株取引とかFXって

投資からFXからギャンブルに至るまで、そういうものってタネ銭が多いやつが勝つものです。ギャンブルも戦争も似たようなところがありまして、大国と小国が戦争したら小国って基本的に勝てません。勝てるとしたら短期決戦に持ち込んだときだけです。長期戦になると国としての体力がモノをいうようになります。

それと同じで、投資期間が長期になればなるほどタネ銭がどれだけあるかが効いてきます。基本的に運用率はパーセントで考えるものですから、5％の運用益ならタネ銭が100万円だと5万円で、タネ銭が1億円なら500万円です。
そしてガチの投資の世界では100万円が千円札程度の単位なので、小銭を賭けてる人なんてたかが知れてるわけです。

あとお金儲けってのは、それが投資であってもまともなビジネスであっても詐欺的な商法であっても、頭がいい（悪知恵が働くも含む）人が頭が悪い人から巻き上げるものなんですよ。そしてお金に関しては「知りませんでした」とか「理解できませんでした」というのは通らないです。だからこんなことをいったら失礼だけど、頭が悪い人は搾取されるだけです。
そして自分が投資を始めて分かったことですけれど、投資をやってる人の半分はなんというか、頭が悪い人ですね。「頭が悪い」には「自分の気持ちをコントロールできない」というのも含まれます。
不思議なもので、その値段の絶頂期には「最高の買い場」に見えて、底値のときは「ここから更なる下降で地獄が始まる」ように見えるのです。これは何度経験してもそう見えてしまいます。経験している賢い人は「絶好の買い場に見えるからここが頂点だ」と判断できるんですけど、それがなかなか難しい。

とはいえプロのファンドマネージャーも海外では「ファンドマネージャーの半分はアル中かヤク中で死ぬ」といわれるらしいので、生存率は低いのでしょうね。
海外ドラマや映画などでトレーダーが出てくるときに、トレーダーの鼻に白い粉がついている描写がよくあります。その粉はコカインで、アメリカなんかでは「トレーダーはコカインを吸いながらトレードしてる」というイメージがあるんですね。

投資で本当に儲けている人は、税務署に睨まれたくないから目立つ行動なんかしないんですよ。あとそういう人はだいたい元が資産家なので多少損しても得してもそんなに動揺しないです。投資家として有名な桐谷さんはプロ棋士で元々数億円の株を所有できるくらいのお金があり、それに加えて棋士ならではの記憶力の強さで膨大なデータを記憶できる「頭の良さ」がある人です。プロの棋士は過去の自分の対戦の棋譜を全部覚えてるなんていわれますからね。

株で生活するのはしっかり勉強して、投資する会社の将来性を評価できる能力が必要です。ソフトバンクですら投資に失敗するくらいなので、生活するくらいのお金を稼ぐのは大変です。
市場全体を見れば、市場が成長して株価が上がれば上がった分だけが利益。下がれば損益。
株には配当があるので、株価が戻れば配当分は利益になります。
超長期でインデックスなどに投資すれば利益にはなるはずです。

FXは配当が無いので、値が戻っても利益は０です。
スワップがあるじゃないかと思うのは買いの立場で、売りの立場ではマイナスになっています。市場全体で見れば±０です。
資金力のある投資会社が波を作って個人を振り落としていくので、基本損します。波を読んで乗っかれるかがポイントですが、突然の大波が来て死にます。

欲を出さずに小遣い程度、遊び程度で取引するのが良いと思います。

投資信託では、20年間で数百万円の利益が出たこともあります。
まあ、専門家に任せることと、海外株が良いでしょう。
しかし、開始と終了するタイミングが重要です。
当たり前の話ですが、株価低迷期に投資して絶好機に売却する、
以降は、取引はしないことで、真の利益確定ができるものと
思います。

投資家と名乗る程ではないですが、長年に渡って投資をしています。

私が購読している経済誌で時々アンケートがありますが、投資をしている人の８割が利益を上げています。ただ、運用利益は年間２～５％程度ですね。1000万円を投資して年間２0万程度では生活出来ません。老後の為の資産形成が目的です。
特に、コロナ明けから各国の経済が上向きですので、ここ１年間で株で損をするような人はよほどの間抜けか、欲を出して逆張りをして人達でしょう。

私は自分のお金で株取引をして一応プラスになっていますが、それを信じるかどうかはあなた次第です。

私は株で生活しているわけではなく、株で生活している人の実例を知っているわけでもありませんが、自分が儲かっているという事実から考えて、そういう人はそこそこいるのではないかと思っています。
(FXについては興味がないので知りません)