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ロー付けの超硬、ハイスで光沢面がでない
2003/12/28 09:48
汎用旋盤の初心者です。低速回転(300600)でロー付けの超硬、ハイスではスローアゥエイで高速回転で切削するようなピカッと光る光沢面になりません。研ぎ方が悪いのでしょうか。不可能なのでしょうか。教えを請います。
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは
被削材が軟鋼でしたら、刃物材質P10(JIS規格)程度、周速100m以上で光らせる事が可能かと思います。
バイトですが、研削したらハンドラッパで軽くホーニングした方がいいですね。ホーニング形状は0.10.2C位が適当だと思います。
※チッピング防止もありますが、この場合の目的は、鋭利な刃先を鈍化させ、加工面表面をほんのわずかだけぶす作用を起こさせる事にもあります。
加工条件
外径切削の場合、加工径にもよりますが、切り込みは0.20.3位(重要)にし、刃先にかかる背分力(寸法に影響を与える抵抗)が安定するように設定したのち、適度な送り(1回転0.10.2?)かけます。
基本的には乾式で加工しますが、切削速度が上がらず(回転が上がらない等)光沢が得られない場合は、潤滑目的で切削液(油)を薄く刷毛付けすると光沢が出る場合があります。
刃物材質・加工条件等変えながら実験するのもいいかと思いますが、軟化温度が低いハイスは光らせる事はたぶんできないと思います。
記憶に頼った部分もありましたが、いろいろやってみてください。
それでは
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その他の回答 (8件中 1~5件目)
面粗度に関係なく切削面をキラットさせたいと言うことでしたらば#7のアドバイスの様に工具の材種をサーメットになされば解決します。
この時サーメットの蝋付けは難しくほとんどの工具メーカでは対応してくれません。
スロアウェイが使えないようですのでご自分で蝋付けをする事しかないと思います。
超硬やハイスでは切削条件や切削油を変えてもキラットした面を安定して得る事は殆ど不可能です。
お礼
2003/12/31 11:39
ありがとうございます。
追加
非常に特殊な加工方法ですが、ハイスで光沢面を出すには幅広のヘールバイトで極低速(24m/min)で10mm/revくらいの速い送りで送ります。切り込みは1/100mm単位です。削り節の様な切り粉が出ます。
クーラントは植物油(菜種油でOK)を灯油で割り使用します。
お礼
2003/12/29 19:45
具体的な回答ありがとうございます。やってみます。
中年の初心者さんこんにちは
まずなぜロー付けバイトのでしょうか?
スロアウエイバイトではダメなのですか?
成形して使うからですか?
使用回転域に制限があるからですか?
もう一つ光沢面がお望みのようですが、面粗度の要求はいくら?
もう少し情報をもらわないとご質問の内容だけでは回答しづらいですね。
超硬、ハイスでは構成刃先が出来て光沢面は出にくいので出にくいサーメットをお勧めします。
スロアウエイが手に入れやすいですがロー付けでなければならないのなら、
サーメットのロー付けバイトは販売(住友等)されていますのでお試しになっては。
お礼
2003/12/29 19:42
ありがとうございます。試してみます。
基本的にある一定以下の速度では、切削温度が上がらず、構成刃先ができ、光沢のある切削面は得られません。周速を上げることが必要です。
ハイス工具では、耐熱性が低いのでそこまで上げるのは困難と思います。
お礼
2003/12/29 19:32
ありがとうございます。
ワークの形状、材質等がわかりませんが
ハイスでは回転が足りず、希望どうりの
面にはなりません。また超硬では刃先のRしだいです、0.4R以上ではやはり光沢面は無理でしょう特に100φ以下の端面切削では。
超硬で端面10φ位の回転は3000以上になります、NCは端面切削の時ワーク中心に向かっていくと回転が上がっていくのできれいな光沢が
ある面ができるのですが、汎用旋盤は常に一定の回転なので小さいワークの光沢を出すのは難しいですね。
結論として、ハイスでは無理、超硬ではRしだいですが、回転数が問題。
お礼
2003/12/29 19:29
ありがとうございます。超硬でやってみます。
お礼
2003/12/29 19:35
ありがとうございます。大変参考になります。年明けからやってみます。