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CAD間のデータ転送技術の現状と障害
2023/10/12 13:36
- CAD間で3Dデータを転送する際の障害とは具体的に何が起きるのかを解説します。
- 現状の技術的な転送可能範囲と将来の展望について考えてみましょう。
- 民間ソフト会社や公的な協力による課題解決の可能性を検討します。
CAD間のデータ転送技術の現状
2000/06/28 00:32
CAD間で3Dデータを転送する際に、完全にはデータが転送されないと聞いておりますが、具体的にどのような障害が起きるのでしょうか。技術的には現状でどこまでが可能であると言えるのでしょうか。また、将来的に民間ソフト会社によりこれは克服されるのでしょうか、それとも公的な機関を中心に産学官で協力して解決すべき課題でしょうか。具体的な技術開発課題はどのようなものとなるのでしょうか。民間企業で現在取り組みがなされているのでしょうか。もし御存知の方がいらっしゃったらお教えくだされば幸いです。
回答 (5件中 1~5件目)
こんにちは。lee-sieさんの回答に付け加えですが、WINとMAC間で単純なトラブルがよく起こります。
WIN、MAC、UNIXはそれぞれファイル文末処理が異なります。
具体的には、データの行末にLF(ラインフィード)、CR(キャリッジリターン)が付く付かないの差があり、これだけのことで、DXFが読めなくなるという状態になります。
UNIX LF のみ
MAC CR のみ
WIN LF CR 両 (昔のタイプライターのなごり)
他の方の質問でMACイラストレーターのデータが読めないという
質問がありましたがこれも、これが原因と思われます。
この場合の対処はMACがわでIBM形式にしてもらうか、WIN側で
手っ取り早くやるには、WORDでテキストとして読み込み、改行付
で再保存するだけで解決します。
よく聞くトラブルなので参考まで。
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はじめまして
転職して、只今 勉強中ですが参考になるものがありましたので、お知らせ致します。
月刊 CAD & CG 11月号です。
(特集をやっていました、知っているかもしれませんが・・・)
ソフトのこともそうですが、私が使用していたとき
ハードウェアによってもデータの持ち方が違うことが
ありました。細かいことは分からないのですが
上位ビットと下位ビットが逆であるということが
ありました。
ハードウェアもできれば統一したほうがよいです。
(シリコングラフィックとサンマイクロ)
CAD間でデータをやり取りする際に問題になるのがトレランス(CADの持つ寸法許容値)です.具体的には,トレランスの甘いCAD上でソリッドだったものがトレランスの厳しいCADでソリッドでなくなってしまう現象です.
また,ryouさんのおっしゃる通りIGESでのやり取りが一般的ですが,このIGESでのやり取りを助けてくれるツールがあります.これは,IGESファイルを受け取り,ソリッドになるようにデータを修正及び変換するというものです.
こういったツールを利用することにより,データのやり取りがスムーズになると思います.
はじめまして.
3Dデータを他ソフト間で共有する場合は,IGES形式が一般的だと思います.しかし,IGESはあいまいな規格であるため,それぞれのソフトにおいて許容公差が異なります.そのため,ポイントがずれていたりします.CAD上で形状を確認する程度でしたら問題ないですが,CAEやCAMへ渡す場合は致命的です.お勧めの形式はSTLファイルです.しかし,STL形式で書き出すソフトは多々ありますが,読み込めるソフトは少ないです.この問題が克服されても,ソフト間でモデリングした履歴情報の持ち方が異なるため,形状修正はほとんどできないといっても過言ではありません.できることと言えば,断面形状を抜き出すことぐらいです.
3DCADを導入される場合は社内統一や関係会社間でも統一することをお勧めします.