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ベストアンサー

FXで利益が出たときは誰が損をしているのか

2017/12/18 00:01

FXを始めて間もないのですが、素朴な疑問がわいてきました。
例えば、自分に100万円の利益が出たときには誰かが100万円を損していることになるのでしょうか?
逆に1億円の損が出たら、そのお金はどこに入るのでしょうか?証券会社ですか?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2017/12/18 09:09
回答No.3

FX歴18年ほどの者です。

例 新規注文(買い)、ドル/円、10万単位
1.「顧客がFX会社」に、新規注文を出す。
2.「FX会社がカバー先の銀行など」に、顧客の注文と同数で注文する。
3.「FX会社とカバー先の銀行など」との、注文が約定する。
4.「顧客とFX会社」との注文が約定する。

上記が、FX会社のカバー取引で、決済時も同様に取引されます。

では、誰が損をしたのか? カバー先の銀行などの注文を考えてみれば良いです。

例 カバー先の銀行などの注文の内訳
1.FX会社からの注文。(上記のカバー取引です。)
2.日本企業と海外企業が輸出入の決済するために、企業が自国以外の通貨を調達するための注文。
日本企業が円で海外通貨を調達するケースですと、日本円の売り:海外通貨の買いで調達となります。
海外企業が海外通貨で円を調達するケースですと、日本円の買い:海外通過の売りで調達となります。
3.決済などで得た海外通貨を、自国通貨にするための注文。
日本企業が海外通貨を持っていて、それを日本国内で使う場合、海外通貨の売り:日本円の買いとなります。
(自国通貨に戻す=自国にお金を戻すことをレパトリと呼び、決算期の為替の変動要因となります。)
4.自国以外の外国株や先物などの売買のために、自国以外の通貨の売買をする注文。
5.保険会社や各企業などの資金運用のための売買注文。

他にも色々な目的で為替の注文が入り、売りと買いの交錯で取引されています。
上記のとおり、例えばドルがその時点で欲しい人もいれば、ドルがその時点でいらない人もいるということです。
この注文の中に、例えばドル/円が100円だった時に買って長く保有していて儲かったので売りたい人もいれば、114円で買ってしまい損をしたがそれでも今すぐ売りたい人もいるというように、色々な目的の注文があるので、10万円儲かった=誰かが10万円損をするということではないのです。

また、FX会社の場合、ある程度までの顧客同士の買い注文と売り注文は、互いにぶつけてしまえば良いわけです。
例 客Aの10万単位買い:客Bの10万単位売り
客Aが決済した→客Bはまだ決済していない=客Bの売り10万がまだある:客Cの10万単位買いとぶつけておく。
これは不法では…と思う方もいるかもですが、2004年から合法です。(金融商品取引法)
ですから、FX会社内だけでの取引のぶつけあいだけで見れば、誰かが損:誰かが利益:FX会社は両者のスプレッドやスワップ差などが利益となります。

お礼

2017/12/18 11:55

ご回答ありがとうございます。
FXの世界だけで完結する話ではないんですね。それに今だけでなく時間の幅も大きいことがわかりました。
自分の小さな視点と、わずかなポケットの中だけで物事を考えていました。
FXに取り組むことで、お金の流れや世界の情勢に興味を持ついいきっかけになりました。

質問者

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その他の回答 (10件中 1~5件目)

2017/12/25 17:01
回答No.10

質問の回答ですが、歴史から、経済以外からも考えましたが、やはり経済は相対化です。

すべての人が一時的な損失を被る時の一時的な期間が一瞬や数日程度ならあり得るかなと考えましたが、戦争や大震災、未知の伝染病が発症した時などでも、やはり利益を得る人がいます。
戦争などだと一時的にすべての人が損をするのではと考えましたが、細かく言えば開戦した瞬間から、エネルギー分野の企業が利益を得ますし、事が起きると必ず携わる人がいて、それが仕事になるので。

私の悪い頭では思いつかないです。

経済に比べると金融はわかりやすく、完全に相対化していますよね。

2017/12/21 00:16
回答No.9

経済は相対性ですから。

お礼

2017/12/25 01:11

ご回答ありがとうございます。「相対性」ということは、一時的にでも全員が損をするということはないのでしょうか。

質問者
2017/12/20 11:06
回答No.8

FXの細かい説明は他の方がしているので、少し違った視点で
回答させていただきます。

「信用創造」の基本をまず勉強することをお勧めしたいので、URL添付します。
詳しく理解できれば、その応用でFX含めた金融商品は全員が損することも
得することも理論上はあり得ることが分かります。

