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オペアンプを用いた設計について
2023/10/21 00:43
- 添付の回路になりますが、音声の交流信号をオペアンプに入力し、増幅出力させます。
- オペアンプのプラスに交流信号が入ると思うのですが、手前のR1抵抗に6Vがかかります。
- オペアンプのプラスには交流信号、6Vどちらの信号が入るでしょうか。
回答 (8件中 1~5件目)
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オペアンプは、直流も交流も区別せずに、自分が作った回路の定数に従って動作します。
入力にDC6Vバイアスをかけた交流信号を加えて、その中の交流信号を増幅したいのであれば、増幅の基準電位をDC6Vになるようにしないといけません。
GND基準で増幅してしまうと、DC6Vも増幅してしまうので増幅率2倍以上になると、電源電圧DC12Vを超えて振り切れてしまいます。
あと、気になったのは「入力側をメインに知りたくて省略している」という所で、オペアンプを使う上で、入力と出力は切り離して考えることはできません。
オペアンプ単体の増幅率(オープンループゲイン)は理想オペアンプでは無限大、実際には無限大ということはあり得ませんが、一般的には数万倍~数十万倍ぐらいあります。
このままでは使えないので、帰還をかけて必要な増幅率が得られるように設計します。
出力は、オペアンプの電源電圧範囲より少し狭い範囲でしか出力することは出来ませんから、出力電圧がこの範囲に収まるように回路設計しましょう。
>オペアンプは6Vと交流信号どちらを増幅させてVoutしているのでしょうか。
オペアンプは、直流6Vと交流入力信号を区別せずに、回路定数に従って出力します。
>単電源で動作させようとしています。
>電源電圧Vccは12Vになりますが、プラス端子への入力電圧は6Vです。
>電源電圧の1/2というのは一般的に決まってるのでしょうか。
ご提示頂いた回路図には、-V-12V/+V 12Vと記載されていたので、単電源とは想定できませんでした。
単電源で使うのであれば、電源電圧の1/2をバイアス電圧として印加すのは常套手段です。
皆さんが書かれているように、この回路では交流信号の増幅器としては動作しないと思います。
まずは「オペアンプとは何ぞや」を知ることからだと思います。
オペアンプ 基本回路、で検索すれば基本的な回路は調べられるはずです。
オペアンプの動作を知る上で、重要なキーワードは「バーチャルショート(イマジナリーショートとも言う)」というキーワードです。
このキーワードが理解出来れば、オペアンプの基本動作はある程度理解出来たと言えると思います。
分からない事を知ろうという姿勢は素晴らしいと思いますので、これらのキーワードを元に、少し自分で調べてみて下さい。
それでも、まだ分からない事がありましたら、また質問されたらいいと思います。
オペアンプとは何ぞや、という事がある程度分かってから質問される時には、きっと今回提示された回路とは違う回路になっている事でしょう。
補足
2022/06/07 20:45
ありがとうございます。
その場合、オペアンプは6Vと交流信号どちらを増幅させてVoutしているのでしょうか。