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どうして定期預金の方が金利が高くなるのですか?
2017/12/16 12:21
普通預金も定期預金も銀行にお金を貸しているのですよね?
どうして定期預金の方が金利が高くなるのですか?
「いつまで」って機嫌を決めて貸すから
銀行側も嬉しいからですか?
回答 (4件中 1~4件目)
一年間預けます。と、約束して預かったお金なら、何も考えずに一年間、別の誰かに貸して金利を得ることができます。
いつでも返せるようにして。と、いう預かり方をしたら、誰かに貸す場合、貸した相手に急に返してとはいえません。
なので、ほかの人などから預かっているお金などの兼ね合いを考えて、一定の割合までしか貸すことができなくなります。
貸したお金の金利収入から、銀行の経費を引いて、預かった人への金利にするわけですから、預かっても全額貸すことのできないお金であれば、多く金利をつけることはできないというだけの話です。
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銀行は、預金者から預かった資金をほかの企業などに又貸しして利息をもらい、その一部を「預金利息」として預金者に支払っています。
当然、預かった預金全部を又貸ししたほうがたくさん利息をもらえますので、預金者にたくさん利息を払うことができます。
ところで、日銀の政策の1つとして「支払準備率操作」があるというのを習ったことがあると思うのですが、銀行は、預金額の「一定割合」を支払い(預金者の引き出し)に備えて準備しておかなければならないことになっています。
つまり、預かった預金を100%企業などに又貸しする(利息を得る)ことができないことになっているのです。
なぜ、預金の一定割合を「支払準備金」として手元に残しておかなければならないと、日銀が定めているかというと、「預金者は、いつ引き出しにくるか分からない。そのときに、『お金がありません』『返せません』では困るから」です。
その銀行が困るだけじゃなくて、銀行制度全体に対して「不信感」が広がって、銀行制度が壊滅してしまうかもしれないからです。
実際には、銀行は法定の準備金以上に、たくさん準備しています。
つまり、企業などに貸し出して利息をもらっていない=預金者に利息を渡せない資金がたくさんあるのです。
ということは、例えば「3年定期預金です=3年間引き出しません」と約束してもらえば、100%近く又貸しして企業から利息をもらえる=預金者に配分できる利息が増える、ということなのです。
銀行の仕組みがわかれば、回答を待たずとも理解できるのでは。小中学生ですか。それなら、わかりやすく説明しますが。