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第二種電気工事士の施工範囲
2024/03/11 20:59
第二種電気工事士の資格について調べています。
この資格があれば、「電圧600V以下で受電する場所の配線や電気設備など」ができると書いてありました。
今勤めているホテルの壁のコンセントの修理とかできたら良いなと思っているんですが、割と大きめのホテルは「電圧600V以下」に該当する可能性はありそうですか?
また、電圧600V以下かどうかはどうすれば確認できますか?
よろしくお願いします!
回答 (4件中 1~4件目)
雑な見分け方として、電柱からの引き込み線が直接配電盤に繋がっていれば、ただの第二種電気工事士で工事可能な一般電気工作物ですね。
引き込み線が一度変圧設備を介して配電盤に繋がっていれば、ただの第二種電気工事士では埋め込みコンセント交換もやっちゃダメな自家用電気工作物に当たるとみてよいかと。
この場合でも、第二種電気工事士免許取得後に「認定電気工事従事者認定講習」を受講し、「認定電気工事従事者」となれば、最大電力500kW未満の自家用電気工作物であれば、600V以下の部分の電気工事が可能になります。(電線路工事(引き込み線など)を除く)
https://www.eei.or.jp/approval/
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/files/dengikaisetsu.pdf
最大電力500kW以上の自家用電気工作物だと、電気主任技術者に監督責任が負わされる形となり、免許の制限がなくなります。
(電圧に応じた電気工事士免許を有していることが好ましいが…)
https://gihyo.jp/assets/files/book/2011/978-4-7741-4637-9/9784774146379-01.pdf
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>また、電圧600V以下かどうかはどうすれば確認できますか?
何よりも先ず契約電力確認
https://www.tepco.co.jp/ep/corporate/plan_h/index-j.html
https://biz.kepco.jp/elec/menu/500kw_less/
低圧受電?か高圧受電か?
契約書か請求書で確認できる
契約書を見なくともキュービクルが有れば高圧受電
https://www.daihen.co.jp/technologygeeks/cat01/cat01_03/126/
最近は小型キュービクルも増えて
https://www.nkeco.co.jp/work/small-cubicle/
コンビニとかでも高圧受電は多い
お礼
2024/03/17 21:23
回答ありがとうございます!
次のURLの情報が正確で比較的わかりやすいと思います。
https://www.shiken.or.jp/range_qualification/03.html
500kW未満の自家用電気工作物の工事は、第一種電気工事士の範囲ですが、第二種電気工事士が、第一種電気工事士の作業を補助することは許されています。ご質問者さんが第二種電気工事士の資格を得ても、単独で工事することは違法になりますが、第一種電気工事士と一緒に働くのであれば問題ありません。
500kW超の自家用電気工作物の工事は、その電気主任技術者の管理監督下でおこなうことになりますので、工事に対する基本契約でどのように規定しているか次第になると思います。ご質問者さんがホテルの従業員で、第二種電気工事士であれば、会社のルールに基づいて工事を行うのであればコンセントの修理などは問題なく施工できる筈です。
なお、日本国内であれば、600Vを超えるコンセントは無い筈です。一般的には、住宅用機器の場合は100V、業務用機器の場合でも小容量ならば100V、モーターを使う機器では200Vの場合が多いと思います。
電圧は、負荷として接続されている機器の銘板を見れば確認できます。
お礼
2024/03/12 00:28
丁寧に教えていただいてありがとうございます!難しくてまだちょっと分からないところもありますが、とりあえずコンセントの工事はできるようで安心しました。リンクも確認してみます。
お礼
2024/03/19 17:58
ありがとうございます!
「電気工作物」について調べたら、よく分かりました(https://www.kdh.or.jp/corporation/private.html)。
建物によってはただの第二種電気工事士ではコンセントもいじれないのもあるんですね。
うちのホテル周辺に「変圧設備」っぽいのがあるか一度見てみます。
「認定電気工事従事者」についても調べてみます。それになれば、最大電力500kW未満の建物のコンセントなら修理できるということですね。
ありがとうございます。