このQ&Aは役に立ちましたか?
2003/06/13 23:47
よろしくお願いします。
乾燥に使っている電気炉のニクロム線が切れたのでしばらく使えるように繋いで直したいのですがどのようにして繋いだらよいかわかりません。今はペンチでお互いを絡ませてつぶすようにして繋いでいますが直ぐ切れてしまいます。
ニクロム線の断線原因
φ20位の坩堝を載せる台に鉄板を使用したため、この鉄板がニクロム線と接触、お互いに拡散、溶解温度の低い合金を造ったもよう。その為に新たに出来た合金が溶解、接触部と溶けた合金が垂れて下側のニクロム線も断線した。
※鉄板の端が幅10ミリ位溶けていました。
電気炉の仕様
内寸法:直径600×高さ600位
使用温度:800度で2時間保持、ほぼ毎日使用
切断箇所:3箇所
ニクロム線の巻きなおしをしたばかりなので、再度の巻きなおしは費用がかさみます。出来たら電気の配線に使うような端子を取り付けただけでつなげられるようなものはないでしょうか。
普通の配線を繋げるものを買ったのですが、考えたらアルミですのでそのまま溶けてしまいます。
#2の pooh さんの方式で良く繋いでました。
ただし、100V,1200Wの電気コンロですが・・・
電源を入れてラジペンで片側のニクロム線をもう一方のニクロム線に接触させるだけで
パチッと火花と音が出てニクロム線が繋がって赤くなります。
これは自己責任での範囲での話ですが
2003/06/21 14:56
やってみました。
poohさんがいわれるように電源を入れたままプラスチック(樹脂?)のパレットの上にゴムを敷いてラジオペンチでニクロム線をつかんで接触させたら白っぽい火花とともにつきました。どの程度くっ付いているかの確認で軽く曲げようとしたら、取れてしまいました。3度ほどやったのですが十分な溶着でなかったため今度は電気溶接機でやはり同じようにショートさせました。50Aではすぐ取れてしまったので80・120とあげていきました。同じように着くのですが簡単に取れてしまうので、150Aでやったら、今までよりもニクロム線が赤から黄色に変化したにもかかわらずそれほどの溶着ではありませんでした。次にニクロム線を曲げてつないだ所をニクロム線を溶接棒代わりにして溶接しようとしたのですが、導通側のニクロム線にすこし玉ができても相手が溶けず導通側だけ赤くなるのでもっと温度を上げれるガス溶接しかないかなと考えて結局断念しました。
それですみません plus さんに質問ですが、
>ニクロム線をつかんで接触させたら白っぽい火花とともにつきました。
の後に確認作業しているのですが、もしかしたらこのチェックをしなかった方がよかったのでしょうか。
帰宅途中で気がつきました
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
natuoさん。すみません
早とちりでした。 勘違いしてました。恥ずかしいぃ
もう一度読み直すと上手く行かなかったんですね。ごめんなさい。
苦肉の策で、別な案を1つ ボルトでつないでもだめですかね。<信用できないね!
2003/06/22 09:24
おはようございます。
plus さん 皆さん 色々な情報ありがとうございました。
>苦肉の策で、別な案を1つ ボルトでつないでもだめですかね。
温度的にはステンレスでもいいらしいのですが、今回のような拡散の問題になるとニクロム線の成分の一種(成分名忘れました)が悪さをするようです。
今回ここにアップしたおかげで接合のヒントがみつかり、後一歩までいきましたので自分ではできませんがガスで溶接してみようと思います。
ほんとうにありがとうございました。
plusです。回答の前に
natuoさんの努力と結果、それに事後報告に パチパチパチ(拍手)
私の場合、先にも書きましたが100V,1200Wの電気コンロです(コイルを渦巻き状にしたもの)
ですから多少条件が違うと思います。
仰るようにどの程度付いているのか確認はしていません
また、形状的にも接続部分にテンションは全く掛かりませんので
僅かでも電気的に接続されていれば使用できたのかも知れませんね。
しかし、こんないい加減な話を元にニクロム線の接続技術を確立したなんてすごい!
