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小学生の時はバブル期でした。今、不思議に思うこと?

2016/09/06 08:53

近所のJAでは、無料の「マスや鰻のつかみ取り」や果樹苗を配ってました。「母子家庭の子」は、役場から頼むから「ツアー」に参加してくださいと居間まで頭を下げに来られたそうです。また、筑波万博があり当時、私は「巨大ロボ」を造っていると思ってました。近所の年上の方から、「バイト」すれば幾らでも稼げると気前よく飯をおごってもらえました。当時は最新の「スクーター」も近所の年上の方から、「無免許」だったですが、借りて「ビックリマンチョコ」をキラキラシール一枚の為に箱買いしてました。また電灯に飛んできたクワガタやカブトムシを1000円/一匹で東京の子に買ってもらったりしました。

今、不思議に思います。一体どこから庶民に至るまでどうやって「お金が湧いて来た」のでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2016/09/07 10:01
回答No.6

経済のことを話す時に、国内で完結してるみたいに説明する人ばかりなのには閉口します。
何もないところからお金が湧く訳ないのに、まるでそんなことがあるかのように。
イギリスの植民地支配ほどじゃないですが、日本も今まで、主に中進国や後進国から極端に言えば搾取し、先進国のことは隙をついて追いついて、ここまで豊かになったんです。

今ならインフラが充実しているので、人、モノ、金、情報が瞬時に世界中を移動できますが、一昔前まではそんなことはとても困難でした。
だから後進国に生まれたら天才の資質があってもほぼ生涯貧乏で、先進国に生まれたらバカでも、後進国に生まれた天才より豊かに生きられる事がほぼ確定という、ある種とても不平等な世の中でした。

ですが今は、最貧国のたとえばバングラディシュの子どもでも、ハーバードだとかの先進国の一流校に、ネットを通して実力さえ認められれば学費なしで受け入れられます。
おそらくその子は、日本の半端なエリートサラリーマンなどより稼げる大人になるでしょう。
(ただしそれは一流校を出たからっていうより、需要のある分野に必要な能力があるからスカウトされるという意味合いのほうが強いはずです)

日本じゃ格差に不満をもつ声ばかりが取り上げられますが、昔よりよっぽど公平な世の中とも言えます。
だって日本の人も「お金持ちの家に生まれただけで人生が有利になるのはおかしい」って言うでしょ?
それを言うなら「後進国に生まれただけで天才でも貧乏、日本に生まれただけで馬鹿でも野垂れ死にしにくい」これのほうが不平等、不公平と言う事もできます。

日本の人が「単純労働でも時給1500円以上保証しろ」なんて言い出したら、企業は「外国人ならその何分の1で働いてくれるから外国に仕事を移します、あるいは人件費をかけないためにロボット化します」とやりかねません。

ではそういう企業がごうつくばりなだけかと言われたら、何度も言いますが、経済は国内だけで廻っているわけじゃありません。
同じ産業や、関連する産業で、よその国がロボット化やコストの安い第三国に外注しているなら、日本企業だけがその何倍も高いコストをかけていては産業や企業自体が存続できません。
存続できなければ、時給UPどころか雇用全滅するだけです。

「象チャート」にみる世界的な所得のシフト Market Hack
http://markethack.net/archives/52020469.html

オリンピックみたいに言うと、昔の日本は、まだ評価されきっていない若手が、ベテラン勢を飛ぶ鳥を落とす勢いで上昇できるポジションにいたら世界中から儲けることができたが、今は自らが次世代ルーキーに追い越され、どんどん競争力を落として来ている段階だから貧しくなりつつあるというのが一番の理由と思います。

お礼

2016/09/07 10:47

ご回答ありがとうございました。大変勉強をさせて頂きました。

感謝!

日頃からの読者はもうご存知だと思いますが、Market Hackのスタンスは、次のようなものです。

1.所得格差の問題は日本やアメリカだけではなく、グローバルな問題だ。だから政治を嘆いても、しょうがないし、カンタンに解決しないと諦めた方が良い
2.歴史を紐解けば、格差の是正は大きな戦争の勃発がきっかけで起きてきた
3.個人として早く不労所得で暮らせる立場を目指す方が合理的
4.有事でも財産を失わないために普段から世界情勢に注意を払いたい

質問者

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その他の回答 (6件中 1~5件目)

2016/09/06 23:27
回答No.5

7964 さん、こんばんは。

私もあの当時、まだ若かったですが、あなたと同じで本当に不思議でした。まだお金の世の中での回り方がわからなかったから、余計に不思議に見えたのかもしれません。
私にとっては別に関係ない話でしたが、新宿や銀座の商売の過熱ぶりや地上げなんて言葉は聞きませんでしたか?後はとてもマンションや高級車がよく売れたようですね。それもものすごいローンでとかなんだか今聞いたらとんでもないような金額だったらしいです。(もちろん、金利も)いまだに返済できずに手放す人もいるようです。

お礼

2016/09/07 10:48

ご回答ありがとうございました。大変勉強をさせて頂きました。

質問者
2016/09/06 22:58
回答No.4

>不思議に思います。一体どこから庶民に至るまでどうやって「お金が湧いて来た」のでしょうか?

