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マシニングセンタの自動運転化のヒント
2023/10/12 12:27
- マシニングセンタの自動運転化を考えている方へのヒントとして、加工精度や温度管理、工具寿命管理などの課題について解説します。
- MC自動化を考えている方には、加工精度を高めるために温度管理や工具寿命管理などの課題に取り組むことが重要です。
- MC自動運転を実現するためには、加工精度向上のための温度管理や工具寿命管理などの課題を解決する必要があります。
マシニングセンタの自動運転化のヒントください
2000/11/28 22:10
私はMC加工を始めて2年目の者です。最近、加工に慣れてきたのでMC自動化を考えております。弊社のMC仕様は主軸は最大2万回転、ATC30本付き、工具長補正付きです。現状では±0.01の寸法公差内の加工ならば、ATC自動運転で加工出来ます(ただし、主軸1万回転以内の加工で)。・・・が、それ以上の要求精度の加工品が多く、最後の仕上加工の刃物合わせ(フラットEM切削底面Z面とテーパーEM、ラジアスEM底面Z値を合わせるなど)はMCオペレーターが行っています。この作業を自動化したいのですが、可能なもんでしょうか?MC自動運転で何μぐらいの要求精度品が加工できますか?MC機内の温度管理、室内の温度管理、主軸熱変位テスト、ATC、APCの繰り返し精度、Z軸原点だし、(前にも挙げました)刃先形状によるZ値の違い、工具寿命管理・・・と私が思いつくだけでも多くの課題があります。皆さんはそれらの課題をどのように進めてられるのでしょうか?教えて下さい。よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
前の回答された方のご意見に相当する意見ではありますが、私もコストや加工する製品の数量により、自動化でどれくらいメリットがあるのかをよく考えることをおすすめします。私も十数年MCとNCフライスに関わっておりますが、中々自動化には至りません。また業務内容により一概に言えない部分もあります。私が数十年貯めたデータでは、かなりのデータ蓄積においても、多品種や多数量、工具磨耗による交換後の振れや寸法管理、熱変異、温湿度からの影響、振動等数えればきりがないほど問題をかかえます。私個人的には、現状に問題が出た場合に、いかにすばやく素早く対処し、作業を進めるかに日夜努力しています。機械のクセや作業条件、切削による仕上がりのデータ、段取りはこれでよいか?等、機械の条件と、作業者の手腕とを努力でカバーしているのが、町工場では現状です。
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はじめまして、自動化の考えは、誰しももっておりますが、中々出来
無いのが現状です。自動化をするためには、ある程度の数があれば可能
と思います。注意点は、質問での内容をみると、総て理解なさっており
言うことはありません。また、他に問題があるとすれば、御社の機械が
高速機であるため、ツールの選定、切削液の選定、チップの排出、室内
温度管理に対する大きくかかる費用、他に、自動測定をどうするか、等
をクリアーしなければなりません。せっかくやろうとしているのに、
文句をつけるわけでは御座いませんが、自動化することにより、御社
としてどのくらいの収益アップになるかを、検討ください。返って、
マイナスになる公算が高くなるのでは、と思います。
お礼
0002/11/30 00:00
早速のご回答ありがとうございました。ご指摘いただきました公算から考えていきたいとおもいます。