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超高真空中でのベリリウム銅のネジ付け・はずしにおけるメッキの効果とは?
2023/10/12 13:21
- ベリリウム銅のネジを超高真空中で遠隔操作できる方法を模索している東京大学の花栗です。しかし、同種金属同士のためすぐに噛み合ってしまい困っています。ネジの表面にメッキを施すことでこの問題を解決することは可能でしょうか?
- 超高真空中でのベリリウム銅のネジ付け・はずしにおいて、雄ネジと雌ネジが同種金属であるためにすぐに噛み合ってしまう問題に悩んでいる東京大学の花栗です。この問題を解決するために、ネジの表面にメッキを施す方法が有効でしょうか?
- 東京大学の花栗です。超高真空中でのベリリウム銅のネジ付け・はずしにおいて、同種金属同士のためにすぐに噛み合ってしまう問題に困っています。この問題を解決するために、ネジの表面にメッキを施すことは可能でしょうか?
ベリリウム銅へのメッキ
2000/09/12 14:58
東京大学の花栗と申します。
超高真空中で、ベリリウム銅のネジ(M12P1とM3P0.5)をつけたり、はずしたりしたいのですが、遠隔操作であることと、雄ネジも雌ネジも同種金属であるせいか、すぐに噛んでしまい、困っています。雄ネジの表面になにかメッキして解決しようと考えていますが、何をどの程度の厚さメッキしたらよいか御教示頂けないでしょうか。他にも良い方法がありましたら御教示下さい。
回答 (5件中 1~5件目)
確かに銀めっきだと変色のおそれがあります。
金めっきならその心配は有りませんが、銀めっきほどの潤滑性はありません。
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無電解ニッケルめっきを510ミクロン程度おこない、その後 熱処理することでめっき皮膜の耐摩耗性や密着性を向上させることができます。
ただ、isikawasinさんのおっしゃるように、超真空中では問題があるかもしれません。
あまり経験はありませんが、次の方法が良いと思います。
1.片方だけ銀めっきを10ミクロンする
2.片方を無電解ニッケルめっき10ミクロン、片方を銀めっき10ミク
ロンする
3.片方だけテフロン入り無電解ニッケルめっきをする。
上記の方法のいずれかで解決すると思います。
超真空中とのことなので、ガスの発生のおそれがありますので、1の方
法ならばその恐れは無いと思います。
はじめまして、難しい研究をしていらっしゃるのでしょう。超真空の
中では、同質材であれば、面租度を鏡面に仕上げれば何ら、接着、溶接
をしなくても原子が移動し蒸着します。メスネジ対オスネジのクリア
ランスをがたにすることは、出来ないのでしょう。また、錆びさせない
ための鍍金を考えることは、如何でしょう。また、今おこなっている
研究をしているか解りませんが、異物を表面処理してよいなら、
コーティングの方が間違いなく、優れています。すべりだけを考えるな
ら、TICNと言うコーティングがよいと思いますが、最近では、
多種多様のコーティングがあるようです。同質のコーティングはしない
で、必ずオスとメスを変えた方がよいでしょう。
携帯電話などにも「ベリリウム銅」が使用されています。
その場合、大体が「無電解ニッケルめっき」処理を
膜厚で25μまでにて行っているみたいです。
補足
0002/11/30 00:00
御回答ありがとうございます。実は強い磁場がかかるので、ニッケルは使えないので、銀にしようと思います。ただ、時々空気中に長期間取り出すので、銀だと曇ってしまうのではないかと思います。金でも同様な効果が期待できますでしょうか。