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基準面からの寸法に関する質問
2023/10/18 14:23
- 基準面とは異なる場所に寸法を入れることは可能でしょうか。
- 派遣で設計しているため、現場との情報交換ができない状況です。
- フレームの寸法は縦2000mm、横1000mm、奥行き250mm程度です。
すべての寸法は、基準面からでないとダメですか
2011/08/06 13:44
当方、派遣で、設計しているもので、現場の方と情報交換がないので、教えてほしいのです。
型鋼や16t程の鋼板でフレームをつくっており、縦2000mm、横1000mm、奥行き250mm程の物です。
それに、マシニングでキリ穴やタップを加工しているのですが、仕上げ加工している基準面があって、図面ではその面からほどんどの寸法が入っています。
その図面に精度不要のタップを追加したいのですが、基準面から遠い位置にあり、基準面から、寸法を入れると、図面が見にくくなります。(すでに、たくさんの寸法が入っている)
こういう場合、基準面でないタップに近い面から寸法を入れても加工する側としては、問題ないでしょうか。
質問者が選んだベストアンサー
迷っている理由が図面の見易さであるならば、何とか工夫して
でも基準面から寸法指示することが原則と考えます。
基準面以外に、設計上、その部品の機能として基準となりうる
ような加工部位があればそちらから引っ張ることも一案です。
また、他に同じサイズのタップ加工部位(もしくはタップ下穴と
同サイズのキリ穴の加工部位)があれば、そちらから寸法を引っ
張ることも可能かと。
2度と製作しない部品で、すでに現場に流れてる場合、緊急措置
として、基準面以外の近い部位から指示することは、致し方ない
と思います。
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その他の回答 (10件中 1~5件目)
このような図面は、XとY方向の寸法線の山になって非常に見難くなってしまう
従って、例えば左下を原点(0,0)とした場合、座標表示にて図示するという
方法があるのです。CADによっては、自動で座標を記入してくれるので便利と
いうか、間違いのない図面を作成できます。その他に参考URLのような作図も
お礼
2011/08/07 10:44
ありがとうございました。
サンプル見ましたが、確かに見やすいですね。
うーんと
とりあえず 公差を勉強してください
基準面から寸法を入れるのと
反対から入れるのでは意味がちがいます
もちろん反対から 入れても 成り立つように作れば問題はありません
>>基準面から、寸法を入れると、図面が見にくくなります。
>>(すでに、たくさんの寸法が入っている)
上記の理由だけで反対側から入れるのは設計者としては不合格です
お礼
2011/08/07 00:18
ありがとうございます。
図面が見にくくなるからだけではありません。
そのタップの位置が普通公差でよいので(あえて言えば、掃除用のブラシを引っ掛けるブラケット用のタップのような感じです)図面を見にくくしてまで、基準面から寸法を入れる意味があるのかなと思ったからです。
しかし、色々な回答から、機械加工する人は、基準面からの寸法が必要なので、そうするという結論に至ったのですが、
ケースバイケースじゃないですかね。
例えば、大外の枠の大きさが±0.2mmとかで、
対して追加する穴の位置が±1mmくらいで良いという話なら
つまり、外枠の寸法公差に対して、穴位置の公差が十分に大きいなら、
それは、近い側から記入しても問題は無いかも知れません。
無理に1980±〇〇とするよりは20±△△とした方がスマートだし、親切かも知れませんよね。
とはいえ、ワークというのは基準面を基準に機械に設置されますから、
変なところから変に寸法を書かれても、とくに小ロットの場合、
一発で位置を決められなくなってしまう場合というのがあるでしょう。
基本は、本当に必要な距離は何か、でしょう。
例えば、複数の穴の相対的な位置関係が問題になるのであれば、
それぞれの穴の絶対的な位置よりも、穴の位置関係を記入した方が良いと思いますし。
中には、どーーしても、こっちの面からこの範囲に穴がなければ都合が悪い、というケースもありますし。
また、測定の事も考えないといけませんね。
例えば、穴の深さを、反対側の面からの距離で表したら、
ものによっては測るのにえらい往生します。
もちろんその数値が何より重要なら仕方ないですけれども、
必要が無ければ普通は避けます。
寸法が大きくなればなるほど、精度を出すのが難しくなりますし、
測定誤差も大きくなりますしね。
測定自体も大変になりますし。
手持ちの電動ドリル等で満たしうる精度なのであれば、
後から追加工するのも念頭に置いて、
近い面から記入するのもアリだと思いますし。
もちろんその場合には追加工用の図面を起こした方が良いかも知れませんし。
一概には言えないですよね。
お礼
2011/08/06 23:31
ありがとうございます。
おっしゃるように、電動ドリルで、人が、後から加工するようなものなら、近い面から寸法入れてもいいような気がします。
でも、汎用であれ、NCであれ、機械加工するなら、基準面から入れたほうが加工する側は、計算する手間が省けて楽なんでしょうかね。
図面は小説と同じ、作成者の『思い』が伝わる必要があります。
数字にはただの量としての数字だけでなく何をしたいか思いがあります。
現場では組図や近い図番を突き合わせどの数字とどの数字が組み合わさるか検討します。
CAD,CAMが普及する以前には全部ゼロ基準から追って数字を入れる図面も多くありましたけど。
車でわデザイン曲線など円弧列に交点にすべて座標を入れる図面もありました。
お礼
2011/08/06 16:48
回答ありがとうございます。
寸法は基準面から入れるものです。
それ以外の所から追っていけば図面寸法通りに加工されていても使えない物が出来てしまう恐れがあります。
遠いとか近いとか、精度が要るとか要らないとかそういった物じゃありません。
どこが基準で、どの程度の精度が必要なのかを伝える手段が図面です。
1つ気になるのは殆どの寸法が同一基準から入っているとの事ですが、普通そうなる事はまずありません。
それぞれの加工形状に対して別々の基準がある事の方が多いです。
マシニングに入力しやすいようにとの配慮からか、全ての寸法を加工原点から入れてある図面は実際に私も目にしますが、これはナンセンスです。
あくまで図面は設計上、その形状の基準となる所から入れないと、設計者が何を考えてその寸法を入れたのかが下流工程に伝わりません。
計算の必要な寸法は入れるなとかいう人も居ますが馬鹿げた話です。
また精度不要と言っても限度がある筈。
±1mm程度まで許容できるのか、10mmなのか、100mmなのか、図面に記さなければ伝わらないでしょう。
一般公差よりももっとラフで良いなら、そのように公差を入れるべき。
見やすくしたいなら表記の仕方を工夫すれば良い。
お礼
2011/08/06 16:52
回答ありがとうございます。
「殆どの寸法が同一基準から入っている」について、正確にはご指摘のようにそのフレームにもいくつかの基準がありました。
お礼
2011/08/06 16:47
回答ありがとうございます
実際的な方法を教えてくださりありがとうございます。