夫婦　金銭感覚の違い

>こんな旦那にお金の大切さをどう説明すればわかってもらえると思いますか?

金銭感覚、経済観念の整合は夫婦のなかで最も重要な課題です。

実際、お金がなくなることを心配するのと、しないのでは結果はあまり変わらないのですが
重要なのは、現状「使えるお金がどれだけあるか」
ということ。

これがわかっていたら、実際はそれほど困ることはないです。

また、将来お金がどれだけかかるか・・・これについては、それぞれ意識あわせが必要です。

入院、出産でどれだけ費用がかかるか。健康保険がどこまで使えて、実際負担はどの程度か。

＞結婚してまだ半年なんですが、旦那の金銭感覚の違いに困っています。
金銭感覚は、おそらく一生かわりません。
多分、二種類の人がいるのだと思います
(1)自分の金銭感覚のままで一生お金に困らないでやっていける人
(2)自分の金銭感覚のままでは早晩お金に困って破綻する人

(1)には２タイプあって
　a)金遣いはラフだけどそれなりにお金が入ってくるタイプ
　b)金遣いは倹しくて、それゆえにきちんとお金を残す人

(2)にも２タイプあって
　ｃ）自分の経済力や金運や将来性や投資能力に無関心か過大評価して破綻するタイプ。
　ｄ）金にみみっちくて、貯めるけど大きなところで無駄な金を使って結局破綻するタイプ　　

＞私は今妊娠中で来年は赤ちゃんも産まれるので不安で仕方ありません。

不安を払拭する方法はおそらく３つあります。

(1)必要な資金を計算する。細かくはじくか、大雑把かの違いはあれ誰しも一応計算はします。
　　細かく弾く人ほど、実は大きなものを漏らしていたりしますし、ラフな計算をする人は
　　誤差が救いになったりします。


(2)必要な金を調達してくる
　　彼は、自分の親や親戚からくるお祝いに期待しています。多少の援助はあるだろうと
　　ふんでいます。

(3)まぁなんとかなるだろう。みんなやってきていることだから・・・そう思って呑気に構える。

人生に不必要なのは心配すること。
心配してみても不安になってストレスが増すだけです。
質問者さまは、自分が不安だけど本来はご主人が何とか安心させてくれるだろうと
期待しています。でも、その期待が裏切れらそうなので、不安で仕方が無いのですね。

おそらく質問者さまは、(1)(2)の方向で自分を安心させてほしいとお考えなのでしょう。
でも、ご主人は(3)の方法で、特に不安になってはいない。

結婚は理屈ではないです。
度胸なのです。
自分がこの相手と一緒になった、その瞬間、この男につきあって一文無しになったとしても
悔いないという覚悟がいります。
自分が、アドバイスしてよくしてやろうとかあんまり考えないほうがいいです。
金銭感覚が甘いから教育してやろう・・・なんてあまり考えないことです。
おそらく今後３５年で彼は２億円以上の金を稼いでくるはずです。
長い人生のなかには金運というのは実際あります。
世の中は、２０％の人が儲けの８０％を独占しています。
世の中の富の８０％は２０％の人に集中します。
こつこつお金をためても、買った家が値下がりして、株式投資で損をして
学資に１０００万以上かねを注いでも、就職に失敗してフリーターになったりします。
この世の中には確実な道、保証された道なのないのです。
誰しも、運のよしあしに巻き込まれる。

心配しながらこつこつ金を貯めるのは、一つの生き方だけど人におしつける価値のある
ものとは違います。

そりゃ、浪費し続けたら、お金はなくなるだけでなく借金が増えます。結婚生活の
スタートからマイナスの負債を抱え込んでいたら、そりゃ誰でも不安になります。

一方、旦那を頼りがいのある男にするためには、奥さんが度胸をきめて彼を信頼して
一切任せるという方法もあります。これは一歩間違えば、彼はカードローン、次は
サラ金とズルズル落ち込むのはみえています。
でも、５００万くらいの借金ができても平気だ・・・くらいの覚悟をきめてください。
最悪、彼のご両親がそれくらいの借金はカバーしてくれるはずです。

ただ、やらせてみないと、わかりません。
それと、一緒に目標を描くことは重要です。
子供のために、１０年後１０００万円貯めようね。

＞旦那は貯金が0にならなければ良いと思っているタイプなので、いくら言っても
＞私の言っている事が理解できないみたいです。

質問者さまの「言っていること」って何でしょう。
お金が重要ということですか？
節約しないとやっていけない・・・ということでしょうか。

金銭感覚というのは、いつを重視するかというものです。
未来を重視すれば、貯蓄か投資か保険という形になります。
現在を重視すれば、今を充実させるためにお金を目いっぱい
有効に使おうということになります。
過去のつけを現在はらわなくちゃいけないのは過去の借金です。