商売の範囲が広がりましたね。(^_-)
子供の頃読んだ本に、電気コンロの切れたニクロム線のつなぎ方として、「割れた電球のガラス片を、上に載せてつなぐ」というのがありました。
「電気回路に、絶縁体のガラスを載せて、どうして修理になるんだろう」と、そのときから今までずっと理解できなかったのですが、みなさんの話を読んで、なんだかわかったような気がするので、発言します。
ニクロムどうしを接触溶接させてつないでも、通常、接続面の断面積は他の部分の半分もないでしょうから、その部分の抵抗が大きく、発熱も多くなり、温度が上昇してまたすぐに切れてしまうと思われます。
接続部にガラスを載せて溶かして固めれば、熱はガラスによって放散し、また機械的な強度もあがり、断線しにくくなる効果がありそうです。
問題は、ニクロム線の発熱温度でガラスが融けるのか? ということですが、理科年表で調べたら、ソーダーガラスの軟化点は550℃と書いてあるので、意外と簡単に融けそうです。
ただし、この方法が本当に使えるかどうかはわかりません。試したわけでもなく、ずっと昔に読んだ本の記憶に拠っているので、もしかしたら大きな勘違いかもしれません。
2003/06/16 23:34
こんばんは
>発熱も多くなり、温度が上昇してまたすぐに切れてしまうと思われます。
たしかにペンチでつぶしたところは他の所より白っぽい黄色(周りは黄色)になって温度が高いのがわかります(おそらく1000度C位)。
>接続部にガラスを載せて溶かして固めれば、熱はガラスによって放散し、また機械的な強度もあがり、断線しにくくなる効果がありそうです。
参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
圧着端子に近いサイズのパイプ(鉄、SUS等)を短く切って電線と同じように圧着してみてはいかがでしょう。
耐熱温度等の問題はなくなると思います。
接触面積を増やして、接続部分の放熱を考えれば普通の圧着端子でも平気かもしれませんが・・・
捻って繋げって中心部分で圧着するとかすれば、圧着部の発熱を抑えられると思います。
以上ご参考まで。
2003/06/16 23:01
こんばんは
>圧着端子に近いサイズのパイプ(鉄、SUS等)を短く切って電線と同じように圧着してみてはいかがでしょう。
私も最初そうしようかなと思ってのですが切れた原因と同じになりそうなのでやめました。
(拡散して溶解温度の低い合金を造ってしまいそうですので・・・)
ありがとうございました。
昔の人から聞いたことがあるのですが、切れたニクロム線の繋ぎ方です。
切れた状態で電源を入れたまま、切れた部分をくっつけるというものです。アーク溶接と同じ原理なのかわかりませんが溶着するという話です。ゴム手袋にゴム長靴で絶縁ペンチを使ってやるそうです。
聞いた時はなるほどと思ったのですが、自分で実行する勇気はなかなかありません。
真偽のほどはニクロム線メーカーで確認できると思います。
2003/06/14 21:56
こんばんは
>切れた状態で電源を入れたまま、切れた部分をくっつけるというものです。アーク溶接と同じ原理なのかわかりませんが溶着するという話です。
たしかにペンチで折り曲げた所が溶着しかけていた所が1箇所あったので、このまま使えないかな思っていたら残念ながら切れてしまいました。
なんか理屈がわかるような気がしますが、怖いですね。
アーク溶接機があるのでニクロム線の切れ端で試してみる価値があるような感じがします。
あいま見てやってみます。
ありがとうございました。
関連するQ&A
ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。
お礼
2003/06/16 23:16
こんばんは
>パチッと火花と音が出てニクロム線が繋がって赤くなります。
電源いれた直後におっしゃるような火花が出た時もありました。
その時は切れても繋がるとは思っていませんでした。
とりあえず合い間見て電気溶接機でショートさせつくかどうか実験してみたいと思います。