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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:文章の質を上げる工夫について)

文章の質を上げる工夫について

2023/10/12 21:24

このQ&Aのポイント
  • 自分自身が思考の道筋を明確にし、第三者にも内容が明らかな文章を作ることが重要です。
  • 共通認識を前提にし、理解しやすい表現を心掛けましょう。
  • 文章を一度寝かせてから読み返すと、客観的に評価できるため効果的です。
※ 以下は、質問の原文です

文章の質を上げる工夫について

2018/05/10 09:27

見聞きしたこと、あるいは経験に基づいた自分の考えを文章にまとめるというとき、自分自身は、その見聞きしたこと、そこからの思考の道筋、
こういった考えを構成する要素がすべて頭の中に入っているはずですが、相手はそれらを何も知らない、こういった前提で文章を作っていく
くわけですよね。つまり「完全な第三者」にとっても内容が明白であるような文章になっていることを理想としたとき、
それらの要素はどの程度に言葉で拾い尽されるべきかが、私が問題とするところです。
「完全な第三者」といっても日本人の閲覧者を対象とする以上、執筆する人間との間にはそれなりの共通認識が存在するはずですから、
度を越えて言葉を尽くせば、かえってくどく分かりにくい文章になってしまうでしょう。
逆に、言葉として拾うべきことであるのに、それが自分にとっては空気同然の常識であるために、
読み手も暗黙のうちに分かってくれるはずだといったような懸念などする余地もなく、無意識のうちにそれを省略してしまうといった場合も考えられます。
こうした危険を踏まえた工夫として、以前、書き終わったものを何日か寝かせてみてから読み返すのが良いというのを教えてもらったのですが、
何度かやってみてみても、加筆修正しようと思ったことはありません。
読んだ途端、内容がありありと、まるで当時そのことに考えていた自分が今の自分に乗り移ったかのような感覚で理解されます。
自分と、自分の考えより出でる文章との関係というのは、時間の経過によらず不変というところでしょうか。
そういうわけで、どうにも、自分で自分の文章を読むという方法ではで効果を実感できそうにありません。
よりよい方法をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
他方、この文章自体がひどい抽象論ですが、この文章から私の言わんとすることが伝わっていると思いますか?

回答 (13件中 1~5件目)

2018/05/12 00:39
回答No.13

ひまにまかせて再読させていただきました。
重複もありますが、以下のとおり再投稿いたします。

>以前、書き終わったものを何日か寝かせてみてから読み返すのが良いというのを教えてもらったのですが、
>何度かやってみてみても、加筆修正しようと思ったことはありません。
>そういうわけで、どうにも、自分で自分の文章を読むという方法ではで効果を実感できそうにありません。よりよい方法をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?

⇒自筆原稿の校正で同じような経験が何度もありました。他人に見てもらうと、驚くような勘違いや誤植を指摘されてあっと驚いたことがしばしばありました。これは、自筆原稿を読み直すときは文字面を一字一句確認することを怠って、「心で」読んでしまったことの結果だと気づきました。ここに盲点があると自戒しました。
 ということは、自筆原稿の校正は他人に見てもらうのが最善、ということになりますが、問題はそれができない場合です。それで、前便のようなご提案に至った次第でした。それは、大げさに言えば、「脱構築と再構築のススメ」といった感じでしょうか。dorawiiさんとしては、つとにご存知のことばかりかも知れませんが、以下で、それを少し詳しく反復・確認します。

「首尾一貫、論理性、起承転結」などを意識しながら、次のような作業を行う。
(1)当該の原稿の表現文を単文に切り刻む。

(2)それぞれの単文を大雑把に羅列し直す。

(3)各単文を配列の順番をよく考えて確定し、文と文の間に接続詞を補う。
 *その接続詞は大きく分けて次の2種類。
順接:前の文を肯定する接続詞=「そして、なぜなら、それゆえ、因みに」など。
逆接:前の文を否定する接続詞=「しかし、とはいえ、それなのに、他方」など。

