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リレーの結線方法とは?
2024/04/16 20:17
- リレーを回路に追加する方法について教えてください。
- 中継端子とシーケンサの間にリレーを組み込むことで、近接スイッチからの漏れ電流をカットすることができます。
- シーケンサにはスマートリレー(FL1F-H12RCE)を使用しており、近接スイッチはD-M9Bを使用しています。
質問者が選んだベストアンサー
FL1F-H12RCの端子はこれで合っているでしょうか?
> 2k~3kΩというのはどのように算出されたのでしょうか?
FL1F-H12RCEの入力は、電流の流れ込みがかなり少ないので、プルダウン抵抗が負荷抵抗にもなっています。
漏れ電流が0.8mAのとき5Vを超えてはいけないので、
5V/0.8mA=6.25kΩ以下(これより大きい抵抗は漏れ電流で5Vを超える)、
かつ負荷電流が2.5~40mAまでなので、
24V/40mA=600Ω以上(これより小さい抵抗は負荷電流最大値を超える)、
という条件の範囲内で、無難なところということです。
2kΩならD-M9B漏れ電流時入力電圧1.6V、D-M9B動作時12mA。
3.9kΩならD-M9B漏れ電流時入力電圧3.12V、D-M9B動作時6.15mA。
近接スイッチは自身の動作のためにおよそ4V以上必要らしいので、動作時の電流は計算よりももうすこし少なくなるでしょう。
実際の検証が必要 というのは雑音に影響されるとか、近接スイッチが対象物の接近前後でどんな動作をするのか、それがプルダウン抵抗値で変化があるのか、ということが気になったからです。取り越し苦労かもしれませんが。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
> 今回は可能であれば手持ちのリレーで処理したいのですが、可能でしょうか...?
可能か不可能かで言えば可能です。
しかし設計者としては絶対にやっちゃだめなことです。
近接スイッチ: めったに壊れない
抵抗: 半永久的に壊れない
リレー: 消耗品
常識的にリレーを使うことはあり得ないので、リレーが悪くなった時に保守者に多大な迷惑をかけます。
また余計なコストがかかる。
無意味に複雑になる。
など悪い事ずくめです。
お礼
2024/04/16 15:14
ありがとうございます。
おっしゃる通りですね。。
抵抗を入れる方向で進めようと思います。
まずネットをググるなどして機器の特性を調べましょう。
SMCの近接スイッチD-M9Bは、漏れ電流0.8mA、負荷電流2.5~40mA。
IDECのスマートリレーFL1F-H12RCEの入力1は、
1:>8.5V、>0.12mA 、0:<5V、<0.07mA。
これを見ると、スマートリレーの入力がOFF(0)になるには0.07mA以下の電流であることが必要ですが、近接スイッチからはそれ以上の0.8mAの漏れ電流が入力されているので8.5Vを超え、ONしっぱなしになるわけですね。
ということで、近接スイッチの漏れ電流でスマートリレーがON(1)にならない電圧になるようにするには、スマートリレー入力端子とマイナス電圧の間に、漏れ電流を逃がすプルダウン抵抗が必要です。
実際はもう少し検証しなければなりませんが、OFF電圧は5V以下ということなので、かつ近接スイッチがONした時の負荷電流を超えない値として、無理のない抵抗値は2kΩぐらいから3kΩ台を選べばいいかなと思います。
お礼
2024/04/16 15:12
ありがとうございます。
まさに事象としてはその通りです。
2k~3kΩというのはどのように算出されたのでしょうか?
リレーではなくブリーダー抵抗を入れてください。
https://www.contec-kb.com/wp/wp-content/uploads/2012/09/e4df7a1962bed5535e5af96f7f9995ec1.pdf
お礼
2024/04/16 12:22
なるほど...抵抗で処理する方法もあったのですね。。
ありがとうございます。
配線的にも楽なので今後はこちらの方法で組みます。
今回は可能であれば手持ちのリレーで処理したいのですが、可能でしょうか...?
お礼
2024/04/16 19:25
ありがとうございます。
抵抗の選定方法等、大変勉強になりました。