大きな計画を書くといいでしょう。
彼に書いてもらってください。
２０年計画
今３０歳なら５０歳までに収入や貯蓄　子供　不動産　生命保険　車など
どういう暮らしにしていきたいか　自分の仕事はどう変わっていくか
年収の目標はどう推移していくのか　
確実なのは　お二人の年齢とお子様の成長です。
それを目安に、２０年間の計画を年表形式で書くのです。

＞旦那は独身の時から給料はすべて使っているタイプで
まぁ簡単に言えば　享楽的な性格ですね。
これ、決して悪いことばかりではないです。なにしろケチな男よりおおらかで
質問者さまの買い物に文句言ったりしませんし、趣味や嗜好があれば
豊かな人生が送れます。
大事なのは二人の楽しみにお金を使うことです。
お子さんのためにお金を使うのもそのひとつ。
子供が生まれたら、子供のために彼はいっぱいお金をつかいたがります。
二人でベビー用品を買いにいくなんて、幸福な光景じゃないですか。
彼だって結構マメな性格で子煩悩だったりして、子育てに夢中になりますって。
とにかく現実に集中してベストをつくすってのが彼の身上なんですから（＾＾）


＞結婚する時には貯金もありませんでした。
そりゃそうです。質問者さま喜ばすために、めいっぱい金を使ったわけです。
ディズニーシーのホテル・ミラコスタなんて彼と泊まったりしませんでしたか？
いま傍らにあるバッグは彼がお誕生日にプレゼントしてくれたものではないですか？

＞今現在お金の管理は旦那がやっていますが、
とりあえず彼を信じて任せたら失敗するまでは任せてみるのです。
失敗して借金こさえても許してやるという度胸が愛情なのです。
私はそう思って、カミサンに家計を任せています。
大事なことはカミサンも私に相談します。スーパーでの買い物も一緒にいけば
このお肉高いけいどどうしよう
みたいな相談もしてくる。
ギャンブル好きのかみさんで、円が１１３．５円のときに、必ず円安になるから
と大金をドル預金につっこんだら、たちまち１０７円とかの大幅円高になってしまって
正直、多額の損を抱え込んで困った・・・・そう思いながらも、あまりブツクサいわずに
みていたら、１年半でやっと１１５．５円までドルが回復。
もう怖いからドル売りましたけど
それだって、カミサンが気にしていて今日当たりがいいというので私が銀行に
行ってきたというだけで・・・
とにかく、信頼してまかせないと夫も夫婦の愛情も育たないです。
生きていくなかで本気で心配しなくちゃいけない一大事なんてそうめったにあるもんじゃ
ないですから。
自分の思うように動いてくれないから不安でたまらない・・・それって夫にしたら
面白くないです。
自分が信頼されてないと言われているようなもの。

＞昨日お金の件で喧嘩した時に貯金残高を聞いたら19万って言われて
＞ビックリでした。

いやぁ　彼にしてみれば１９万円あったら立派。１２月のボーナスで６１万貯めたら
８０万になるじゃないですか。それで出産はＯＫ。御祝儀で２０万くらいはくるから
お返し５万としても１００万弱は大丈夫。

＞出産費用や子供に必要な物も買わなきゃいけないのに19万でどうするの
＞と聞いても、これから貯めると言います。

そうね。頑張って貯めようね。
それでいいです。過去にさかのぼって彼を責めてもはじまらないです。

＞貯金が0になる日も近いと思います。
彼が、自分の好きなものをバンバン買ってきて、それが質問者さまには無意味に
見えるとしたら、それは愛が足りないですかね。彼の嗜好を一緒に楽しんだらいいのです。
それは早めにそうこころがけたほうがいいです。
彼がテニスやゴルフ好きなら、自分も道具を買って一緒に習う。
彼の音楽の趣味や車の趣味もできたら一緒にたのしんだほうが結局お金が無駄に
ならずにすみます。

恋愛はつきあうことですが、夫婦は一生つきあうことです。つきあってあげなくちゃ
また自分の生き方にも同様につきあってもらわないといけません。

夫を教育するのも一つの方法ですが夫を信頼して任せたほうが実は楽です。信頼する
のに教育はいりません。信じて目をつぶる度胸があればいいだけ。騙されたと思って
一度お試しください。愛が深まること請け合いです。

お礼

2005/10/21 17:45

yamadanaokakashiさんのコメントを読んで、気持ちが少しラクになりました。私はどちらかというと現実的でお金はあっても困らないんだから、無駄使いしないで貯金・貯金ってタイプです。
私の貯金は結婚や新居に必要な物となってしまい、結婚後は旦那の無駄使いばかりが気になりお金の心配ばかりでしたが、コメントを読んで考え方を少し変えると旦那の趣味などに関してもブツブツ文句を言わないでいられると思いました。

旦那に私の金銭感覚をわかってもらおうと思っている事自体が間違っていたのかもしれません。

ありがとうございました。

質問者