんです。
なお、ノーベル賞級の研究者でも発表直前にリハーサルしていますから準備は周到に、最大の問題は質問にちゃんと答えられるかどうかと言う処。私の二年先輩の帝大「教授」は質問が理解できなくて立ち往生していました、赤恥です。座長(同じ研究室のさらに先輩)も困惑していました。ヒアリングの準備しておきましょうね。地デジの二カ国語放送の英語の方を良く聞いて練習して下さい。

お礼

2008/09/21 02:04

>大学によりますが、東大でフルペーパー二報以上、京大で同五報以上が標準です。
理系と文系(分野によって)博士号の取得条件が異なることを初めて知りました。
どうやら私の分野では、たとえ博士課程在学中に一本も業績がなかったとしても、
博士論文の審査さえ通過すれば、博士号を取得できるようです。

>通常は博士課程後期の学生でも先生に許されること少ないんです。
私の指導教官は「国内学会のレベルは大したことないから、海外学会で発表しなさい」というスタンスです。
おそらく国内学会では発表させてもらえないような気がします。

>最大の問題は質問にちゃんと答えられるかどうかと言う処。
ネイティブでない(訛りのある)英語で質問をされるということを聞いているので、この点は少し心配ですね。
さらに、その回答を瞬時に考えて、英語で話さないといけないのは極めて困難なことに思えてきました。
日頃から英語の練習をしておくようにしておきます。

再度、ご回答くださいましたうえに、発表時のアドバイスまでしてくださいまして、
誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

質問者
2008/09/20 01:11
回答No.3

こんにちは。

もしかして文系でいらっしゃるのかな?
以下は理系の研究者の話なので、文系の場合はスルーしてください。

研究者を目指すか否かに関わらず、activityの高い研究室では、修士のうちから海外の学会で普通に発表しています。まして研究者を目指す院生は、出来るだけレベルの高い学会で発表できるよう必死に研究しています。将来研究者として生き残るための競争が既に始まっていると考えるべきです。海外の学会で賞を取る院生でも、研究者の道は険しいですからね。メリットは、例えば以下の通り。

(1)それなりの質の発表ネタがあるということは、業績となる論文 本数及びインパクトファクターも稼げるはず。
 将来、公募に採用される可能性が上昇。博士号の取得は、応募資格を満たす程度にしか過ぎません。ちなみに博士号の取得基準は大学、学部及び学科等によって異なりますが、理系のまともな大学の博士課程では、博士論文の執筆だけで博士号を取得できないでしょう。そのような情報を知らない状況にあるのがちょっと不思議です。やっぱり、文系かなぁ。普通、査読誌に載った論文で判断されるはず。

(2)プレゼンテーションのスキル向上。
 自分の研究をアピールする能力があがります。

(3)名前を売り込むことが出来る可能性あり。
 注目を浴びる発表が出来た場合、将来のポスト確保に有利。発表等 でちょっと失敗しても、学生の場合、将来に深刻な悪影響が出ることはほとんどないです。ガンガン発表しましょう。

お礼

2008/09/21 01:56

>文系でいらっしゃるのかな?
はい。ご推察の通り理系ではなく文系です。

>(1)それなりの質の発表ネタがあるということは、業績となる論文 本数及びインパクトファクターも稼げるはず。
査読付海外学会で発表できるだけの研究テーマがあるということの客観的な証明になるわけで、
さらにコメント等を得て、将来の論文の土台を固め、進展させることができるような感じでしょうか。

>(2)プレゼンテーションのスキル向上。
最近に、指導教官より「いくら良い研究をしても、それを上手く見せれなければ良さがわからない」と指導されました。
他の多くの研究者が発表するところを見ることで、色々なことを得られるのでしょうね。

>(3)名前を売り込むことが出来る可能性あり。
他の日本人参加者の目にとまることがあれば、将来に有利に働きそうですね。
また、学生の場合には少しの失敗では悪影響を及ぼさないということを聞いて少し安心しました。

私は文系ですが、文系ながらもためになるご回答でした。
ご回答くださまして、誠にありがとうございました。

質問者
2008/09/19 10:25
回答No.2

博士号取る時の業績にもなりますから、早めに発表するのは良いことです。後が楽になりますから。デメリットはありません。ただ、有名処を狙いすぎて査読で落されまくる事もありますから、研究レベルにあった国際会議を選ぶ事が重要です。この点は指導教官に相談すれば良いでしょう。

お礼

2008/09/19 23:18

>博士号取る時の業績にもなりますから、早めに発表するのは良いことです。
(分野・領域によって異なるのかもしれませんが)博士号を取得する際に、何かしら業績が必要なのでしょうか?
過程博士の場合は、博士論文を執筆すればいいと思っていたのですが…。
早いうちから業績がある方が、後々に楽であることは至極納得です。

>有名処を狙いすぎて査読で落されまくる事もありますから、研究レベルにあった国際会議を選ぶ事が重要です。
これは博士後期課程に入っても同じことが言えそうですね。
高望みしすぎて落ち続けたら、結局はゼロという結果なので気をつけなければなりませんね。
ただ、指導教官には私の分野で2番目に大きな学会に提出するように言われているので、少し心配です。

丁寧にご回答くださいまして、ありがとうございました。
かりにお時間ございますようでしたら、
修士課程の段階で海外学会にて発表することの意義や今後の研究に及ぼす影響等に関して、
何かしら考えられていることがあればお聞きしたく存じます。
宜しくお願い致します。

質問者
2008/09/19 08:55
回答No.1

>海外の(それなりに名の通った)海外学会…
この学会での口頭発表は論文に準じた扱いになり、業績に記述することが出来ます。
特に招待講演などは、論文より先に書いても良いくらい。
デメリットは通常ありません。変な学会に発表すると「奇異の目」で見られますけど。

お礼

2008/09/19 23:09

>>海外の(それなりに名の通った)海外学会…
誠にお恥ずかしい文章を書いてしまい申し訳ないです。
「後で後悔」のように明らかな繰り返しですね。

>この学会での口頭発表は論文に準じた扱いになり、業績に記述することが出来ます。
口頭発表が論文と同様の取り扱いになるのは初めて知りました。

>特に招待講演などは、論文より先に書いても良いくらい。
招待講演などのレベルに達することはおそらく不可能でしょうから、
地道にペーパーをsubmitすることにします。
いつかは招待されるくらいになりたいです。

>デメリットは通常ありません。
デメリットがないことを聞いて一安心しました。

ご回答くださいましてありがとうございました。
参考にさせていただきます。
また,専門家でいらっしゃるようですので、
かりにお時間に余裕があるようでしたら、
同様に修士の段階で海外学会で発表する意義について
どのようにお考えでいらっしゃるかをお伺いしたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。

質問者

お礼をおくりました

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