実体のない「財産・おカネ」だからです。
「バブル=泡」ですよね。
泡は「掻き回すと、掻き回すだけ」増えますよね。
泡の空気を抜くと、本当に少ない液体しか残りません。
この液体が、実質の現金・財産です。
例えば・・・。
9月1日。A君は、1000万円で株を買った。
9月5日。A君は、この株を1500万で売った。
A君の実質利益は、500万円です。
バブル時期に「実際に売買していた方」は、バブル崩壊時にも「大損」はしていません。
濡れ手で粟の利益を手にしたA君は、お金をジャブジャブ使う事が出来たのです。
※不動産も、同様でした。
この「500万円設けた」という話を聞いて、「俺も株を買う」と思ったB君。
1500万円で、この株を購入します。
9月10日。この株は「2000万円」になっていました。
B君は「もっと上がる」と考えて、株を売りませんでした。
が、バブルの崩壊。
実質1000万円の価値だった株は、1000万円代に戻りますよね。
A君は、既に500万円の損失です。
まぁ、バブル時代は「実体のない架空経済」でした。

お礼

2016/09/07 10:49

ご回答ありがとうございました。

質問者
2016/09/06 18:59
回答No.3

基本的にインフレだったから、というのがあったと思います。インフレってのは今日1万円で売ってたものが来年の今頃には1万500円になっているということです。だったら、今買うのが正解ですよね。特に土地の値段は確実に上がったのです。例えば今年100万円で買った土地が、来年には120万円になり、再来年には150万円になったわけです。また株の値段などもぐんぐん上がりました。そしたら100万円の土地が120万円になったら売って、その利益分の20万円で株投資をしたら40万円に増えたりしたわけですよ。もうさ、そうなったら「買え。買え。じゃんじゃん買え」になるじゃないですか。買えば確実に回収できるわけですから。
そうやってお金が景気よく回るので、給与にも反映されます。冬のボーナスは夏のボーナスより多くなるのが確実で、来年の夏のボーナスはさらに上がるのが確実なら、ちょっと借金して見栄を張って高いものを買っても穴埋めは簡単です。まあそうやって、じゃんじゃんみんな買ったのですよ。

それがその後のデフレの時代になると、今年1万円で売っていたものが来年には9500円になりますから、ここは買わずに貯金が正解です。9500円でも売れなくて倒産して処分価格となったら6000円くらいで買えます。だから9500円でも買わなかったりします。でも倒産しちゃったら失業する人が出ますから、所得は減ります。所得も少なくなるわけですから、買わないのが正解です。売れないから、会社は給与を下げます。ボーナスもカットです。冬のボーナスが出るかどうかが不透明なら、無理めの買い物なんてもってのほかです。これがデフレスパイラルってやつですね。

今はお金そのものはだぶついてます。銀行などの金融機関は、内心お金を貸したいのです。でも今お金を借りて起業しようなんて人は少ないですし、企業も銀行からお金を借りて何か事業を始めようという気になりません。うっかり過剰な設備投資でもしようものならシャープのようになってしまいますからね。
だからもし誰かが株をじゃんじゃん買って株価が上がり始めたらみんな銀行からお金を借りて株投資をするようになるでしょうから、そうなるとじゃんじゃん株価が上昇しますからバブルが発生するってわけですね。ITバブルがそれでしたね。まああれがなかったら孫正義氏もホリエモンも世に出てこられなかったわけですが。

お礼

2016/09/07 10:49

ご回答ありがとうございました。

質問者
2016/09/06 16:20
回答No.2

 実は今でも通貨供給量はバブル期と同じなのですが、企業が社員に渡さずに金庫に保管しているだけの多額の保留金があって、それが消費者に渡らないので、株価は上がっても消費が伸びない結果になっているのです。

 バブル時代のように多額のお金が賃金として支払われていれば、消費が伸びるわけですが、バブル当時は米国の要請で、とにかく、お金を使って消費を伸ばせという至上命令が出ていて、意味も無い公共投資がおこなわれ、無駄な消費に莫大なお金を注ぎ込んだ時代でした。

 先を読んだ政策をおこなっていれば、バブル崩壊後も消費が続くはずだったのですが、先が読めない政治家が多くて、住宅面積を2倍にする計画に反対した結果、バブル崩壊後に住宅需要が落ち込んだ後は消費が伸びない事態が続いて、デフレ不況に至りました。

 バブル時代に住宅面積が2倍になっていれば、余ったスペースに大型家具や大型家電を購入する需要が続いていたはずで、政治家の誤算が甚だしかったように思います。

 情報社会が進展して、住宅面積が広くなくても大量の情報を蓄積出来る時代になり、消費動向が大きく変わった結果、昔からの経済政策が通用しなくなり、バブル再燃はなかなか進んでいないようです。

 今のように、4Kテレビや8Kテレビが発売される時代になっても、大型家電が売れないのは、住宅政策の失敗が原因でしょうね。今でも5LDKや6LDKの住宅が多くて、バブル期のような8LLDKや11LDKの住宅なんて、夢のまた夢です。

 土地投資が盛んだったバブル期には、土地を持っていれば銀行から融資が受けられる時代で、土地の含み資産が経済力の目安でしたが、土地価格が上がらなくなった現在では、バブルも起こらなくなりました。

 投資先があった昔はお金を刷り続けることが出来たのですが、投資先が無い今はお金を刷っても支払えない状況なのでしょう。

お礼

2016/09/07 10:50

ご回答ありがとうございました。

質問者
2016/09/06 09:06
回答No.1

お金が湧いてくるはずはありません。土地も株も未来永劫上がり続けると勝手に思い込んで、つまり、現金を持っていると相対的に価値が下がると思っていたものですから、どんどん使っていただけのことです。

お礼

2016/09/07 10:48

ご回答ありがとうございました。

質問者

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