お金の教養

ＦＰ２級と銀行協会のファイナンシャルアドバイザーの資格を４０代の頃、取得しました。
それは労働組合の役員として、組合独自の保険（生命、医療、火災、自動車などの）を扱っていたからです。

そういう勉強の中で最初に何を学ぶのかというと、人生におけるリスク管理です。

２０代後半の方の人生のリスクって何かというと、解雇・病気でしょうか。
日本にはそれなりの社会保険制度が完備しています。リスクの際に一番簡単に手軽に使えるものなので知っておくべきものではないでしょうか。

・健康保険なら、(1)高額療養制度、(2)傷病手当金などが頼りになります。
＊つまり、医療保険にどのくらいの保障を備えるかということで重要です。あなたの年齢では、基本、掛け捨ての方が安くて得です。
・雇用保険もあります。サラリーマンなら、解雇などの時には助けになります。自己都合か会社都合かで全然支給日数なども違います。
・労災保険・・・これは保険料の自己負担がありません。健康保険を利用するよりも補償が良いので利用できるにこしたことはありません。
・（公的）年金・・・あなたのような年代では、支払っていても将来ちゃんと貰えるのかという疑問がわくようですが、年金は老後のためだけでなく、障害者になった場合とか、自分が死んで残された遺族に年金が支払われるということもあるので、基本は押さえておくべきです。

それらを整えたら、次は結婚でしょうか。
結婚は人生においてリスクになるかプラスになるかの大きな分かれ道になるでしょう。
それこそお金の価値観が違う女性と結婚をしたら、日常がもめごとだらけになります。

僕があなたぐらいの年齢だったら、いろいろな株投資の方法がありますので、やるでしょうね。
問題は株投資で儲けるというよりは、余裕資金で将来の布石を打つという感覚で行うのがよいのではないでしょうか。

また、元本保証などの金融商品は利率があまりに低いのですが、個人年金などは税金控除の枠が生命保険控除と別にありますので、将来のために加入すべき金融商品です。

お金についてですが、基本的に収入、支出、運用の三点が重要です。
全ては経済状況によって変わってくるので、お金＝経済と考えてください。

収入については生活できる安定した金額、支出はコントロール出来るはずです。
最も難しいのは運用ですが、リスクがほとんどない預貯金、リスクがある
株などの投資、リスクが小さい債券投資などがあります。

リスクがある投資は長く続ければ続けるほど、利益を上げるのが難しくなり、
一例として株投資の場合、利益を上げ続けられる人は２～３％です。
現在、コロナショックにより経済が歴史的に悪い状況になり、株は乱高下、
債券の安全性も読めない状態です。

上記のような危機的な状況は、経済の勉強するには最も良く、投資などを
行うには最も悪い時期だと理解してください。
経済について知っておくべき事は、インフレ下とデフレ下での違い、
通貨の歴史、金（ゴールド）の歴史などを調べてください。

コロナ後の世界は、社会が一変すると予想しています。
数年かけて経済の勉強をするには、とても良いタイミングです。
長年の投資経験からの意見ですが、参考になれば幸いです。

まず、お金について勉強したいということですが、お金の本質は「経済」であって、「経済」の本質は人々の思惑や思想や宗教や歴史背景によって変動します。

例えば、現在何故「原油価格」が急落しているかなどの理由を調べてみると勉強になると思います。

原油価格が急落　みんな怖がる理由とは　　:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56919170X10C20A3000000/

また、どうして「中東」で戦争が起こりやすいのかも調べてみると勉強になると思います。
なので、そもそも具体的にこれを勉強しろという言える内容ではありません。

そんなことをこの場で聞かれても答えられる人は居ないでしょう。
たった１つだけ書くなら
稼いで我が身に入っている以上のお金を使うと破綻するということです。
これさえも理解できない足し算と引き算もできない人がいっぱいいます。

　五円は御利益があるとか言いますが、単なる洒落では無くて、人によってはお金を持つと人生が変わる例があります。たとえば、お金を貯めていると、お金が入る事件が増えて、いつの間にかお金持ちになっている人がいます。お金持ちの家に泊まって、しばらく宝くじを買っていたら、１等に当選したという人もいます。お金を持つと幸福になる人、逆に不幸になる人、様々な人がいます。自分はどちらなのかを調べて置いた方が良いでしょうね。