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スラッグ巻き込みとは?
2023/10/13 14:34
- スラッグ巻き込みとは、非破壊検査の用語であり、溶接において重要な現象です。
- 溶接時に発生する溶けた金属の塊(スラッグ)が周囲の金属に巻き込まれることを指します。
- スラッグ巻き込みは、溶接部の強度低下やクラックの原因になることがあります。
スラッグ巻き込みとは?
2004/11/30 21:06
非破壊検査の勉強をしていたところ、教科書中にスラッグ巻き込みという言葉が出てきました。
溶接に関する用語のようですが、今ひとつ意味がわからないのでどなたか超初心者のために簡単に教えてください。よろしくおねがいします。
質問者が選んだベストアンサー
#1の方のご意見どおりですが、溶接技術者でなく、NDI技術者の方ということなので、スラグ巻き込み(slug inclusion)について補足しておきます。
金属が凝固する際、不純物として酸化物を凝固排出します。この作用により溶接金属中の不純物が少なくなり、良質な溶接金属を得ることが出来ます。
この酸化物は通常は、金属表面に浮上するのですが、酸化物量が多いあるいは凝固の方向が一定でない場合に、溶接金属中に酸化物が閉じ込められて凝固します。これが、スラグ巻き込みです。
スラグの成分としては、SiやAl系の酸化物が多いのですが、鉄含め様々なものが含まれています。
また、その形状は、凝固途上でできますので、一般的に球形、長楕円形に近い場合が多いようです。
スラグと溶接金属との接合強度(界面強度)は非常に小さいため、溶接部の強度は、ちょうどスラグのある部分に同じ形状の空洞が空いているのと同等です。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
◆溶接時の酸化物等の巻込みのことでは
ないでしょうか。
お礼
2004/12/01 17:40
ありがとうございます。
そのようです。呼び方の違いで検索にかかりませんでした。
一般的にはスラグと言います。
アーク溶接を行う際に酸化を防ぐ目的で芯線の周りにフラックスというものが塗布されています、アークを発生させたらフラックスはイナートガスとなり芯線と一緒に溶けフラックスは普通ビードの表面を覆うように固まる(スラグ)のですがそのフラックスが溶融池が冷えて固まる際、表面に出る前に溶融池と一緒に固まってしまうという欠陥です。
溶接強度がいちじるしく低下します。
お礼
2004/12/01 17:38
ありがとうございます。
名前が違っていたとは気付きませんでした。どおりで検索に引っ掛からなかったはずです。
また、解説ありがとうございました。
お礼
2004/12/01 17:45
ありがとうございます。
大変よく分かりました。