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ネジ山の引っ掛かり率について
2023/10/12 22:31
- ネジ山の引っ掛かり率を判断する方法について
- 下穴径と引っ掛かり率の関係について理解できない
- 引っ掛かり率100%の下穴径で設計する際の問題点について
ネジ山の引っ掛かり率について。
2002/09/04 09:36
お世話になっております。
現在板金筐体にあけるM3メネジに対してシビアな設計を行おうとしております。
メネジの強度を確保する為、下穴径までを管理して行こうと思っておりますが、引っ掛かり率をどのように判断していいのか苦慮しています。
因みに板金メーカ殿より、溝無しタップのM3の場合の標準下穴径はφ2.76であると教えて頂きましたが、引っ掛かり率100%の下穴径はφ2.72だそうです。
φ2.76は引っ掛かり率80%強のようで、下穴径が小さくなるのに引っ掛かり率が高くなることが理解できません。
単純に引っ掛かり率100%の下穴径で設計して問題はありますでしょうか?(極端に言って、ネジが硬くなり焼き付くのではと心配しています。)
因みに材料ですが、メネジ側がSUS430,オネジがニッケルメッキのコネジです。
実験により確認するつもりですが、まず識者のご意見を伺いたく、回答をお願い致します。
その他の回答 (8件中 6~8件目)
おはようございます。
引っ掛かり率を100%にされる目的がわからないので一概には言い切れませんが、stradaさんのおっしゃるようにダボ出し(バーリング?)も一つの手だと思います。
取り付け部品の脱落防止が目的であればロックタイトなども使えます。
またダブルナットも有効かと思います。
また下穴管理についても、穴あけ用のパンチの管理やタップの管理など板金業者さんが結構いやがると思うのですが。
(工具の摩耗まで管理する必要があると言うことです)
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板金設計者さんこんにちは
M3×0.5の下穴引っかかり率100%はφ2.46です。しかしこれではネジが堅くて作業が大変なのでJISハンドブックの推奨下穴引っかかり率80%のφ2.6を使っています。板金のご専門家のようですので余計なことかと思いますがダボ出しして有効山数を稼いで下さい。
お礼
2002/09/04 11:44
stradaさん回答有り難う御座います。
φ2.46の下穴径は溝有りタップ用ですか?
協力板金メーカさんには、強度を稼ぐ為に溝無しタップを使用してもらっていまして前記の穴径を教えて頂いてます。
さらに教えてください。
・硬くて作業が大変なのは穴あけ作業ですか?それとも組立作業でしょうか?
・引っ掛かり率を高くした場合、タップの寿命は短くなってしまうでしょうか?
・ダボ出しして有効山数を稼ぐテクニックを知りません。具体的に教えて頂けると大変助かります。
穴の周りにダボを打つ?のでしょうか。
お忙しいところ大変申し訳有りませんが回答をお願い致します。
補足
2002/09/04 11:59
JISのハンドブックを再度確認したところ、M3のφ2.46が100%と記述されていました。これってタップの種類は関係ないのでしょうか???
お礼
2002/09/04 13:06
Lonさん回答有り難う御座います。
引っ掛かり率についてですが、100%の場合、メネジ強度が上がるのではないかとの推測から質問させて頂きました。
確かに協力板金メーカー殿には負担になると思います。
管理するというよりはコストダウンに協力して頂くという意味合いです。
タップの工程削減によるコストダウンと管理費工具費アップとのバーターでどちらが安くなるのかを模索しています。