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荒加工用チップの選び方と黒皮処理のアイディア
2023/10/12 18:34
- 荒加工用チップの選び方と黒皮処理のアイディアについて紹介します。加工に適したチップを使用することで量産効率が向上します。
- 黒皮を加工する際には、適切なツールと工程の組み合わせが重要です。チップの欠けを防ぐためには、専用のツールを使用することがおすすめです。
- 加工材料にはHMP38、SKH51などが使用されています。T社のW形TM・TSブレーカーとT715、T725のコーティングも参考になります。
荒加工を教えて下さい。
2001/03/27 22:23
こんにちは、現在ＨＰＭ38とＳＫＨ51の材料を加工しているのですが、荒加工用のチップが構成刃先と熱磨耗でもたず量産がうまくいきません。何かいいチップがあれば紹介してください。（コ－ティングも含めてお願いします。）
あと基本的な質問かもしれませんが、黒皮付の棒材を量産に使用した場合、黒皮を
加工する工程で現在は、同種の荒加工用チップを兼用して使用しています。黒皮専用にツ－ルを一本使用しているのですがすぐに刃先が欠けてしまいます。皆さんはどのようにして黒皮を処理しているのでしょうか。黒皮付の材料で量産する工程の組み方が悪いのかその辺も含めて何かいいアイディアがあればご教授下さい。鋼材は ＨＰＭ38とＰＳＬ（ＳＵＳ630と同等）とＳＫＨ51です。
使用チップは、Ｔ社の Ｗ形ＴＭ・ＴＳブレ－カ－でコ－ティングはＴ715及び
Ｔ725です。
よろしくお願いします。
回答 （2件中 1～2件目)
毎度。１回の切り込み量ですが、ここで何ｍｍと答えることは難しいです。黒皮の量により変わりますので。従って１回の切込み量は完全に黒皮が取りきれる量になります。また送り量も大きい方が良いでしょう。但し、切り込み量があまりに多い場合は遅くして下さい。切り込み量が３ｍｍ以上は高送りは避けた方が無難でしょう。機械の動力や馬力があれば別です。解り難いですが、黒皮は１回で取ると言う事です。では。。。
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毎度。このワーク材料であれば基本的にはＭ種超硬合金が向いています。マテリアルでは、超硬合金 ＵＴｉ２０Ｔ コーティング ＵＳ７３５・ＵＳ７０２０。加工に際しては、今のままで良いと思います。加工サイクル的に余裕があれば分けた方が更に良いでしょう。このワーク材料の黒皮を切削する時は基本的にはチップの切れ刃があまり強化されていないものが良いでしょう。形状的には刃先はシャープですくい角の大きいものが良いでしょう。マテリアルではＭＳブレーカ・ＭＡブレーカ、材種はやはりＵＴｉ２０Ｔ・ＵＳ７３５・ＵＳ７０２０です。粗加工時は黒皮をい１回で取るようにして下さい。また切削速度は１００１２０ｍ／ｍｉｎ位でお願いします。では。。。
お礼
0002/11/30 00:00
お忙しいところ解答ありがとうございます。いままで加工をする方向性として、切刃の強いものを選択しよう（刃先のホ－ニングも含めて）としていましたがその辺も誤りだったのですね。早速参考にさせていただきます。ありがとうございました。あと、黒皮加工時の切り込み量はノ－ズR0.8・R1.2を使用したとしてどの位が妥当でしょうか。送りも大きい方がよいのでしょうか。できればご教授お願いします。