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博士号取得後、海外へ行くメリットは何ですか?
2023/10/12 15:22
- 博士号取得後、海外へ行くメリットについて教えてください。異文化に触れられることや国際的な研究環境での経験が得られることが挙げられます。
- ただし、海外でのポスドクの収入や正規雇用の割合、制約事項には注意が必要です。
- 海外の大学のポスドクになった後の進路については、教員になることが一部の例外を除いて難しいとされますが、他の職業や研究機関でのキャリアを築くことも可能です。
博士号取得後、海外へ行くメリットは何ですか?
2010/04/11 21:53
博士号取得後、海外へ行く人もいるという話を聞きます。
恐らく、海外の大学のポスドクになるという意味だと思うのですが、
国内ではなく海外の大学のポスドクになるメリットについて教えて下さい。
海外へ移住することで、異文化に触れられるというのが、もっとも大きなメリットだと思うのですが、
仮に研究がうまくいかずに、収入がなくなってしまった場合に、日本にいた場合だと、アルバイトなどいろいろな方法で収入を得ることが出来ますが、海外の場合だとホームレスになるというリスクがあるのではないのでしょうか?
また、日本の大学や研究所と比べて、正規雇用される人の割合はものすごく小さいという話を聞きます。
さらには研究を進めてゆく上で、日本語の書籍が手に入らない、日本語のウェブサイトを見れない、などのいろいろな制限もあると思います。
このようなリスクを冒してまで海外に行くメリットについて教えて下さい。
また、海外の大学のポスドクになったとして、大半の人はその後どうなっているのでしょうか?
大学の教員になれるのは一握りだと思いますが、なれなかった場合にはどうしているのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
> 仮に研究がうまくいかずに、収入がなくなってしまった場合に、
> 日本にいた場合だと、アルバイトなどいろいろな方法で収入を
> 得ることが出来ますが、海外の場合だとホームレスになるという
> リスクがあるのではないのでしょうか?
その場合は、他の国の人ならばいざしらず
日本人ならば日本に帰れば済む気もしますが・・・
一年二年くらいならまだ指導教官も何かしら手助けしてくれるでしょう。
> 日本の大学や研究所と比べて、正規雇用される人の割合は
> ものすごく小さいという話を聞きます。
有名ラボに行く場合は大抵手弁当と聞きますね。
その場合、グラントが取れないと行けません。
またお給料が出ても悲惨な額になるとも聞きます。
海外で日本人がトップのラボならば
状況はかなり違ってくるんでしょうけど・・・
> さらには研究を進めてゆく上で、日本語の書籍が手に入らない、
> 日本語のウェブサイトを見れない、などのいろいろな制限もあると思います。
それは大丈夫じゃないでしょうか。
今時日本語の書籍がどうしても欲しければAmazonで買えますし、
日本語のウェブサイトも、日本語の使える環境ならば見られます。
日本語のWindowsが無くてもLinuxを使えば余裕でしょう。
> このようなリスクを冒してまで海外に行くメリットについて教えて下さい。
英語で論文を書く力は確実につくでしょうね。
あと、英語のプレゼン能力も確実に高まります。
悲しいことに今の時代、研究者として生きるためには
いずれも欠かせない能力になってしまいました。
あとは、自分の研究分野のトップをいくラボが海外にある場合は
当然そのラボに無理してでも行く意味はあるでしょうね。
「どこでもとにかく海外で」という人の気は知れませんが・・・
> また、海外の大学のポスドクになったとして、
> 大半の人はその後どうなっているのでしょうか?
私の知っている人は大抵恩師に呼び戻されて
日本で普通に大学の教員になっています。
> 大学の教員になれるのは一握りだと思いますが、
それは日本に残ったポスドクも同じことでしょう。
> なれなかった場合にはどうしているのでしょうか?
なれなかった場合の行く末も日本に残ったポスドクと同じです。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
ポスドクの契約は普通2~3年ですので海外移住というのは大げさです。たいていはその後日本に帰ってきます。中には2回ポスドクをやる人もいるので、その場合は5~6年でしょうか。収入がなくるというのはこの場合ポスドクを辞めるということに相当すると思いますが、辞めたら就労ビザもなくなるので、辞める前に次の雇用主を見付けるのでなければ日本に帰らざるをえません。つまり、大部分の日本人ポスドクは日本に帰ってきます。そういう意味ではあなたの考えているようなリスクはありません。リスクがあるとすれば、日本に帰ってきてから仕事がないかもしれないということでしょうか。ですからホームレスになるとすれば、日本でです。
まあ、おっしゃる通り、異文化に触れる中で、逆に「人間どこでも同じ事を考えてるなー」と感じられるのは非常に貴重な経験です。
例えば「裏表」ある奴は、仲間内の話題で「あいつは嫌な奴だ」という話になります。
また米国だと、生き馬の目を抜く奴が重んじられる一方、こいつは日本で働いた方が良いなという「誠実一路」の奴も居ますしね。
本来は「厳しい教授」の下で悲鳴を上げながら研究する経験は日本では出来ないのでそれを体験するのが貴重です。
そういう経験をすると、「あの教授の下で何年居たのだから優秀なのだろう」という定評を得ることが出来ます。(知人にいます、某有名私大の教授です)
私は「喧嘩は不毛だからもうやめた」という教授の下に行ったので、尻を叩かれず、結果として研究能力、出版能力が上がらず、英語ばっかり米国人並みになってしまいました。
30年になりますが、留学経験があります。
理系と文系では、かなり違います。
私費と公費(大学や企業に籍がある=帰国後も保証がある)とで、違います。
また、留学予定があるのですか、それとも興味本位。
>海外の場合だとホームレスになる
不法滞在になるので、なれない。ホームレスのビザは無い。
>研究を進めてゆく上で、日本語の書籍が手に入らない、日本語のウェブサイトを見れない、
辞書くらいは持って行かないような心がけでは。また、今ではインターネットが使えないような国へ行く奇特な人は少ないでしょう。
質問は、かなり認識不足で、・・・。
>大学の教員になれる
大学教員なんて・・・。まあ、やっていますが。