このQ&Aは役に立ちましたか?
120度の温度で圧力が1.0kg/cm2の雰囲気中でステンレス鋼が錆びる理由
2023/10/13 07:20
- ステンレス鋼を120度の温度で圧力が1.0kg/cm2の雰囲気中で滅菌作業を行った後、ステンレス鋼が錆びる理由が分かりません。
- ステンレス鋼はこの温度で酸素と反応をして、表面が酸化されてしまうことがあります。
- ステンレス鋼の性質によって、120度の温度での酸化が起こる可能性があります。
ステンレス鋼の性質
2003/08/29 11:14
この間、ステンレス鋼を120度の温度で圧力が1.0kg/cm2の雰囲気中で滅菌作業を行いました。その作業が終わった後、ステンレス鋼を確認すると、錆びているようにみえました。なぜ、この様なことが起こりうるんでしょうか?
ステンレス鋼はこの温度で酸素と反応をして、表面が酸化されてしまうことが不思議でした。
どうかよろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
はじめましてDACHIOともうします。私もSE2547さんと同様ですが、このような事象を聞いたことがあります。化学研磨などの処理をしたあとに、不動態皮膜がとれてしまい、さびることがあります。このような処理をしていませんか?もししているようであれば
酸で不動態化処理をすることをオススメします。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
回答でなく、予測ですが・・
オーステナイト系のステンレスですと、ご存知の通り表面にクロムの酸化皮膜が形成されています。その中で、滅菌作業とはどのような処理なのでしょうか?液体などによっては、皮膜を破壊してしまって表面が腐食する場合などあります。温度として120度程度であれば、通常の水などでは腐食することはないと思います。オーステナイト系304など。あとは、その部品を製作するときに、加工などの段階で腐食してしまった可能性もありますので、確認してみてはいかがでしょうか?
補足
2003/09/01 16:58
ありがとうございました。滅菌作業とは、熱(120度)処理を施すだけです。加工段階でもう一度確認してみます。
お礼
2003/09/03 14:18
大変、参考になりました。ありがとうございます。なにぶんにも、外注にまかせて細かい点まで指示していなかったことが招きました。今後は反省して気をつけたいです。