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表面処理記号についての疑問
2023/10/21 01:30
- 加工後の表面処理(仕上げ)についての疑問について説明します。
- 部材の図面に除去禁止と除去しない記号がある場合の解釈方法についてまとめます。
- 配管で使うガスケットなどには除去禁止記号が入っている場合、それは部材の寸法記載のための図面としての指示と解釈しています。
表面処理記号(仕上げ記号)について
2022/07/08 13:14
加工後の表面処理(仕上げ)は記載された情報を元に行われますが、
その中で除去を問わない記号と除去加工を禁ずる記号が
同一図面に代表としてある記載されている場合は
どの様に受け止めればよいのでしょうか?
キレイにしてほしい所には別途記号が入っています。
配管で使うガスケット等ではたまに除去加工を禁ずる記号が入っていますが、その際は部材の寸法記載の為だけに起こした図面だったりするので、単純に部材のまま使えという指示と認識しています。
質問者が選んだベストアンサー
>>〜相互の保険としておく
この辺りは立場などで変わりますが、保険にはなりませんね。
貴方が該当品の設計者であり、どちらの指示を残しても良いなら、加工の自由度が高い『問わない』のみを残すべきです。指示が併記されているというのはトラブルの元ですから。
次に貴方が加工者で、別に除去する必要がない場所の指示なら、あえて除去しなければ『問わない』も『禁ずる』も満たせるので、そもそも併記を解消する必要がありません。
文章からすると、実際にはこのシチュエーションだと思います。
最後に貴方が加工者で、除去する必要がある場合には、『問わない』か『禁ずる』かで作業内容が変化しますから、しかるべき相手に確認し、併記を解消させる必要があります。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
>>手を加えなくていいのであれば、問わないほうだけを記載したほうがいい
これはちょっと違います。『問わない』のは『必要なら除去してもよい』という意味を含みますから、加工側に選択肢があります。
なので併記されているのは図面的に矛盾しているのですが、とりあえず厳格な方を守っておけばベターである、という形ですね。
>>除去を問わない記号と除去加工を禁ずる記号が同一図面に代表としてある
まあ製図ミスなのでしょうが、「問わない」と「禁ずる」で必ずしも背反しないので、ひとまず「禁ずる」を優先して考えるのがベターでしょうね。
もし除去加工しないと工数が大幅に上がったり、そもそも加工不能であるなら確認する、というくらいでしょうか。
補足
2022/07/08 19:17
確かに問わないを守っても禁ずるを守っても、手を加えないので結果は同じですね。
禁ずるという言葉に重みがあったので、手を加えなくていいのであれば、問わないほうだけを記載したほうがいいのかなとおもいました。
補足
2022/07/11 09:25
併記を解消したければ問わないのみを残して、一応図面上で指示しているので必要に応じて気になるならという、相互の保険としておくという考えで差し支えないでしょうか?