個人的な解釈でザックリ言うと、お互いの信用さえあれば中央銀行通して
お金をいくらでも増やすことができるので、みんながお金持ちになれるという
仕組みです。

お礼

2017/12/20 13:20

ご回答ありがとうございます。
さっそく「信用創造」のマンガを見てみました。わかっているようで人には体系だって説明しにくいことが、よく理解できるように描かれていて勉強になりました。

質問者
2017/12/18 12:21
回答No.7

日本人のFX市場に参戦する素人投資家のことを業界では「ミセスワタナベ」といいます。主婦がFXをやっているというイメージからです。
このミセスワタナベ資金のほとんどは、FX会社ではノミ行為をしているといわれます。ノミ行為ってのは分かりやすくするために馬券で例えると「あのさ、今度のレース、この馬券を買っておいてくれよ」って頼まれてお金を預かって、そのまま馬券を買わずに呑んでしまう行為のことです。だいたいほら、そういう馬券なんて当たらないじゃないですか。当たらなかったら自分の懐に入れて、不幸にも当たってしまったら自腹を切って支払うのです。馬券を買うのを頼む人がヘタであればあるほどノミ行為にしたほうが儲かりますよね。

ですから誰かが100万円の利益をあげたら、基本的にFX会社が損をしていると思っていいと思います。それでもトータルで見ると、勝っている人<負けている人なので儲かるというわけです。
しかし中には数千万円から数億円単位で動かす法人口座の顧客なんかもいますから、さすがにそういう人はちゃんと板に並べると思いますけどね。

東京外為取引所は、1日で平均約40兆円のお金が動くといわれています。そういう世界にいる人たちから見れば、10万、20万円の取引なんて1円玉以下の価値しかないのです。私は昔、某大手石油会社のお偉い方とお話をする機会がありましたけど、その会社では毎日約1億ドルのやりとりがされているそうです。だから「1円違っちゃうと、1億円変わるんですよ」とサラッとおっしゃっていました・笑。あと別の知り合いで、FX会社に法人口座を持っているお金持ちのお坊ちゃんがいるのですが、しばらく前に「いやー、最大の敗北をしました。計算したら、1秒で10万円負けた計算になりました」って笑っていってましたよ。トータルでいくら負けたのか、怖くて聞けませんでしたけど・笑。

お礼

2017/12/18 12:58

ご回答ありがとうございます。
うまい例えで私にもよくわかりました。1円玉以下かもしれない小銭を、私はテクニックを磨いてコツコツ増やしたいと思います。

質問者
2017/12/18 12:14
回答No.6

3です。全部の通貨が安くなることはあるのか?について、追記します。

まず、FXの超基本ですが、ユーロ/ドル=ユーロ/円÷ドル/円ですね。
これは他通貨ペアでも同様に、ポンド/ドル=ポンド/円÷ドル/円、ユーロ/ポンド=ユーロ/円÷ポンド/円です。

いつでも同じ時間のそれぞれのペアの値を上記にあてはめて計算してみれば、上記が正しいことがわかるでしょう。
もしも少しでもズレが生じていれば、上記式にあてはまるよう時間差で変動します。
ですから、上記式により、ドルが下がる時はユーロが上がるか円が上がるかというように、ドル以外の通貨が強くなければなりません。

サブプライムローン問題などの大暴落では、GSという会社が何年も前から爆売りを仕掛けていたので、その時点で買っていた投資からは大損をしましたが、売っていた投資家らや仕掛けたGSは大儲けをしています。
このように注文が約定するには売りと買いの数が同数でなければならないので、売り100:買い10となった場合、売り90は約定しませんが、為替市場は1日500兆円以上の取引注文がありますからよほど数百億といったまとまった注文でないかぎりは大方、秒以下の速さで即約定します。(現在は、1秒間に数千回以上の注文決済システムでの売買です。)

お礼

2017/12/18 13:17

何度もご親切にありがとうございます。
FXの超基本を知りませんでした。リスクを分散することを考えれば本当に知っておくべき基本ですよね。

質問者

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