(4)接続詞の選定では、特に順接か逆接かの区別を確認する。ただ、接続詞が多すぎると読みづらい文章になるので、それがなくても分かるところは極力省略する。特に、順接は省けるところが多い。

(5)再構成した文章を通読して段落をつける。内容のまとまりごとに段落を改め、その冒頭をインデントする。

(6)できあがった文章に「起承転結」があるかを確認する。
起:話題を提示する(導入) →承:その話題を受けてさらに内容を補充する(敷衍) →転:その話題を別の角度から見る(視点の変更) →結:その話題の提示部と別視点から見たものとを結び合わせる(総合と結論)。
 *「起承転結」の(有名な)例。
「大阪本町糸屋の娘」(起) →「姉は十八、妹は十五」(承) →「諸国諸大名は弓矢で殺す」(転) →「糸屋の娘は、目で殺す」(結)。

(7)完成した推敲・再構成済みの文章を「朗読しながら」最終確認する。
 以上、補足(蛇足)まで。

お礼

2018/07/11 19:15

ありがとうございます。

質問者

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質問する
2018/05/11 05:58
回答No.12

岩波文庫に寺田寅彦随筆集全5巻があります。私が何か言うより読んでいただくほうがよろしいのではと思います。

お礼

2018/05/11 09:21

了解しました。

質問者
2018/05/10 19:12
回答No.11

ご返事ありがとうございます。

>インターネット上の人々を想定する場合は、誰が適切なのでしょう?

じつは過去のぼくの何千という回答も,それに該当するわけですね。だいたい,「高等学校をまともに卒業した水準」で書いています。ぼくは大学生を教えますから,職業的にその感覚が直感的に身についています。

高等学校どころか,「義務教育課程をちゃんと習得し覚えている成人日本人」の割合は,かなり低いと思います。わかりやすくいえば,大学入試センター試験で7割以上を平気でたたきだせる人。全国平均点は下記に書いてあります。
http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00011358.pdf&n=%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%82%B9%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%EF%BC%89_h30.pdf

お礼

2018/05/11 09:20

なるほど、ありがとうございます。

質問者
2018/05/10 17:30
回答No.10

表題の文章の質を上げるという点についてあえて異論を唱えます。それは書く人がどのくらい文章の対象に興味を持っているかが決定的だということです。興味の持ち方が平凡だったら、いくら文章を推敲しても、ろくなものはできません。書くこと自体に興味を持っているというのと違いますね。私は寺田寅彦の随筆が好きなのですが、彼の随筆を読むと彼が対象にどのように興味を持っているかがよくわかります。文体などは気になりません。

お礼

2018/05/10 18:07

回答ありがとうございます。
差し支えなければ、どの著作がきっかけで彼の別格さを感じるようになったか教えていただけませんか。
その異論の真意を理解するにあたり、寺田寅彦という人物の文章に対する興味の質の、貴方の解釈を共有したいです。

質問者
2018/05/10 16:10
回答No.9

「お礼コメント」を拝見しました。

>一度単文にばらしたものがもともとは重文などであった際、(接続詞を付けた)単文のままにしておくか、元に戻すかの判断はどういった基準で下せばよいのでしょうか?
⇒できるなら、それもばらしてみることをお勧めします。意外な組み合わせ、言い換え、気の利いたメタファー(隠喩)の着想などが浮かび上がることもあります。
こういう効果を「間テキスト性」と言いますね。いろいろなテキストを組み合わせたり、並べ替えたり、部分を言い換えたり、追加や削除をしたりしているうちに、つまり、こねくり回しているうちに、「最初はなかった付加価値がつく」ことがあるかも知れません。

お礼

2018/05/10 18:08

なるほど。しばらくは重文や複文を極力避けてみようと思います。

質問者

お礼をおくりました

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